私立高田高校(津市一身田町、望月演校長、生徒数千七百九十人)と、私立セントヨゼフ女子学園高校(同市半田、中津幹校長、同四百七人)で世界史や地理などの必修科目が未履修や単位不足となっていた問題で、県は十四日、両校の卒業生についても、未履修があったことが分かったと発表した。高田高は最もさかのぼったもので、昭和六十一年度から入学の六年制カリキュラムの全生徒で保健が単位不足だったほか、九年度から世界史、地理の未履修があるなど、この二十年間で未履修、単位不足で卒業した生徒は約三千六百人に上るとみられる。セント高は二十三人だった。この問題の卒業生については、文部科学省通知で、卒業認定の取り消しはないとしている。
高田はほかに十三年度入学者から政治・経済、十五年度から情報、日本史、地理などで未履修、単位不足があった。対象者数については年代がさかのぼるため、現在調査中とするが、三千六百人程度になる見通しとしている。
セントヨゼフは十五年度に入学し、十七年度に卒業した二十三人が、地理が未履修だった。
両校の未履修問題をめぐっては、県が十月三十日に、高田高で三年生全員の五百八十七人と、セント高で三年生十五人の計六百二人が世界史や地理などで未履修や単位不足があることが分かったと発表した。
高田はほかに十三年度入学者から政治・経済、十五年度から情報、日本史、地理などで未履修、単位不足があった。対象者数については年代がさかのぼるため、現在調査中とするが、三千六百人程度になる見通しとしている。
セントヨゼフは十五年度に入学し、十七年度に卒業した二十三人が、地理が未履修だった。
両校の未履修問題をめぐっては、県が十月三十日に、高田高で三年生全員の五百八十七人と、セント高で三年生十五人の計六百二人が世界史や地理などで未履修や単位不足があることが分かったと発表した。