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!morning thunder=朝の神鳴り!

 思いつきを書きながら、思いもかけない場所に行き着つきたい それだけが望みです

ソフトバンクの誤算!?

2006-11-01 15:05:16 | 世迷い事
 相手が料金を下げてくればさらに料金を値下げすると予告することにより、相手との値下げ合戦を牽制しつつ、自分のところは値下げをする
 これにより価格面の競争力は、キープできる
 なかなかに喧嘩がうまいと感心していた
 ところが、はずしたようだ
 最初の報道では、ソフトバンクへの乗り換えが多すぎてパンクしたのかと思いきやどうもauの一人勝ちのようだ
 ソフトバンクはいきなりトーダウンしている
 何となく面白い
 携帯電話は、価格競争ではなく、非価格競争に突入しているというのが原因とは思う
 もはや電話やメールがタダというのは、さほどでもなくなっている
 携帯電話という名称が誤解を呼ぶ
 携帯電話は、「携帯」へと進化したのだから
 
 
 
 
 

サディズム13

2006-10-21 10:51:10 | 世迷い事
 刑法における処罰は、肉体を純粋無垢、無実なものとして扱う 肉体への直接的な苦痛は、忌避されるということだ
 復讐は、肉体に対して目には目を歯には歯をという等価関係を設定する
 それに対して、サディズムは、肉体の神聖不可侵という刑法の前提を共有しつつ、復讐の等価関係を逸脱して、肉体への直接攻撃、苦痛を目指す
 逆恨みでさえない
 神のごとく、理由のなさ 根拠のなさを根拠として創造された純粋な攻撃性といっていいのかもしれない
 この刑法とサディズムに共通した肉体に対する神聖視というのは、奇妙に思える
 全ての世界宗教が、肉体を精神を誤らせる悪とみなしているからだ
 何処かで、肉体と精神の価値の逆転が起こったようだ
 肉体の神聖視の確立というのは、実に不思議な現象だと思う
 いずれにしろ、肉体の鍛錬が精神を自由し、精神の自由が肉体を開放するというごくあたりまえの平行関係が機能不全のようだ
 もっともこうした機能が十全に機能したことなど一度もない
 肉体の神聖視というのは、多分資本としての労働力というのと関係しているのだろうなと思う 
 資本は神聖不可侵、無駄遣いは罪、非効率な蕩尽は許されないからだ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

中国による説得はうまく行くのか?

2006-10-20 14:16:08 | 世迷い事
 安倍政権を誕生させた最大の功労者は金正日将軍である
 さらに、日本へ核武装カードをプレゼントしてくれたのも将軍様である
 彼ほど日本の外交の建て直しに貢献した人物はいない
 さらに、右よりといわれた安倍政権へ求心力を与えたのも彼である
 まさに将軍様様 万歳である
 中国が北朝鮮の説得に成功する可能性の一部に日本の核武装阻止がある
 憎たらしい日本が核武装することだけは、避けねばならない
 かくして東アジアの非核化は、日本の核武装の脅威によって達成される
 核武装論者と核武装絶対反対の平和主義者は、コインの裏表となる
 こう考えると、日本の平和主義というのには、凄味があるよな
 
 
 
 

サディズム12

2006-10-20 09:47:54 | 世迷い事
 純粋無垢、無実なるものを処罰するというのは、ありえない
 それは、処罰ではなく、サディズムだ
 処罰というものは、犯された罪に対して同等の罰を加えることにより達成されると考えられる
 そういう意味で処罰は、罪と等価であることが望まれている
 処罰は復讐と同じく現状回復という不可能で、徒労な試みということになる
 この処罰が罪に対して過剰であっても、過小であっても違和を感じるのだ
 サディズムは、処罰における過剰分とみなせる
 サディズムは身体への損傷として出現する
 これは法的に許された処罰の上限が最少の痛みを目指した死刑であることに端的に現れている
 眠らせている内に死刑執行という場合もある
 死刑宣告は、肉体を責めるのではなく、精神を苛むものなのだ
 とすれば、肉体こそあらゆる罪を逃れた純粋無垢であるという社会的コンセンサスがあることになる
 つまり悪いのは精神、今なら脳か?
 死刑に代わりに、脳の手術や投薬という刑罰へと進化するのだろうか?
 刑法の進歩??
 
 

漠然とした閉塞感

2006-10-19 13:16:05 | 世迷い事
 漠然とした閉塞感とでもいうべき状況があるのだろう
 何かもう一つ足りない
 ないものねだりにしては、やや切実
 よく分からないが焦りだけが募る
 生きているのだろうが、既に死んでいるのかもしれないという拭えぬ疑念
 ちょっとかわいそう
 でも同情するほどではない
 蔓延する小さな不幸
 同じくらい蔓延する癒しや気晴らし
 消耗に次ぐ消耗
 でそのうち死ぬのさ!
 ご卒業おめでとう!!

 
 
 

先回り

2006-10-19 11:01:01 | 世迷い事
 およそ要領が悪く不器用なので、後追いしか経験したことはない
 大体学校では遅刻の常習犯だった
 だから先回りする人が掘った穴に随分ハメられた気がする
 深い穴もあれば、浅い穴もあった
 自覚はないが今も何かしらの穴にハマているに違いない
 先回りさえ出来れば、穴自体は同じ機能を発揮する
 穴の壁面はよく滑り、穴から出ようとすると、上がった分だけずり下がる 下手をすると消耗して、さらに深く穴にハマりかねない
 あり地獄だ
 何度か脱出を試みるうちに、壁も劣化して、足場が出来、やっと逃げ出せる始末だ
 憎悪の対象であった先回りする人はどんな人なのかと思っていた
 ふと気がついて、穴を見返すとまだ穴を掘っていたりする
 「ご苦労さん」
 ねぎらいの言葉が出てきた
 
 
 
 
 

中国の北朝鮮政策の変質?

2006-10-18 11:11:40 | 世迷い事
 北朝鮮への中国のスタンスの変化にある種の感動を覚える
 北朝鮮の核保有をもっとも望んでいないのは、中国ではないかという思い付きが確信に変わりつつあるからだ
 当然だろう
 唯一の実質的同盟国であるはずの中国に対するあからさまな恫喝として今回の核実験は実行されたと中国当局はみなしつつある
 北朝鮮に核武装させることは、中国の国益を著しく損なうという認識が広まりつつあるように思う
韓国への中国の脅威を北朝鮮が核により守っているという北朝鮮の論理もまんざら絵空事ではないことを、韓国の優柔不断が示している
 中国と直接国境接するなど嫌だろう
 日本の核武装を嫌うアメリカと北朝鮮の核武装を嫌う中国との国益が北朝鮮の非核化において一致している
 ここは北朝鮮を煽って、もう一度核実験をさせれば、なお一層望ましいような気さえする
 日本がアメリカの属国だという北朝鮮の主張は、正しい
 同様にそれ以上に北朝鮮は中国の一地方だという主張も正しいだろう
 属国日本が核武装をすることに最も抵抗するのは本国アメリカである
 一地方の反乱を平定するのはやはり中央だろう
 北朝鮮の民衆の苦難は続く
 

核拡散

2006-10-17 13:04:31 | 世迷い事
 核拡散というのは避けがたい事のように思う
 核といってもそれは技術移転でしかないのだから、いかに禁止しようと最初の大きな技術的な壁を乗り越えると、より容易に国境を越えて技術の移転は進むと考えるのは自然だ
 核武装が勝者のいない戦争だというのも本当だろう
 してみると、原子爆弾による人類絶滅の時限爆弾は、アインシュタインの発見とともに設定されたと見るべきだ
 この人類絶滅の日まで幾分かの時間的余裕があることになる
 この僅かの時間に、人類が核の脅威を克服し、この時限爆弾をとめることが出来るかどうかに全てはかかっている
 今の所、失敗し続けている
 人類は愚かだという動かぬ証拠だ
 原子爆弾以外にも人類は愚かであるという証拠が無数にある
 愚かな生物は絶滅する
 当然の帰結だと思う
 絶滅するまでは生きているのだろうから、それまで「明るく元気に」生きていこうと思っている!!
 
 

中川昭一は喧嘩上手!?

2006-10-17 09:51:31 | 世迷い事
 中川昭一政調会長は、なかなか喧嘩がうまい
 彼の地位で、このタイミングで日本の核武装の議論の必要に言及することは喧嘩に勝つためには必須だろう
 首相は、非核三原則を掲げ、平和主義者が平和を唱える
 この核武装論と非核三原則とのミックスにより、安倍政権の外交的交渉力は強化されるからだ
 核武装の議論をすることと、核武装そのものはまるで次元が違うし、核武装とその使用とはこれまたまるで質が違う
 核ミサイルが東京に飛んでくるというのには、現実性がある
 この現実に対して、何ができるかということだろう
 
 
 

北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査

2006-10-15 09:30:47 | 世迷い事
 北朝鮮の制裁決議に、臨検の項目が入った
 実質的な軍事行動である「臨検」を中国、ロシアも承認したことになる
 これにより、中国が対北朝鮮工作に失敗した場合、アメリカの軍事オプションが作動する状況が生まれた
 北朝鮮政権の崩壊と崩壊後のシナリオが具体化してきている
 もっとも被害が少ないのは、親中国の将校達によるクーデターだろう
 責任は全部金正日に押し付ければいい
 独裁国家だから首を挿げ替えれば、随分変わったように見える
 この誘惑は大きいはずだ
 イラクほど国内は、がたがたしないだろう
 この工作が失敗すると、やりたくはないだろうが「最悪」を避けるために、アメリカと韓国による軍事オプションの出番だ
 それでも戦後処理は、中国主導にならざるを得ない
 日本の出番は、やはり「お金」だろう
 ここで避けられている「最悪」とは北朝鮮の核武装ではなく、日本の核武装である
 そう見える
 
 
 
 
 

サディズム11

2006-10-14 09:55:36 | 世迷い事
 武器は、おそろしい
 だから、間合いとるため遠ざかるか、武器の背後に回るため近づくしかない
 人をじっとしていられないようにさせるもの
 人を行動へと駆り立てるものこそ武器である
 人はなぜ武器に近づくのか?
 武器を欲しがるのか?
 それは武器のおそろしさ、武器の力を忘れるためだ
 武器の記憶、武器の呪縛、武器の重力から自由になるためだ
 男が何で女を欲しがるのかという疑問と似ている
 勿論男は女のことでもう苦しみたくないのだ
 女などというくだらない生物のために、嫉妬に狂うなどまさに狂気(凶器?)の沙汰である
 それで、人は武器を集め、男は女の尻を追う
 じゃあ、武器から遠ざかれば人は、武器から自由になれるのだろうか?
 武器が怖くて逃げ出す人は、武器のない平和な場所を求めて世界中をさ迷う
 早晩そんな場所は、「あの世」にしかないと知れる
 「あの世」っだってアヤシイものだ!
 刃が立たない、芽が出ない 相手にされない
 騙される なぶられる もてあそばれる
 通用しない
 武器とは、究極の二択問題である
 武器のおそろしさとは、二元論の地獄のことだ
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

日本は核武装せざるを得ない!!

2006-10-11 12:36:30 | 世迷い事
 北朝鮮による核実験は、誰も望んでいない帰結を生む
 それは、日本の核武装だ
 日本の核武装は、北朝鮮はもとより、中国もロシアも望んでいない
 勿論韓国もだ
 そして誰よりもアメリカが望んでいない
 しかし、中東情勢をみれば、アメリカはイラクで手一杯、国内には厭戦気分が漂う
 アメリカが北朝鮮の核を実質容認するなら、日本の核武装も容認せざるを得なくなる
 軍事バランスをとることによってしか対等な交渉なり外交的妥協なりは難しい(不可能の婉曲表現!)
 核武装をもっとも望んでいないのは、日本かもしれない
 その日本が核武装するとすれば、今度の北朝鮮の核実験は、日本のアメリカからの軍事的独立を帰結することになる
ついでにドル機軸通貨圏からも独立して欲しい!!
 
 
 
 

 
 
 
 
 

サディズム10

2006-10-11 09:42:02 | 世迷い事
 銃器や刃物を手にすると独特の重さを感じる
 この重さは、子供が安心しきって眠り込んでいる時の重さと似ている
 全面的に身を委ね、無防備で、裸の肉体がもつ重さだ
 武器を持つ者は、最初その武器への畏怖を持つ 武器はオソロシイ
 武器を遠ざける人も、武器へ近づく人も存在しえるが、武器を無視できる大人はイナイ
 物心つくとはこの武器のもつ力に目覚めざることだと言える気がする
 最初の恐怖が去り武器を手に取るとと武器は独特の重さと静けさに満ちていると分かる
 武器を持つと、人は無口になる 武器は、最後にモノをいうモノだ
 武器は誘惑に満ちている
 武器が重くなれば、命は軽くなる
 武器が血を吸うからだ
 サディズムは武器の吸血性の魔力と関係している
 
 
 
 
 

サディズム9

2006-10-09 09:47:42 | 世迷い事
 経済現象の中にサディズムのモデルを作るとすれば、近頃話題の生命保険とサラ金とヤクザの取立屋の組み合わせとして実現できる
 人身売買や奴隷制といったものにサディズムとの親和性を見出す視点だ
 サディズムをこういう視点から見ると、限界のない借金取りと特徴付けられる
 勝者が文字通り全部いただくという意味で、限界なき市場主義といえる
 逆に貨幣の失敗、もっと言えば貨幣の廃棄にサディズムの動機を見出す方がいいのかも知れない
 貨幣という薄い皮膚を廃棄すれば、そこにサディズム=地獄のユートピアが出現する これがサディズムの恍惚と関係している 媒介の廃棄による直接性の出現だ
 
 
 

サディズム7

2006-10-07 21:42:12 | 世迷い事
 麻薬中毒の悲惨な末路を言う前に、麻薬のもたらす恍惚に触れないのは欺瞞的だろう 
 サディズムがもたらす恍惚についても同じことが言える
 どんな酒よりも人を酔わせる
 この恍惚について、薬中もサディストも語る言葉をもたない
 薬中でもサディストでもない私としては、語るべき経験がない
 それでもこの恍惚について、なぜか何ほどかのことを捏造したいという気持ちだけはある
 犠牲になるものと犠牲を強いるものとの連続性とその切断が引っかかる
 サディズムの効果として、恍惚は連続性と関係するし、切断は権力と関係しているような気がしている