ホーム > スポーツ > 野球 記事入力 : 2006/12/15 15:50
MLB:「国際強盗」…米紙、松坂レ軍入り酷評
西武の右腕・松坂大輔投手(26)のボストン・レッドソックス入りが正式に決まった。AP通信などの米メディアは14日(韓国時間)、松坂側とレッドソックスとが6年間で総額5200万ドル(約61億円)の条件で契約合意に達したと一斉に報じた。これでレッドソックスは、松坂の所属していた西武ライオンズへの移籍料5110ドルを含め、総額1億310万ドル(約117億円)を支払うこととなった。
ニューヨークタイムスやワシントンポストなどの米国の有力紙は、松坂の大型契約について否定的な見方を示している。特にワシントンポストは、コラムを通じて、「西武球団の年間年俸総額1700万ドル(約20億円)の3倍を超える移籍料を支払ったことで、球団よりはむしろ西武グループを太らせる結果となった。今われわれは、国際強盗(international robbery)を目の当たりにしている」と痛烈に批判した。同紙はまた「松坂の年俸が予想外に跳ね上がり、他のFA選手らの年俸をも上昇させる害悪をもたらした」と指摘した。
高錫泰(コ・ソクテ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS