
インドマーケティング講座の第3回目として、インドのSNSのスーパースターの最新ランキングをまとめてみました。

インドのセレブリティーは、従来は、映画スターや、クリケット選手でした。映画スターでいうと、アミタブバチャン、シャールクカーン、リティックロシャン、アーミルカーンなどです。クリケット選手でいうと、サチン・テンドルカルとかですね。それがスマホとSNSの普及で、SNSを使いこなし、ファンとデジタルで交流できるスーパースターが増えてきました。デジタルを使いこなせるセレブリティーは、さらにファンベースを広げ、これまでのセレブリティーと違った存在となっています。

インドのSNS人口は約4億人。インドの全人口の29%になります。これは今後さらに増えていくことが予想されています。ユーチューブのユーザーは、2億6千万、フェイスブックもほぼ同数、インスタグラムは8000万人、ツイッターは1000万人です。ユーチューブは視聴者数は多いのですが、セレブリティーが使うSNS性格が若干ことなり、ユーチューブで人気なのは、いわゆるユーチューバーだったり、音楽や、映画のコンテンツだったりするので、今回の話ではユーチューブは除外し、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターの三つのSNSをメインに考えていきたいと思います。インドで特徴的なのは、ユーザー数の下に小さく出ていますが、男性比率が高いということです。インスタグラムなどは、ほとんどの国で女性のほうが積極活用していることが多いのですが、インドでは7割以上が男性。フェイスブックも77。2%、ツイッターは85%が男性となっています。

SNSを使いこなしているトップセレブリティーは、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターのアカウントを持っていて、多くのフォロワーを持っています。今回、インドのデジタルセレブリティーのランキングをご紹介しようと考えたのですが、どれか一つのランキングでみると、不十分な気がしたので、これら三つのSNSのフォロワー数を単純に合算して比較してみようと思いました。ユーザー数がそれぞれで大きく異なるのですが、フォロワー数でみると、だいたい数千万になります。セレブリティーによっては、インスタグラムが強かったり、ツイッターが強かったりするのですが、合算することで、どんなセレブリティーがSNSの人気ランキングが何となくわかるのではと思いました。以下、7位からのランキングです。
それぞれフェイスブックのアドレスのリンクをつけておきました。


https://www.facebook.com/ShraddhaKapoor


https://www.facebook.com/DeepikaPadukone


https://www.facebook.com/BeingSalmanKhan/


https://www.facebook.com/akshaykumarofficial


https://www.facebook.com/priyankachopra/


https://www.facebook.com/narendramodi/


https://www.facebook.com/virat.kohli

インドではクリケットが最も人気の高いスポーツなのですが、クリケットのスターが、これまでも非常に人気が高かったです。2013年に引退したのですが、サチンテンドルカル。圧倒的に有名人であった彼は広告にひっぱりだこでした。2010年から16年までナショナルチームのキャプテンを務めたMSドーニがその後を継ぎ、そして、現在ナショナルチームキャプテンとなっているヴィラットコーが現在、インドでは圧倒的な人気のスーパースターとなっています。
デジタル時代のセレブリティーを7名見てきたわけですが、ここに登場した人物の名前を覚えておくと、インド人と話をする際に、役に立つことも多いと思います。ぜひ、ここに登場した人物はおさえておかれるとよいと思います。
こちらに紹介した内容は、動画でユーチューブにもアップされていますので、そちらもぜひご覧ください。
https://youtu.be/mAanmdeJUKg
ナレーションでは、サルマンカーンのFacebookフォロワー数を読み間違えていますが、画像の数字が正しいです。
フォロワー数の数字は、2020年10月1日時点の数字なのですが、どんどん増えているので、ここでご紹介している数字とは異なっていると思われます。また、それによりランキングも変動しているかもしれません。時代によって、人気ランキングは変わっていきます。大きな変化があったらまたこのランキングもアップデートしていきたいと思います。
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