燃えるように赤く染まる夕焼けを見た
唄のように赤く染まった夕焼けだった
今日を最期に燃え尽きてしまうくらいの夕焼けだった
僕は電車に揺られながら本を読んでいて
物語は佳境に入り・・・少し涙目
残りページも少なくなり、名残惜しさで顔を上げる
窓の外に赤い空
僕は今日一日・・・生きるのは辛いことだと想いながら過ごした
終わりへの旅をほんの少し憂いて・・・
こんな日に伝説となった人たちは死んじゃったのかもしれないなと想った
今日僕が本棚の中から選んだ、結末を知らない物語と
自然と時間と巡り逢わせの偶然が重なった深紅の空
僕の中の神様が僕を指差してケラケラと笑った気がした
森絵都(もり・えと)著
「カラフル」
暇があったら読んでみてください。
唄のように赤く染まった夕焼けだった
今日を最期に燃え尽きてしまうくらいの夕焼けだった
僕は電車に揺られながら本を読んでいて
物語は佳境に入り・・・少し涙目
残りページも少なくなり、名残惜しさで顔を上げる
窓の外に赤い空
僕は今日一日・・・生きるのは辛いことだと想いながら過ごした
終わりへの旅をほんの少し憂いて・・・
こんな日に伝説となった人たちは死んじゃったのかもしれないなと想った
今日僕が本棚の中から選んだ、結末を知らない物語と
自然と時間と巡り逢わせの偶然が重なった深紅の空
僕の中の神様が僕を指差してケラケラと笑った気がした
森絵都(もり・えと)著
「カラフル」
暇があったら読んでみてください。