ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

生きるのがー辛いとかー苦しいだとかー言う前にー

2017-11-10 23:58:08 | Weblog


北海道を旅しているとして。
道東の真ん中あたりに足寄という小さな町がある。
特に何があるっていうわけでもないのだけれど、そこら辺を通る時は必ず足寄銀河ホールという道の駅に寄ることにしている。
なぜか?

千春にーさんがいるからである。

正確には、千春にーさんはいない。
足寄町は千春にーさんの出身地である。
足寄銀河ホールの入り口前には千春にーさんの石碑があって、ボタンを押すと、かなりの音量で歌ってくれる。・・・大空と大地の中で・・・。

「はてーしーないー おおーぞらーとー♩」

足寄に行った際にはぜひ。


これは今日のこと。
畑で玉ねぎの苗を植えていたら、電話がなった。
手袋を外して、ポケットから携帯を取り出して画面を見ると、従 従姉妹の名前が。
従姉妹から電話が来ることなどそうはないので、何事かと思って電話に出る。

11月14日は空いてる?と従姉妹は聞いてきた。

僕の予定なんぞはほとんど空いてる。ライブの日の12/16以外は空いていたりする。

空いてるとは言わずに、何事かと聞いてみる。

「松山千春のコンサートがあるんだけどね。場所は国際フォーラム」

つまり、せっかく取った千春にーさんのコンサートに行けなくなってしまったらしいのだ。つまり、もったいないから代わりに行ってくれないかということだな。きっと、チケット代は要らないからと言うんだな。

僕は考えた。スーパーコンピュータばりの速さで考えを巡らした。

千春にーさんのコンサートを見るために、電車に乗って国際フォーラムへと向かっている自分の姿を思い浮かべたのである。

ねぇ!おれ、全然心が踊ってないじゃん!
どちらかというと憂鬱な面持ちの僕なのである。

そんなわけで、千春にーさんのコンサート、丁重にお断りさせて頂きました。

千春にーさんが嫌いってわけじゃないんだ。
そうじゃないんだ。

僕は、千春にーさんの唄は、北海道の大地の真ん中、足寄町で聴きたいんだ!

ってことなんだよ。

ちゃんと断った、僕の勇気と決断に、今日は乾杯だ。

写真は、足寄銀河ホールの千春にーさんと、コデラーマン。