今年になってからFACEBOOK関連の本
が次々と刊行されていていますが、4月
に出たこの『フェイスブックインパクト』
という本、なかなか面白かったです。
発行元は宣伝会議、著者は高広伯彦さん、
池田紀行さん、熊村剛輔さん、原裕さん、
松本泰輔さんというソーシャルメディア
の専門家の皆さん。マーケティングの
視点からFACEBOOKを語った刺激的な
本となっています。
実は、発刊記念のトークイベントが
4月27日に開催されたのですが、それ
に行ってきました。著者の方々が出席
されたこのイベントの一部始終はこちら
のサイトに出ていますので、興味のある
方はご覧ください。
http://togetter.com/li/128964
現状では日本はFACEBOOKがかなり出
遅れている感じがあるのですが、「もし
このままFACEBOOKが日本で普及しな
かったら、日本はどうなるの?」という
テーマに対しての議論はかなり盛り上が
りました。
「つまらない国になってしまう」、
「世界から取り残される」、「マーケ
ティングの後進国になってしまう」と
いうことで、ここは何としても日本に
普及させないといけないという話しで
した。
内容もさることながら、FACEBOOKに
対する熱いものを共有することができた
だけでもこのイベントは価値があった
と思いました。
FACEBOOKがいかにすごいのかという
ことを示す動画を一つご紹介します。
すごいインパクトのある映像です。
FACEBOOKが普及しているのは欧米ば
かりでなく、インドネシア(2位)や、
トルコ(4位)、インド(5位)、フィリ
ピン(7位)などアジア諸国の健闘が
目立っています。(2011年5月現在)
http://www.checkfacebook.com/
実は、私がFACEBOOKを始めたのは、
今年の3月初旬。あの大地震が来る数日
前のことでした。映画の"Social Network"
は何度か見ていたのですが、FACEBOOK
はなかなか始める勇気がありませんでした。
ブログは5年前からやっていたのですが、
ミクシーもツイッターもあまりやる気が
ありませんでした。今年の3月、14年に
渡る海外勤務を終えて、東京に戻ってきた
のをきっかけに、FACEBOOKでもやって
みようかと登録してみたのでした。
そして3月11日、例の地震をきっかけに
してFACEBOOKの威力を痛感することに
なるのです。最初、海外の友達が多かった
のですが、電話もろくに通じない状況の中
で、自分の無事を伝えることができ、また
世界中の人たちがこんなにも自分の存在を
気にしてくれることに感動さえ覚えたのです。
ちょうど今週出る日経トレンディー誌で、
FACEBOOKやTWITTERが震災時にどのよう
に活躍したのかという調査結果などが出て
いるようです。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20110427/1035385/?ST=yahoo_headlines
私もFACEBOOKをやっていたおかげで、
自分が一人ではないということとか、世界
の人たちがこんなにも心配してくれている
こととか、日本人がどのように思われて
いるかということなど、切実に感じること
ができました。
このおかげで、これまで、もう一生合う
こともなかったかもしれない友人たちと
再び繋がることができたり、いままで知っ
ている人たちの新たな面を知ることができ
たり、世界がどんどん広がっていく気がし
ています。まだFACEBOOKを始めておられ
ない方、是非、始めてみてください。
決して損はしないと思いますよ。
こちらもよろしくお願いいたします
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