ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

畑のルビーモレノ。

2018-11-29 19:50:55 | Weblog


ストウブの鍋がある。
ホーローの鍋。
これ、欲しかった。
ル・クルーゼより断然カッコいい。
バーミキュラも捨て難いが、ストウブの方がしっくりくる。

「これいらないからあげる」

と、貰った。

そんなラッキーがこの世界にあるなんて、その時まで僕は知らなかったよ、


ストウブの鍋を薪ストーブの上に載っけて、小豆を炊いている。
この「炊いている」という言葉の響きが好きだ。
煮ているでも茹でているでもなく作っているでもなく、炊いている。これ、いい。
だって、「ぽい」。ぽくない?

やってるっぽい。のぽいね。やるやつっぽい。のぽいね。

そう、秋に小豆をしこたま収穫した。しこたま植えたから、しこたま収穫した。初めての小豆栽培。まぁまぁうまくいった。ような気がする。

しかし、である。

収穫した小豆の処理が大変過ぎる。過酷過ぎる。

プロのやり方ってのがあるのだろうが、こちらは素人なので、パリパリになった鞘から小粒の小豆を取り出す。この作業が腰に悪い。相当悪い。
そして、何より、無農薬有機栽培なわけなので、虫食いがすごい。パリパリ剥いていると、小豆の見をパクパクと食べている最中の虫が出てくる場合もある。

なんだろう?この大変さは。100グラムの小豆を取り出すのに、相当な時間を要する。そして、僕の手元には、たぶん、5キロ分くらいの小豆の鞘があるわけで・・・。ははは。アンコ食べ放題!と笑ってばかりもいられないのである。

お店で売っている綺麗なルビー色の小豆ってのは・・・すごーく農薬を使ったりしているのだろうか?と怖くなったりする。だっ・・・うちの小豆は虫食いがいっぱい。虫がいっぱい。

鞘から取り出した小豆。そこから選別が始まる。炊く前に、鬼の選別が始まる。これがまた途方もない作業だったりして。小さかったり黒かったり虫食いだったりシワシワだったり。そういう豆を極力取り除く。取り除いた方がいいんでしょ?たぶん。知らないけど。

苦労を厭わなければ、アンコ食べ放題。

小豆、来年も作るかって?

うーん・・・悩むな。

腰と相談してから決めることにする。


12/8は下北沢lownでライブだよ。