ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

歩け歩けバンコク

2008-06-03 05:27:19 | Weblog
見知らぬ街に着いたら、まずは歩く。歩いて歩いて歩き倒す。これが僕の旅の鉄則。どんなに便利な乗り物があっても、その乗り物がどんなに安くても、歩くという選択肢以外は存在しないのである。
5月のバンコクは暑気と呼ばれる季節らしく、タイ人でさえ外にいるのを嫌うほどの暑さらしい。歩き倒すには不向きな季節だ。が、しかし、それでも歩かなければならないのだ。だってタイのことなんて、まだまるで知らないのだから。。。

ジリジリと照りつける太陽の下、地図を見ながら歩く。この地図がくせ者だったりする。目指す場所が想像以上に遠かったりする。縮尺がおかしかったりもする。曲がり角の目印が書いてあったり無かったりで、道を曲がり損ねたりする。そんで、とんでもないところへ行ってしまったりする。どう見ても、観光客の来るところじゃないだろ?的なところへ迷い込んだりもする。道を聞いても、何を言ってるのか分からなかったりする。迷ってるうちに日が暮れたりもする。でも、おっさんが道端で眠ってたりして面白かったりもする。なんだか意味の分からないものを目撃出来たりもする。普通の人の普通の暮らし、的なものを垣間みれたりする。親切な人や、意地悪な人に出会えたりする。そのうちに、目指していた場所なんてどうでもよくなってきたりもする。急ぐ旅でもあるまいし的な境地に達したりする。

そんなこんなで何日かが過ぎると、ほんの少し街の姿が見えてくるような気がする。バンコクは好きだな。まさに混沌。昼も夜も刺激的過ぎる。ただ少し・・・大きすぎる。TOKYOのように広い、でかい。人が多い、車が多い。

バンコクに着いた翌日、丸一日使って歩いてみたが、市街地地図の豆粒ほどのエリアしか回れなかった。そこで決意。明日からは、「歩け歩けバンコク」から、「乗って歩けバンコク」に変更。