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!morning thunder=朝の神鳴り!

 思いつきを書きながら、思いもかけない場所に行き着つきたい それだけが望みです

病気腎移植は医学的に不適切か?

2007-03-01 10:12:26 | 世迷い事
 病気腎移植は医学的に不適切という判断について、疑問がある
 漠然と考えてもしょうがないので、以下の設定で考える
 病気腎の中で摘出が妥当な手術である場合のこととする
 この中には患者の同意のもと医者の裁量で、残すより切除した方が妥当な場合も含める
 さらにこの病気腎の中で、移植するのが適当と思われないもの、例えば腎臓癌とする
 人工透析による治療が限界に達し、移植以外の手立てががなく、後は死を待つ人たちがいる
 この待っている人たちの中で、例え移植する腎臓が腎臓癌であって、癌が不運にも転移たとしても「死ぬ」より「マシ」と考える人達がいるとする
 実際いると思う
 そこで、提供者と患者の同意のもと医者は、この腎臓をこの患者に移植する
 移植が順調なら通常の癌治療に移行する
 癌は転移して、この患者は死ぬかもしれないし、転移を押さえ生き延びるかもしれない
 以上のケースで考える
 人は、この医者の判断を非難するだろう
 不適切だと
 こう非難する人は、どうする事が「適切」なのかを提示する必要があろう
 現実には、何もしない事が、見殺しにすることが「適切」だといっているのではないか?
 それ以上のことをいっていいないのではないか?
 最悪のものをより悪くないもので置き換えようとするという努力は、「なにもしない」よりマシだし、貴重だと思うのは、それほど「不適切」だろうか
 医者の医療放棄を正当化しているだけではないのか?
 生きるか死ぬかが問題である場所で、スタンドプレイで格好つけんじゃないよ言いたい気がする!!
 マスコミがちょっと騒ぐとこのザマである
 「医学的」に不適切?
 歯の浮くような用語法である
 
 
 
 

続きはネットで

2007-02-28 11:09:36 | 世迷い事
 「続きは、ネットで」というフレーズが一般化している
 テレビは予告編で、本編はネットで見ましょうということだろう
 今のところテレビが高く、ネットが安いからではある
 しかし、テレビの位置づけがネットに従属する日が近づいているといえる
 テレビは不特定多数に告知する機能に特化するのだろう
 その中で、興味を持った人だけがネットにアクセスする
 ネット広告の伸びが、やがてテレビを抜く日もそう遠くなさそうだ
 何でテレビを見ているのかわからなくなる時が増えつつある
 そのうち子供たちに「もっとテレビを見なさい」等という大人が増えるに違いない
 

中川秀直幹事長

2007-02-28 10:56:13 | 世迷い事
 安倍内閣の「学級崩壊発言」や中国脅威論の展開の発言で、面白い男だなと思うようになっている
 敢えてかき回す勇気があるともいえる
 失言を回避するために発言を控えるという美徳かろも遠い
 政治家の「問題発言」を「政治家の資質の問題」にし、あわよくば「辞任」に追い込み、「任命権」責任を追及し、政権にダメージを与え、次の選挙を優位にするという一連のプロセスも「手」ではある
 しかし、あまり多用するとシラケルことも事実だ
 追求する側に「無難」な感じが付き纏う
 ベタな展開すぎる
 むしろ中川幹事長のような「問題発言」の方が政治としては重要だろう
 民主党の側に、中川的な「問題」発言を期待したいのだが、「失言」で辞任させられると思うと「無難」なことしか言わないんだろうな!
 やぶへびで萎縮か?
 
 

都知事選、民主党迷走!

2007-02-28 09:56:27 | 世迷い事
 都知事候補を決められず、民主党が迷走している
 正直、民主党大丈夫?という気がしている
 「政党推薦」を欲しがる国会議員と「政党推薦」を拒否する知事候補達の鮮明な対立はどこから来ているのか洞察しているのだろうか?
 明らかに地方では、「脱政党」だけでなく、政党という媒介抜きの直接選挙志向が鮮明になっている 
 政党を「ウザイ」とみなしている層が選挙結果を左右する所まで来ている
 そういう政党を取り巻く環境の変化に、政党が適応していない
 それが地方の首長選で起こっている地殻変動だ
 一言で言えば、ロマン派の台頭と言えると思う
 選挙民は選挙でギャンブルをする
 夢を買う
 政党が日常なら、人気者は非日常だ
 ロマンはリアルを前に色あせる事も事実だが、ロマンを追求したがるのもリアルだと思う
 政党が「責任」や「実現可能性」を重視するのは当然だろうが、そのため「夢」がないのは、最悪だ
 借金返済「だけ」で人はイキテイケナイ!
 民主党が政党のメンツなどにこだわると大勢を見誤ると思う
 その点、さすが自民党も石原も老獪といえる
 読みきっている
 政党は政策のメーカに徹して、販売促進や小売は専門家(タレント)に任せていいじゃないの!
 
 
 
 

過当競争

2007-02-26 10:37:31 | 世迷い事
 競争が非価格競争である状態では、技術開発が進む
 また価格競争に突入すると無駄な機能の見直しや生産技術の革新がより重要になる
 こうしたこと自体は、競争の果実として一般の消費者に配分される 平等とはいわないが
 しかし、価格競争が手抜き工事や過重労働を帰結しやすいことも事実だ
 結果として事故や事件が生起する
 これでは、競争の弊害の方が競争の利益よりもおおきくなる
 非常に微妙な判断が要求される領域だ
 しかし、明らかに適切な解が存在しているのだから、探す甲斐はあるというものだ
 

 

赤ちゃんポストと匿名性

2007-02-25 09:44:58 | 世迷い事
 赤ちゃんポストを熊本の病院が設置するようだ
 このポストの設置により、無責任な親による育児放棄が助長されるという反論がある
 病院側では、あくまでも緊急避難的措置で、罪のない赤ちゃんを救うためと説明している
 このような措置が必要な社会状況がまず前提としてある
 ポストの設置とは無関係に、育児放棄を助長する経済、社会状況というものがあるということだ
 あくまでも問題なのは、こうした社会的経済的問題であって、赤ちゃんポストの設置が育児放棄を助長するという議論は、こうした状況の孕む問題をポストの設置如何という問題へ矮小化することになっている
 病院側の説明は納得がいく
 赤ちゃんポストの設置が、育児放棄の公的な認知や奨励である等といいがかるのは、責任転嫁だ
 「助長」という言葉は、注意して聴く必要のある極めて政治的な言葉だ
 例えば、匿名性が、児童ポルノを助長するとかいった時でも、過度の単純化が存在しており、匿名性を嫌う権力の情報操作の臭いがする
 匿名性の複雑さや豊かさを見失っている
 過度の単純化のもつ「快感」の政治的利用である
 問題の適切な解決のためには、適切な単純化を見出すことが必要だと思う
 
 
 

続競争と協力

2007-02-24 16:42:33 | 世迷い事
 合併相手を選ぶ時の基準とは何だろうと思う
 銀行が合併をする時、確か競合している同士の間で合併すると競合店を1つつぶせるので合併効果が上がる
 他の企業だと同じ業種で得意分野や販売地域が違う会社同士の方が、競争力を強化できるため望ましい
 同じ合併でも、競争を減らして独占利潤を増加させる合併と競争力を増して市場のシェア争いを優位に展開する場合がある
 前者が防衛的合併、後者は攻撃的合併と言えそうだ
 どうも市場と競争と協力との間に面白い力学が働いているらしい
 私はどちらかというと、市場原理を信じ、競争一辺倒な考えが重要と思っていた
 しかし、攻撃的な合併というのは重要だと思うようになった
 合併という形で会社同士が協力することも重要なのだ
 ボクシングでは体重別でチャンピオンを決める
 攻撃的合併とは、体重を上げてランクを上げることに相当する
 ランクの上での競争の成果は、市場を通じて消費者に還元されるのだから、歓迎したい
 一方、防御的合併は、禁止すべきだと思う
 結局、競争を排除し独占利潤を得る事になるからだ
 合併に対してきめ細かく判断すべきだろう
 合併が競争を阻害せず促進する限り、結構なことだと思う
 攻撃的合併を仕掛ける経営者の言葉が面白い
 このままでは「現状維持も難しい」

 

前世と宇宙人

2007-02-23 10:13:12 | 世迷い事
 いかにもオカルト好みの御題をつけてしまった
 今日思いついたのは、地球人は実はどこかの宇宙人が作ったロボットだったとか、地球人は地球外から飛んできて地球に住むようになったという議論だ
 地球上で生物が独自に発生し、進化を遂げたという説に関して、真っ向から異論を唱えているかのように思える
 しかし、この話は実は見かけほど驚くべき異論とはいえない むしろ問題の先送り、隠蔽という事でしかない
 生命の起源という主題に関して、宇宙のどこかで生命が誕生したという事が問題なのであって、それが「地球」だろうが「どこぞの星雲」だろうがどうでもいいことなのだ
 タコのような宇宙人がUFOに乗って地球にやってきたとかどうでもいいのだ
 そのタコは、どうやってタコになったか?が問題なのだ
 前世の話もこれと同じ構造をしている
 前世私が自殺をしているとする
 だから、その前世を引き摺って今生も生きがたいと思っているとする
 日々襲ってくる自殺衝動と戦っているとする
 こうした状態で、何で俺はいつも死にたくなってしまうのか?という問題に対して、前世もそうだったのよといわれても、全く意味はない
 問題は過去の他人の問題に移動しただけのことなのだ
 話が横滑りしただけである
 ショウとしては面白いが、それだけだ
 前世だろうが今生だろうが来世だろうがなぜ死にたくなるのかという問題は、どうなってしまったのか?
 それを単なる「クセ」とか「傾向」の問題に矮小化していないか?
 自殺を選ぶか選ばないかという問題が、この程度の隠蔽や先送りによって、どうにかなるものと思うべきではない
 確かに問題は、「問題の移動」によって解決の糸口を見出すことがある
 その1つとして前世があるというだけで、全てをそれで済まそうとするのは、極めて反動的である
 非常に危惧している

 
 

前世が気になる人達

2007-02-20 13:39:24 | 世迷い事
 通俗な仏教理解では、因果応報といったりする
 積善が果報を生み、悪行は、地獄落ちの原因となる
 従って、前世で悪いことをしていると「今生」でロクなことがない
 大抵の人は、生きていれば無数にロクなことがないと思い当たるはずだ
 そこで悔い改め、前世の罪を今生の積善で埋め合わせれば、今生の幸福を引き寄せることが出来るかもしれないし、それが無理でも、来世の幸福は保障されるという次第だ
 積善の中には、布施も含まれる
 坊主達は、うまいお話を普及させたものである
 世の中変化が激しいので、適応出来なかった人達の間から、前世が気になる人達が大量発生するのは、致し方ない
 前世の話と前科の話は、似ている
 原則を言えば、罪を犯したものも前非を償えば、社会復帰できるのでなくてならない 
 前世で犯した犯罪や瀆神行為も生まれ変わることによって、「チャラ」になるべきだろう
 それでも前世が今生にタタルと信じ、主張するとすれば、少なくとも今ある無数のロクでもないことの原因を過度に単純化していると批判されてもしかたなかろうと思う
 ロクでもないことのロクでもない原因を前世により隠蔽する危険も意識した方がいい
 私が前世で、極悪非道な変質者だったとしても、慈悲に溢れた人格者だったとしても、それは今の私とは関係ないと言い切るべきだ
 南無阿弥陀仏と唱えれば、「誰でも」極楽往生できる
 日本仏教の到達した最高峰は、前世のさらに「先」があることを示している
 
 
 
 
 
 
 

競争と協力

2007-02-19 13:09:30 | 世迷い事
 大丸と松坂屋が合併する
 GMとクライスラーの合併が噂に上がる
 製紙会社の合併騒動もあった
 市場が拡大期にあるときは、競争的で、市場が縮小し始めると協力的になる
 最近の談合を巡る汚職も大きく言えば、市場の縮小にともなう協力的生き残り策といえる
 ここで「共通の障害物」と意識されているのは、市場のプレイヤーにとっては、市場の縮小である
 日本の野球の視聴率が下がり、観客動員も今ひとつである状況下でセパの合併が議論されるのも無理はない
 プレイヤーにとって、観客が減るということは共通の障害物として意識されるのだろう
 お笑い芸人の世界は、伸び盛りの市場なので競争的だろうし、演歌歌手の場合協力的市場になるように思う
 過剰な競争状態では、この「共通の障害」が見えにくくなり、有害な値下げ競争が起こる場合もあるような気がする
 また、談合のように「共通の障害」がなくなった後でも適正な競争を阻害する協力体制が維持される場合もある
 この競争と協力の微妙なバランスが、求めるべき正解であるようだ

 

渋滞学=競争と協力の真実

2007-02-19 10:01:40 | 世迷い事
 テレビを観ていたら、西成活裕教授の提唱する渋滞についての理論がクイズ形式で出され、答えが知らされた後に解説がなされていた
 坂道で渋滞が起こりやすいとか、トンネルの前で渋滞がおき易いという話だ
 最初のささいなブレーキが積分されて、渋滞が起こるといったことのようだ
 面白かったのは、参加者が競争的状況である場合と協力的である場合の違いだ
 競争的状況では、個人個人が自己のパフォーマンスが最適になるように行動する
 他の人に負けないことが重要になる
 協力的状況では、個人のパフォーマンスを犠牲にして、全体のパーフォーマンスの最適化を追求する お互い譲りあって行動するのだ
 競争的状況が結果的に渋滞の迅速な解消に向う場合と協力的状況が渋滞の解消に向いている場合が例示された
 ノルマを課して競わせるといい場合と、個人のノルマを外して全員の結果責任を問う「五人組」方式がいい場合があるのだ
 非常に面白い
 競争的な状況の生み出す過剰な「競争」を「緩和」し、協力的状況に誘導する方法も提案されていた
 過剰な「競争」を適度な「協力」にするためには、共通の「障害物」が有効であるようだ
 実に示唆的だ
 
 

六カ国協議

2007-02-18 15:41:07 | 世迷い事
 今回の六カ国協議の結論は、何なのか?
 結局日本にとって得なのか損なのか?
 日本が先手を取り、優位に立ち回っているようにはどうしても思えない
 むしろ拉致問題に拘泥しすぎて、国際環境の変化に乗り遅れているような印象さえ受ける
 アメリカが凋落する中で、日本独自のアジア外交を構築する必要がある
 アメリカが存在感を失うにつれて、日本がまともな外交交渉が可能になる程度には軍事力が必要だろう
 しかし、東アジアの繁栄にとっても、日本の存在は必須なのだから際限のない軍事力の拡張は必要はない
 六カ国協議をそれなりにまとめた中国は、その存在感を増している
 いずれにしろ対中国との外交が、これからの日本の外交の中心になるのだろう
 長い中国との歴史を考えると、アメリカより組みしやすい部分もあると思う
 どうも私は制限つきではあるが、反米軍拡主義者であるようだ
 

 
 
 
 

ボランティア

2007-01-30 09:39:09 | 世迷い事
 ボランティアのイメージとして二つある
 一つは、刑罰としての罪滅ぼしとしてのボランティアだ
 最近刑罰として検討されているものがそうだし、お金持ちの「おば様方」のボランティアなんかもこの範疇にいれてしまうことにする
 好きこのんでボランティアをしたがる人はいないことが、前提だ
 最近、各分野で出現し始めている新しいタイプのボランティアが面白い
 これは従来のボランティアと全く異質な活動だろう
 一種の消費行動と生産活動の境界に位置する行動とも言えるが、むしろ自由活動という風に翻訳するといいかもしれない 市場外活動でもいいか
 必要な情報や環境を必要な場所に迅速に供給する活動である
 それらの情報は、現場で取り込まれプログラミングされる
 そしてこの現場での体験がフィードバックされる
 歓喜に満ち、活発に動いている領域だ
 結局この先端が「他の」領域を飲み込んで、「全て」を変化させていくと思う
 実にまだ始まったばかりだが、既に成果を上げつつある
 いいんじゃないかと思っている
 自分の立ち位置がわからない人は、この先端を基準点として利用すれば明確になるのではなかろうか?
 
 
 
 
 
 
 

宮崎県知事東国原氏

2007-01-29 14:40:25 | 世迷い事
 彼の当選インタビューを聞き、少し思ったことがある
 いつ頃から当選の手ごたえを感じ始めましたか?という質問に答えて、選挙後半からの選挙民への握手の時の握り返す強さ、視線の熱さから感じたと言っていた
 組織票や世論調査や政治のプロ達の意見ではなく、選挙を通じての「感触」から正しい「結論」に達していたのだ
 こうした感触は、アテにならないものの典型として上げられる 絶対大丈夫な選挙が、負けた例は多い 圧勝予想が、なだれ現象で負け戦になるのだ
 しかし、東国原氏のこの「感触」は、確実性の域に達していた
「感触」から大胆な予測をすることにも、ある程度の妥当性があることになる
この資質のないものが、政治家になるとどうなるか?
決断や判断に手間取る
間違えやすい
金任せの選挙
官僚負かせの政治に堕する
この肌に直接感じることを通して、物事を決断し、判断するこうした資質は、政治家ならずとも必須だと思う
ロングテール化する政治形態の政治家として東国原知事に注目してみようかな?