ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

我が家に電気が点きました。

2009-09-25 22:28:05 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
バスの中に裸電球が一個。ゴハンを食べる時は、裸電球を外して、外のソケットに付け替える。終わったらまた付け替える。

今日、電球を買ってきた。しかも二つ。外のソケットは電球が二つ付けられるようになってるから、二つ。

くるくるくるっとソケットに電球をねじ込んで、スイッチをパチッ、あれ?パチッ、あれ?パチッ。点いた点いた点いた。二個点いた。60ワット二つで120ワット。ワットは別にどうでもいいけど、点いた点いた点いた。明るいなぁ、電気。

さぁ、ゴハン食べようっと。

哲学の木

2009-09-25 21:53:36 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
人生はおまえが想ってるほど簡単じゃない。だが、人生はおまえが憂いてるほど複雑でもない。

守るべきものがあるならば、それを守ればいい。何もないならば、ただ自由に生きればいい。

30年後の自分を心配しながら生きることはない。今その瞬間を幸せをつかみながら生きていけば、間違いなくおまえは30年後も幸せだ。

自分で決めたルールに縛られるな。おまえが自分が決めたルールを守ことなどに何の意味もない。
自分にルールを課すならば、自分の決めたルールに縛られないためのルールを作れ。
時代は日々動き、人は日々成長していく。
わかるか?過去の自分が決めたルールなど、ただの遺物だ。

風に逆らう強さよりも、風になびく柔らかさが必要だ。


オレはおまえより遥かに長く生きてきた。オレはおまえより遥かに長く生きていく。だから分かる。

すべては逆らえない時間の中で起きる出来事。望まない結果も多々起こり得るだろう。人生は簡単じゃない。

自分で決められることは、自分で決めるがいい。
自分で決められないことは、他人に任せるがいい。
人生は簡単だ。


忘れてはならないこと、一番重要なことは、今日もこうして陽が暮れていくということだ。…おまえが何を悩んでいようともな。

無農薬

2009-09-25 11:24:36 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
今朝のこと、朝起きると隣の畑に人影が。

元気よくあいさつをする。

すると、おばちゃんも元気にこたえてくれる。
素敵な朝だ。

すると、おばちゃんが『朝ゴハン食べたのかい?』と聞いてきたから、『まだです』と答えると、畑からでっかいチンゲンサイを二束引っ込抜いてくれた。

無農薬だそうだ。都会人は無農薬って言葉に弱い。わぁ、虫が食べてて美味しそう!と想ってしまうのである。スーパーでは、虫が食べてる葉っぱをよけてしまうのにね。


で、朝ゴハンはチンゲンサイの油炒めと、スイカおじさんにもらったトマトと、コオナゴと、カフェオレ。

なんだかなぁ、自然の中にいるなぁ、オレ。

チンゲンサイ、甘くて瑞々しくて、とっても美味しかったな。

スイカおじさん現る

2009-09-25 11:16:52 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
ゆうべ、ゴエモン風呂に薪をくべて、沸くのを待ちながらゴハンの準備。
晩ゴハンは七輪に薪の残り炭を入れての焼肉。豚バラと美深牛(スーパーの見切り品)。
午後十時、『遅くなっちまったぜ』とつぶやきながら準備をしていると、ヘッドライトの明かりとともに、一台の軽トラが、我が新居の駐車場に入ってきた。

車から出てきたのは、ちょっと変なおじさん。このおじさん、実は今朝も会ってる。早朝のキャンプ場に現れて、『今日はどこにいくんだ?』とか『どこから来たんだ?』とか聞いて、軽トラに乗って去っていった。


で、そのおじさん、我が家のソファ(屋外)に座り込み、また質問攻撃をしてくる。『今日はどこにいってきた?』とか、『明日はどこにいくんだ?』とか、『まだ寝ないのか?』とか、『そのバイク250CCだ?』とか色々。

で、『今ゴハンの準備してるんだぁ』とか、色々答えてたんだけど、おじさんは『まだ起きてるのか?』とか聞いてくるから、『だからぁ、今ゴハンの準備してるんだよぉ』とか面白会話を交わしていたんだけど。おじさんが突然、『スイカ食うか?』と聞いてきて、オレが『食う!』と答えると、軽トラの荷台からアタマよりも大きいスイカをくれたのだ。思わず、『でけぇ!こんなの見たことないよぉ!』と叫んでしまった。

まだ終わりじゃない。
するとおじさんは『ほれ、切ってみろ』と言う。オレが『いや、ゴハンのあとで食うよ』と言っても聞いてくれない。切れ切れと急かす。仕方がないので半分に切る。赤いスイカ、デザートにもってこいだ。
すると、『もう半分に切ってみろ』と言う。仕方がないので切る。ちょっと嫌な予感。
するとおじさんが言う。『よし、ほれ、かぶりつけ!』。ほらね。そうくるよね。
『あとで食うよ』は通用しない。かぶりつくまで『かぶりつけ!』と言い続ける。

うん、ゴハン前のスイカ、甘くて美味しかったよ。

まだ終わりじゃない。

満足したおじさんは軽トラに乗り込み走りだす。がしかし、また戻ってくる。なんだ?と想ってると、おじさんが車から降りてきて、『トマト食うか?』

このトマト、酸味と甘味のハーモニー、めちゃくちゃ美味しかった。

おじさん、それで帰ったと想ったら、しばらくたってからまた来た。『歯が痛い』とつぶやいて帰っていった。

きっとまた今夜も来るんだろうな。


オレが思うに、あのおじさんのスイカ泥棒率、93パーセント。だって、絶対怪しい。

人間の成長

2009-09-25 09:14:14 | 2009夏北海道ツーリング~旅日記
『金なんて求めるな、幸せをみろ』by 黒板吾郎


昨日は、北の国からのロケ地巡りをしていたら、陽が暮れてしまった。
資料館をじっくり観ていたら、何度も泣けてしまった。
ままならぬ人生の中で、変わりながら、変わらずに生きるってことに憧れてしまった。

自然を支配するのではなく、自然を慈しみ、自然に感謝し、自然のただ中で生きる…この地球に生まれた生きものの、当然あるべきの姿に胸を打たれてしまった。


雨が止んでから陽が暮れるまで、富良野に胸を打たれながら、過ごしてしまった。