酔っ払いの戯言

塾長から使えば?などと、甘い言葉に
ついつい乗せられて。

文部科学省出向役人、履修漏れを黙認(毎日)

2006-11-06 22:33:11 | 履修漏れ
伊吹文明文部科学相は6日の衆院教育基本法特別委員会で、高校の履修単位不足問題で、公立高校を管轄する都道府県教育委員会に文科省の出向者が多数いることを念頭に「(出向者が)ある程度(必修科目外しの)実態を把握していたのかも分からない」と述べ、同省が黙認していた可能性があることを認めた。共産党の石井郁子氏の質問に答えた。

 伊吹氏はさらに「断定的に言うことは、都道府県ごとに(実情が)違うと思うので(できない)」と詳しい状況把握に努める考えを示した。

 共産党の調査によると、今年1月現在、都道府県教委に出向している文科省職員は24都道県で26人。うち島根、高知、福岡の3県は、高校の教育課程(カリキュラム)を承認するなど学校運営に当たる高校教育課長が出向者だった。同省の全国調査で、島根では公立高19校、福岡で6校に履修不足があった。

 伊吹氏はまた、都道府県の教育長が公立高の校長から直接就任したケースが少なくないことについて、「その教委はだまされたふりをしていたと思う」と教委が実態を把握しながら是正を怠ったとの認識を示した。【竹島一登】

毎日新聞 2006年11月6日 21時24分

情報の教師足らず(中日・長野)

2006-11-06 22:30:42 | 履修漏れ
高校の必修科目の履修漏れ問題で、文部科学省が2日、補習時間を減らす救済策を通知したことで、単位不足の3年生を抱える高校からは安堵(あんど)の声が上がった。しかし具体的な補習内容は各校に委ねられているほか、文科省の見解にまだ不明確な部分が含まれており、各校は手探りで補習授業の計画づくりを進めている。

 文科省の方針によると、不足単位が2単位(授業時間にして70コマ)以下の時は、50コマ程度の補習とリポート、3単位以上の不足には、70コマの補習とリポートが、それぞれ課せられる。補習が50コマ程度にとどまるのは、未履修があった県立高校の生徒5773人のうち85%に相当する。

 情報の授業時間数が不足していた松本深志高校の坂巻道弘校長は「(補習時間が)圧縮されたのは本当にありがたいこと」と、安心した表情を浮かべる。同校では生徒の受験に配慮し、補習は国公立大の前期試験後に行うことになりそうだ。

 ただ、対象生徒は319人に上るのに対し、情報を教える教員は2人だけ。「迅速に教えるためにも、他科目の教員にも割り当てることができれば」と教員確保の面で不安を残す。

 地理歴史や情報で未履修が指摘された長野高校では、来週から地理歴史の補習を始める。「少しでも早く始めて、生徒の負担が少なくなるようにしたい」と小山寿一校長。一方、情報は学校祭で各クラスが披露するビデオ制作を授業時間に換算させたい考えで「時間割にはない科目だが、準備から含めると、ゆうに70コマは超えているのではないか」と話す。

 こうした授業時間外の取り組みや、他の授業で扱った内容をどこまで認めていくかについて、今回の通知では触れておらず、県教育委員会は文科省へ確認を急いでいる。


イ・スンヨブのインタビュー(朝鮮日報)

2006-11-06 18:09:03 | スポーツ
 「日本に来たのを後悔したことがあります」

 巨人のイ・スンヨプ(30)が、日本進出を一時深く後悔したことがあると告白した。

 イ・スンヨプは5日午前、SBSテレビの『ハン・スジンのサンデークリック』で、「千葉ロッテマリーンズで不振だった1年目、日本に来たのは間違いだったと後悔した。野球人生においてあんなに苦しかったのは初めてだった」と打ち明けた。

 イ・スンヨプは、最初に日本に進出した2004年、うまく適応できず2軍を行ったり来たりするなど、自身の野球人生の中で最悪のシーズンを過ごした。当時、周囲では「天下のイ・スンヨプも日本では駄目なのか」「バレンタイン監督との葛藤がひどい」など、良くない噂が立つこともあった。

 一緒に番組に出演した夫人のイ・ソンジョンさんも「彼が笑わないのを見たのはあのときが初めてだった。家に帰っても何も話さず、とてもストレスを感じていた」と語った。



 しかし、日本はチャンスであり、約束の地だった。昨年30ホームランを放った後、ラブコールを受けた巨人のユニフォームを着たイ・スンヨプは、今シーズン41本塁打を放ち、複数年契約を目前にしている。

 これについてイ・スンヨプは、「来年メジャーリーグに行かないことでファンを失望させただろうが、日本はわたしの人生において重要な国になった」と語った。

 イ・スンヨプはまた、今シーズン東京ドームで多くのホームランを打てたことに対しては「今年は東京ドームで試合が行われるたび、バットとグラブ、スパイク、ヘルメットを乾燥機に入れて乾かしてから使った。バットに湿気があると感触も良くないし、遠くに飛ばない。ほかのチームメイトはそれをしていなかった」と紹介した。

 一方、ライバルのタイロン・ウッズにホームラン王の座を取られたことについて、イ・スンヨプは「2位が決定した瞬間、がっかりした。しかし、目標はホームラン王や打点王ではなかったので、すぐに気持ちも晴れた」としながらも、「今年は完璧にわたしの負け。来年はもっと頑張ります」と、雪辱を誓った。

ノ・ジェヒョン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS

教育基本法の改革について(有田芳生のブログ)

2006-11-06 18:06:45 | 教育改革
自民党と公明党はこの週末にも教育基本法改正法案を衆議院で採決、通過させようとしている。おいおい、ちょっと待ってくれと言いたいのは、いったい何を変えようとしているのかが国民には伝えられていないからだ。しかも「基本法」を変えるならば、程度の低い国会議員レベルの多数決で勝手に決めるのではなく、憲法を改正するときに必要な手続きぐらい取れよ、と思う。いま国会議員にウソをつけないアンケートを取ってみればいい。「あなたは教育基本法を読んだことがありますか」と。おそらく100人単位で「読んでいない」と勝手に推測する。理念をいじくることで現在の教育がよくなるというのは幻想だ。必要なことは具体的に見えている。「いじめ」対策のために学校、教育委員会、父母が一体となって議論し、行動することだ。とくに教育現場では「いじめ」の中心人物を個別に摘発しなければならない。権威に弱い行政に国会議員が直接出向き、対応策を協議することだろう。もっとも議員に「いじめ」の本質が理解できているとも思えないので、まずは補習のように国会で議論すべきだ。「単位擬装問題」で明らかになったように、いま緊急に議論し、改正しなければならないのは学習指導要領だ。安倍内閣が教育基本法改正を最重要法案だとする根拠は、何か「基本」を変えたいという政治ナルシスト精神の発露にすぎない。

高校の校長先生、また自殺(朝日)

2006-11-06 17:39:03 | 履修漏れ
 6日午前7時半ごろ、愛媛県松前町北黒田、県立新居浜西高校長の政岡博さん(60)宅で、政岡さんが首をつって死亡しているのが見つかった。県警は自殺とみている。

 同校によると、政岡さんは必修科目の世界史をめぐって県教委に履修漏れに当たらないかを相談しており、「生徒が無事卒業できるか心配だ」と教頭らに話していたという。

 県教委は「現時点で高校から相談を受けていた内容に限れば履修漏れはなかった」としている。