
空は真っ青に晴れているのに、さっきから雨が降ってる。
再び温根湯の朝です。
やばかった。実にやばかった。
ゆうべは寒かった。寒くて眠れないくらい寒かった。
こんなに最強装備でもダメなのか?と自問するくらい寒かった。
北見の気温が3度。おじちゃん曰く、ここは北見より2度3度低いとのこと。つまり、1度か0度だったということになる。
ちょっと、生命の危険を感じたよ。
マイナス3度の石巻でキャンプをしたことがあるのに、なぜ0度くらいで参るのか?と疑問に思わなくもないのだが・・・寒さの質が違う気がする。
まるで冷気が意思を持つかのような、凶暴な寒さだった。
キタサンは冬用の寝袋ではないはずだ。防寒対策も大してしていない。凶暴な寒さに悶えながら・・・
キタサン・・・死んだな。非常に残念だ。キタサン、凍死だ。非常に残念だよ。
と思っていた。
朝早く起きてしまい、外でタバコを吸っていると、キタサンのテントがモゾモゾと動いた。
あっ、生きてた。
寒かったねぇ?と聞くと
「寒くて4時に目が覚めたら、寝袋のチャックが開いてんねん」
驚きである。寝袋のチャックを開けたまま4時まで眠ってたということだ。もう、ポテンシャルの違いを感じずにはいられない。
おれなんて、都会から来たもやしっ子だ。質が違うんだよ、質が。
おれは、もう耐えられないかもしれないよ、と言うと。
「まだ全然大丈夫っしょ?」と心強いお言葉。
弱気の虫も一気に吹っ飛ぶ。
よし、もうちょっと頑張ってみよう。
いけるかな?・・・うん、いける気がする。