酔っ払いの戯言

塾長から使えば?などと、甘い言葉に
ついつい乗せられて。

松坂、レッド・ソックス入り(朝鮮日報)

2006-12-16 03:05:59 | スポーツ

ホーム > スポーツ > 野球 記事入力 : 2006/12/15 15:50


MLB:「国際強盗」…米紙、松坂レ軍入り酷評

 西武の右腕・松坂大輔投手(26)のボストン・レッドソックス入りが正式に決まった。AP通信などの米メディアは14日(韓国時間)、松坂側とレッドソックスとが6年間で総額5200万ドル(約61億円)の条件で契約合意に達したと一斉に報じた。これでレッドソックスは、松坂の所属していた西武ライオンズへの移籍料5110ドルを含め、総額1億310万ドル(約117億円)を支払うこととなった。

 ニューヨークタイムスやワシントンポストなどの米国の有力紙は、松坂の大型契約について否定的な見方を示している。特にワシントンポストは、コラムを通じて、「西武球団の年間年俸総額1700万ドル(約20億円)の3倍を超える移籍料を支払ったことで、球団よりはむしろ西武グループを太らせる結果となった。今われわれは、国際強盗(international robbery)を目の当たりにしている」と痛烈に批判した。同紙はまた「松坂の年俸が予想外に跳ね上がり、他のFA選手らの年俸をも上昇させる害悪をもたらした」と指摘した。

高錫泰(コ・ソクテ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS



宣監督の語る韓日野球文化のギャップ(朝鮮日報)

2006-11-11 14:32:35 | スポーツ
【コナミ杯】宣銅烈監督が日本戦勝利にこだわるワケ
宣監督「韓国には野球選手が誇りを感じられる文化がない」


 「日本のプロ野球は好きだが、日本を負かしたい」

 サムスン宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督の率直な気持ちだ。宣監督は、韓国野球とのレベルの差を認め、日本のプロ野球の設備や野球文化に対して称賛している。しかし、そんな日本の野球を撃破するのが宣監督第一の希望でもある。

 9日の日本ハム戦でサムスンは1-7で大敗した。宣監督はこれで監督デビュー後、チームの監督として、日本チームと3戦しているが、すべて敗れている。昨年のコナミカップで千葉ロッテに2敗し、今回の日本ハムとの予選でも苦杯を舐めた。もちろん、今年初めのWBC(ワールドベースボールクラッシック)の際、投手コーチとして歴代最強チームといわれていた日本代表チームを2度破っているが、プロの一チームとしてはまだ公式戦で勝利を挙げていない。



 宣監督は普段、頻繁に日本のプロ野球文化の魅力について強調する。具体的な事例も挙げている。たとえば日本で、中日の熱狂的なファンが飲食店で宣銅烈を発見したとする。すると、そのファンは、相手が食事を終えるまで店の外で待っている。そして「投手・宣銅烈」が店を出た時に、丁重にサインを求める。

 「ところが韓国では、飲食店で食事をしていると、隣でだれかが私の肩をポンと叩き、“ちょっと、宣監督、私さあ、○○さんと知り合いなんだけど、サインしてくれない?”と、サインを要求するケースが非常に多かった」と、宣監督は話した。もちろんこれはごく一部の例にすぎないが、4年間日本のプロ野球を経験したことのある宣監督の立場からすれば、ギャップを感じざるを得ない。これは日本のプロ野球を経験した韓国人選手のほとんどが感じていることだ。

 メジャーリーグの場合、選手は「成功した人」としてファンから尊敬される。日本ではさらに一歩進んで、成功したプロ野球選手はアイドルとしてもてはやされる。一方、韓国では選手が誇りを感じるだけの文化が育っていないというのが宣監督の説明だ。たとえば、最近韓火の金寅植(キム・インシク)監督が韓国シリーズ敗北直後、内野席のある観客からひどい暴言を吐かれたたことなどが挙げられる。

 しかも、宣監督は中日入団1年目の1996年に選手として初めて屈辱を味わったが、その翌年に華麗な復活を果たした思い出がある。いろんな理由があいまって、宣監督は日本のプロ野球に対して良い印象を持っている。

 もちろんそれはすべて宣監督の個人的な経験によるものにすぎない。宣監督は一方で「日本のプロ野球を打ち破ることのできる実力が備わったら、メジャーも怖くはない」との見方を示している。つまり、それだけ日本が宣監督にとって刺激的な相手だということだ。

 宣監督は9日、日本ハム戦敗戦後のインタビューで「予選にすぎない。決勝で相対せばケリを付ける」と意気込みを見せた。もちろんこのためには、決勝まで進まなくてはならないが、12日の決勝戦がサムスン対日本ハムとなれば大いに見る価値はある。なぜなら宣監督は、韓国シリーズ第7戦のように、全戦力を投入して総力戦に打って出るはずだからだ。

東京=キム・ナムヒョン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS



イ・スンヨブのインタビュー(朝鮮日報)

2006-11-06 18:09:03 | スポーツ
 「日本に来たのを後悔したことがあります」

 巨人のイ・スンヨプ(30)が、日本進出を一時深く後悔したことがあると告白した。

 イ・スンヨプは5日午前、SBSテレビの『ハン・スジンのサンデークリック』で、「千葉ロッテマリーンズで不振だった1年目、日本に来たのは間違いだったと後悔した。野球人生においてあんなに苦しかったのは初めてだった」と打ち明けた。

 イ・スンヨプは、最初に日本に進出した2004年、うまく適応できず2軍を行ったり来たりするなど、自身の野球人生の中で最悪のシーズンを過ごした。当時、周囲では「天下のイ・スンヨプも日本では駄目なのか」「バレンタイン監督との葛藤がひどい」など、良くない噂が立つこともあった。

 一緒に番組に出演した夫人のイ・ソンジョンさんも「彼が笑わないのを見たのはあのときが初めてだった。家に帰っても何も話さず、とてもストレスを感じていた」と語った。



 しかし、日本はチャンスであり、約束の地だった。昨年30ホームランを放った後、ラブコールを受けた巨人のユニフォームを着たイ・スンヨプは、今シーズン41本塁打を放ち、複数年契約を目前にしている。

 これについてイ・スンヨプは、「来年メジャーリーグに行かないことでファンを失望させただろうが、日本はわたしの人生において重要な国になった」と語った。

 イ・スンヨプはまた、今シーズン東京ドームで多くのホームランを打てたことに対しては「今年は東京ドームで試合が行われるたび、バットとグラブ、スパイク、ヘルメットを乾燥機に入れて乾かしてから使った。バットに湿気があると感触も良くないし、遠くに飛ばない。ほかのチームメイトはそれをしていなかった」と紹介した。

 一方、ライバルのタイロン・ウッズにホームラン王の座を取られたことについて、イ・スンヨプは「2位が決定した瞬間、がっかりした。しかし、目標はホームラン王や打点王ではなかったので、すぐに気持ちも晴れた」としながらも、「今年は完璧にわたしの負け。来年はもっと頑張ります」と、雪辱を誓った。

ノ・ジェヒョン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報JNS