ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

集合!デモにいこうぜ!

2011-06-03 22:12:38 | Weblog
震災から三ヶ月の、六月十一日、世界中で反原発のデモが行われるんだよ。
毎週末、日本の様々な場所で反原発のデモが行われているのに、メディアがそれを放送することはない。決して。

日米安保闘争が行われた70年代以来。その敗北によって、アメリカによる日本の実質統治が強化されて以来・・・デモは「危険思想」「過激」などというイメージが、国民に刷り込まれた。だからなのかは知らないが、日本では大規模なデモが起きない。決して。

税金がいくら上げられようが、年金が食い潰されようが、どこかの国の戦争に日本が加担しようが、沖縄の人々が危険にさらされようが、国民が政治家や官僚にバカにされ続けようが、新聞やテレビが嘘をつき続けようが・・・デモは起きない。

どうせどうにもできないこと・・・と、あきらめてしまっているのか。
誰かのせいにして、自分たちは無力だと思い込んでしまっているのか。

最近のデモは、お祭りデモと呼ばれている。老いも若きも、志を同じとする人々が集まって街をねり歩く。過激な思想とは一線を画す。

先の原発事故は、未だ収束の気配さえもみせてはいない。それなのに、首相も次期首相も野党も、原発推進もしくは原発維持を宣言している。

放射能は未だ僕らの上空を飛び交っている。未だ何一つ収束などしていない。その怖ささえも知らされぬまま、僕らは普通の生活を続けさせられているのだよ。
せめて、未来の子供たちの命くらいは守らなければいけない。せめて、未来を生きる人たちから「あの時止めてくれてありがとう」と言われるような世界をつくらなければ。せめてせめてせめて・・・。自分たちの未来くらいは、自分たちで守らなければ。

そんなわけで、志を同じとする同士諸君。6/11のデモに参加しようぞ。オレは行くぞ。みんなもおいで。
現実は今ここにある。目を背けることも、逃げることも、無しにすることも出来はしない。でも、不安に思うことはない。何かをするということ。行動を起こすということ。そんな些細なことで、無力な自分からは解放されるはずだ。

イタリアでは、原発の是非を問う国民投票が行われる。発端は福島の原発事故だ。

泥沼のベトナム戦争はに対して、数百万人の反戦デモがアメリカ国内で行われた。ジョンレノンはラブアンドピースのメッセージを送り続けた。ボブディランは風に吹かれてを歌った。ウッドストックにはジミヘンのギターが鳴り響いた。
それらが世論となり、戦争は終わった。

福島の被災者へ宛てた報道危ないというメッセージを流した俳優山本太郎は、どこかからの圧力で仕事を失った。事務所も辞めた。こんなことがまかり通り、もの言えぬ空気が充満するのならば、この国は言論統制を行う中国や北朝鮮などの独裁国家と同じだ。

まぁ、とりあえずデモに行こうぞ。長き戦いは始まったばかりだ。自分の未来くらいは自分で選ぶんだぜ。

詳細は後日また。