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ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

素人キャンパーは北海道を目指す

2009-09-02 03:43:28 | Weblog
とにかく旅というものにはお金がかかる。もちろん、ただ生きていくにもお金はかかるのだが。

今回の旅の計画の初め、考えたのは、お金のかからない少々長い旅。さて、どこへ行こう。物価の安い国での長期滞在、これは魅力だ。東南アジアの国々を思い浮かべた。インドもいいなと想った。再びタイもいいなと想った。がしかし、いかんせん航空券というのは意外に高くつく。中途半端な仕事のせいと、追い立てられる家賃のせいと、様々溜め込んだ支払いのせいで、今回の旅に当てられる資金は雀の涙なのである。海外は早々にあきらめた。

時として、国内旅行というのは海外旅行よりも高くなるということが良くある。飛行気や新幹線なんて使ったらもう一巻の終わり。安く済ますには高速バスを使うってのが手だが、これもまた多地域を回るには少々不便。不便=高くつく・・・当然の摂理。そして肝心なのは宿泊料。日本の宿泊料は世界に類がないほどに高い。ユースホステルでも4000円近く取る。安宿ってものが無い。あることはあるが、労働者向きだったりして、旅人向きではない。その点沖縄は良かった。1000円で泊まれる宿が無数に存在する。しかしである。今は一泊1000円を払える旅が出来る状況ではない。そんな余裕はないのだ。・・・さぁどうしよう。

夜な夜な仕事をしながら、僕は考えた。交通手段はバイクしかないだろう。ETC割引を使えば1000円でどこまでも行ける。ガソリン代も車の三分の一で済む。これ決定。安い宿泊施設目白押しの場所を選べばいい。世の中にはライダーズハウスってのがあるじゃないか。ライダーズハウスってのは、バイク乗りのために用意された0円~1500円ほどの安宿。そのライダーズハウスが目白押しの場所ってのが・・・今回の目的地「でっかいどう、北海道」なのである。青森まで680キロ。高速代とガソリン代合わせて4000円弱で行けてしまう。青春18切符に勝るとも劣らないコストパフォーマンスだ。ただ、肉体的精神的疲労は相当なものになるだろうが・・・。

0~1500円のライダーズハウス。それならば、出来れば0円の宿がいい。しかし世の中そんなに甘くはない。そうそう0円の宿があるわけじゃない。たまたま飛び込んだライダーズハウスで、「お一人様1500円です」なんて言われて、しょんぼりするのも寂しいじゃないか。またまた夜な夜な仕事をしながら考えた。「そうだ、キャンプしよう」。北海道には無料のキャンプ場が点在している。無料じゃなくても、数百円でテントを張らせてくれるキャンプ場が多数あるってわけ。これに決定。


こうして進む僕の北海道一周キャンプ計画。問題が無い訳じゃない。バイクの積載量の少なさって言ったら、もう驚くほどで、車での旅行のように、トランクや後部座席にとりあえずあれもこれもと放り込んでいくわけにはいかないのだ。テントだけでも大荷物。寝袋にマット、炊事道具に着替えに、あれやこれや。やっぱり椅子に座ってコーヒーを飲みたいでしょ?だからキャンプ用のディレクターズチェア。しかも雨に降られる確率は100%。防水の工夫もしなければならない。高速を使うとなると、その立体的に積まれた荷物が時速100キロの風圧に負けないような、積載の工夫も。。。あっ、さらに例のミニギター。

さらにもう一つ重大な問題が発生している。あれやこれやと準備にお金をかけすぎてしまったという事実。所持金が限りなくゼロに近い。もう笑うしかない。
ここまで来て、「あはは、やっぱりやめます」なんて言えないからね。とりあえず、行くしかない。行くっきゃない。旅先への不安よりも、今ここにある不安。・・・まぁ・・・なんとかなるでしょう。今までもなんとか生きてきたんだから。


僕とバイクと風と空と海と星と緑と湖とコーヒーとギター・・・このうえなく完璧な選択。
僕がどんな旅をし、どんな旅を終えて帰ってくるのか、はたまた帰って来ないのか・・・楽しみでしょ?


ただ今は・・・
雲一つ無い夜空、芝生の上に銀のマットを敷いて寝転ぶ。手を伸ばせばつかめそうな星がヒュルリヒュルリと流れては消えて行く。・・・そんな毎日を、僕は想い描いているんだよ。

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