あんぱん♪牛乳♪ロックンロール♪

人生色々な人が居るので多様性を肯定しつつ、何かを提言し「言葉」をつくっていくブログ。

『しょうがない』

2017-11-16 08:24:13 | 日記
世の中、「しょうがない」ことのほうが多いんだよ。

努力すれば、頑張れば、何でも出来るってもんじゃない。

報われない努力もあれば、どれだけ謝っても許してもらえないこともある。

同じ失敗を何度も繰り返すことだってある。

心にも慣性の法則はあるんだ。

一定の方向に、一定の速度で進んでいる心は、急には止まらないし、曲がることも出来ないんだ。

車だって、ブレーキを踏んで急に停まるわけじゃない。

それと同じで、人の心も急に変わることはないんだ。

だから、私は「しょうがない」と思った時点で「諦める」ことが肝心だと思っている。

だから、自分に対しても、他人に対しても、「しょうがない」ことは不問にするようにしている。

自分に対しても、他人に対しても、逃げ場も許さないような追い詰め方をしないこと。

そのほうが、「しょうがない」ことが多い世の中を生きることも、少しだけ、楽になるかもしれない。

「しょうがない」という言葉は、「許し」の言葉であり、自分や他人を「逃がす」言葉だと思うんだ。

自分も、他人も、許すこと、逃がすことも必要。

許してあげよう。

逃してあげよう。


『盲目な愛国は亡国』

2017-11-10 08:58:11 | 社会批評
現在の保守の混乱を見ると、嫌韓、嫌中、嫌沖縄、嫌マスコミ、親安倍政権、親米というワードに象徴されるだろう。
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嫌いを超えて差別、憎悪になっており、親しみを超えて信仰にも似たカルト宗教の如きになっている。
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盤石な安倍政権が倒れる時は、奇しくも同じ保守に足を引っ張られて倒れるであろうことを予言しておく。
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私は憎悪や差別を排除し、人道的な問題解決を目指すことが大切だと思っている。
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韓国に対しては、嫌韓よりも無韓心、中共には反中共、沖縄については、地域振興と日米地位協定を是正をもって寄り添い、移転先については普天間、高江ヘリパッドが不可避ならば、沖縄県民に理解を得る、歩み寄る努力、なるべく負担を国内、国外で分散しつつ、ソフトランディングによる基地縮小を提言すべきだろう。
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マスコミついては、どちらかと言うと保守的な立場から評価するのではなくて、個人による情報のリストラ能力とリテラシーの問題として捉えることが大切だ。
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マスコミが権力の補完になることも国益を損なう。
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保守論壇誌と論者の劣化に伴い、ヘイトスピーチが台頭する温床になっていることのほうが偏向報道よりも問題。
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別件で書く(既に書いている)が、北朝鮮問題における保守のスタンスも勇ましい言葉だけが先行し、中身を見ると、対米従属、米国丸投げ、人権人道問題としての取り組みが脱落しており、外圧による対北戦争を期待しているだけではないか。
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戦略的な外交努力を否定するような言論、行動に、あまり意味は無いだろう。
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現在の保守をもって、盲目なる愛国は亡国であると評価すべきだ。
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現在の日本に必要なのは、愛国では憂国ではないだろうか。
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私は、そのように思う。
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『選挙結果を受けて』

2017-10-23 08:39:07 | 社会批評
私が応援しておりしました希望の党ですが、あの逆風の中で50議席を超える支持を頂き、誠に感謝しております。

至らぬことも多く、ご迷惑をおかけしたことを深く反省するものであります。

当選した希望の党の候補者は、皆さんのおかげで国会で活躍することが出来ます。

残念ながら、惜しくも当選に至らなかった候補者も、本日より新しい戦いに挑みます。

希望の党の【希望】は、小池さんと党員候補者だけをもって【希望】と指すものではない。

有権者の方々が【希望】そのものだと私は信じております。

当選した候補者にとっても、残念ながら当選に至らなかった候補者にとっても、希望の党を応援してくださった方々が希望であり、未来に向かって生きていく大きな原動力となるのは言うまでもありません。

今後も野党再編など、様々な事があると思いますが、希望の党公認候補者全員、当落に関わらず、あたたかく見守って頂ければと思います。

私も安倍一強体制、しがらみ政治から脱却するために、これからも、ひとりの日本国民として、希望をもって生きていきたいと思います。

ありがとうございます。

木島伸一拝

『しがらみを捨てることの大切さ』

2017-10-21 09:09:29 | 社会批評
希望の党の結党意義とは何でしょうか?

今までの野党共闘路線では法案立法で廃案だけを訴えて結局のところ自公案に対して、たいした修正案をだせず、衆院、参院、通過、決議することになります。

修正合意(自公案の問題点を修正、骨抜き)という戦略がとれません。

対案が否決される場合、修正案という戦略をとらないと結局のところ自公案をそのまま決議させることになるわけです。

希望の党が議席を増やせば国会における立法決議に対する戦略的な動きが可能になります。

立憲主義だの、真の民主主義だの、強行採決だの言っても、議席が少なければどうしようもありません。

法案立法における正当性は屁理屈の正当性ではなくて手続きの正当性です。

安保法案だって、衆参両院決議、賛成多数という手続きを踏んでいるんですから立憲主義の破壊とはいえません。

法案というものも、法案主旨に基づく運用をしっかり監視しないと駄目です。

労働基準法なんて、法案主旨に基づいて運用されていない最たる例でしょう。

モリカケ問題や南スーダンの日報問題については文書保存、公開に関する点に尽きます。

疑獄について安倍政権、官邸の関連性と紐付きに終止しても書類に関することをしっかりやらないと何も解決しません。

希望の党はモリカケ問題や南スーダンPKOの問題ついて文書保存、公開が問題の穴だと指摘してます。

民進党の議員が本来やりたかった戦略が出来るのが希望の党なのです。

野党共闘への不満は、選挙協力への不満というよりも、国会議員としての仕事が出来ない、立法府で効果的な戦略が打てないということが主な原因です。

絶対反対、9条まもれ、反安倍的な市民運動の主張を国会に反映させ、市民運動のプラカードを法案決議で掲げたりしても、どうにもならないのです。

市民運動に依存する政治を続けても、政局は好転しませんし、国会も停滞するだけなので良いとこなしです。

排除、踏み絵という言葉だけが取り上げられて希望の党が批判されますが、希望の党は今までの野党共闘路線、市民運動に依存するリベラル政党ではありません。

元来、希望の党以外の他の政党だって誰でも入れるわけじゃありません。

私は立憲主義を尊守し、日本国憲法に定められている憲法改正手続きのルールに則り、自主憲法を制定し、対米自立、自主防衛体制を実現して、国軍を創設するという国家理念をもっています。

天皇を中心とした家族国家が理想国家であり、君が代、日章旗を尊守する立場です。

こんな私が共産党や社民党の公認を受けて立候補出来るでしょうか?

出来るわけがないのです。

民進党とは違う新党を結成するわけですから、希望の党の政治理念、国家理念と合致しない方にはご遠慮頂くということになるのは当然の理です。

ここは、小池さんの判断が正しかったと思います。

踏み絵でも排除でもないわけです。

以前の民進党と同じく、野党共闘路線、市民運動に依存する政治活動をやりたければ、希望の党とは違う新党を結成すれば良いわけですし、実際に立憲民主党が出来て逆に良かったと思います。

これで、殆ど、希望の党への誤解は解けたと思います。

今、迷っている方は、迷わず、しがらみよりも未来への希望を選択して頂きたいと思います。


『反天皇ネトウヨを斬る』

2017-09-23 10:46:35 | 社会批評
反天皇ネトウヨを分析した結果を簡単にまとめる。


①天皇陛下の高麗神社訪問をきっかけに嫌韓を拗らせていること。

②天皇陛下のご発言が左翼に利用されるという意味不明な危機感をもっていること。

③左翼が天皇陛下を擁護すると、彼らは更に反天皇を拗らせて肥大化するという悪循環。

④左翼が反対しているから原発推進という、反反原発の保守みたいな逆張りの論理に嵌っている。

⑤元々、彼らの価値観の根底が差別的嫌韓という愛国とは程遠いイデオロギーを根源にしているということ。

⑥彼らにとっての権威は時の為政者や権力者であり、もはや、天皇陛下ではないということ。

こんなところだろう。


こういった、間違った価値観は唾棄すべきものでしかない。

このような問題が起きる要因は以前からあった。

それは、保守系の論壇やメディアに顕著に見られる皇太子殿下、妃殿下、愛子さまへの誹謗中傷などに見られる。

保守系の論壇やメディアも、反天皇ネトウヨほど極端ではないが、微温的な東宮批判(東宮御所に住んでいる皇太子ご一家に対する誹謗中傷)を発してきたのは確かだ。

これは、著述家の古谷経衡さんが論じている温室育ちの保守論壇がヘイトスピーチの温床につながっているという論考と一致するのではないか。

政治界隈にも要因はある。

田母神俊雄氏が東京都知事選挙に立候補したときに、田母神応援団としてタレントのデヴィ・スカルノが旧次世代の党の選挙カーから手を降って、万雷の拍手を受けていたが、デヴィ・スカルノは、かなり以前より皇太子ご一家に対して悪質な誹謗中傷を繰り返していた。

挙句の果てに、デヴィ・スカルノは皇太子廃嫡署名を集める暴挙を起こしている。

そんな彼女を、保守を自称する旧次世代の党は選挙の看板として利用していたのだ。

流石に、知らなかったという言い訳は通用しまい。

保守政党や界隈が、デヴィ・スカルノを神輿に担いだことによって、東宮批判は一気に急進的展開を遂げることになる。

秋篠宮派を自称しつつ(秋篠宮ご一家には迷惑な話でしかない)、東宮批判を繰り返す変節したネットウヨクもかなり以前より存在し、それが、エクストリーム、パワー系の保守層と融合して、更にネズミ算式に増えてしまうという悪循環が起きてしまったことは言うまでもないだろう。

また、東日本震災や福島第一原発における天皇陛下の『お言葉』(詔勅)に、当時の「直ちに放射能の身体への影響はないと主張する旧民主党政権」や「原発依存症の安倍政権」が未だに語らない、放射能の影響を気にかける発言が含まれており、天皇陛下が日本の象徴として左翼にも尊敬されはじめている。

これは、健全な右派として、普通に歓迎すべきことなのだが・・・偏狭なネトウヨは、これすらも受けつけない。

彼らの愛する安倍政権が原発をベースロード電源と言ったりする「原発依存体質」であることは明白な事実であり、放射能の影響を気にかける天皇陛下の「お言葉」(大御心)を全く理解できないのが原因の一端だろう。

また、避けられない要因として天皇陛下の譲位問題や皇位継承問題がある。

私は天皇陛下の譲位、皇位継承問題について論じることは控えたいのだが、敢えて、簡単な範囲で問題提議をしておこうと思う。

天皇陛下の譲位問題や皇位継承問題について、有識者会議という有識者ではない人達が色々と勝手なことを言って、天皇陛下のお立場を毀損したのは非常に憂うべきことである。

天皇陛下が譲位をすることは「我儘」等と揶揄し、一代限りとした不敬な連中を安倍が動員したことに耐え難い怒りを禁じ得ない。

また、女性宮家について極端に反対している者たちが居るが、女性宮家にさして問題はないと私は認識している。

女性宮家に皇位継承権は無いからである。

眞子さまのご婚約が正式に決定したことも、歓迎すべきことだが、ここでも極端な層が拗らせてしまう。

眞子さまのご婚約に、極端な女性宮家創設反対派が不敬な誹謗中傷を浴びせるという信じ難いことが起きてしまう。

眞子さまにも、お相手にも、皇位継承権はないし、女性宮家創設という話に一足飛びにはならないだろう。

何をそんなに神経質になっているのだろうか。

神経質になるほど純粋で真っ直ぐなのだろう。

その純粋で真っ直ぐな情熱が恐ろしいのだ。

思えば愛子さまの誹謗中傷も酷いものだ。

女性天皇反対を拗らせて愛子さまに誹謗中傷を投げつける愚か者、ならず者がいるが、女性天皇は皇統の歴史に存在するし、誹謗中傷するような存在でもない。

まして、現行の皇室典範においても皇位は恙無く皇太子殿下から悠仁さまに受け継がれるので、愛子さまを誹謗中傷する理由は皆無である。

また、雅子妃殿下への悪質な誹謗中傷も意味不明であり、雅子妃殿下のご公務を妨げていているのは一貫して極端な女性天皇反対派に他ならない。

左翼が象徴としての天皇陛下、皇室を尊敬するようになったことも気にすることでもなく、入り口として歓迎するくらいの広い心を持って頂きたい。

最後に付け加えておくが、保守を自称する自民党の国会議員までもが天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録推進事業に賛成するという愚かなことをやっているが、観光財源として天皇陵を利用するなど言語道断である。

根拠として、仁徳天皇陵が仁徳天皇の墓ではないという一部考古学的、学術的な認識も後押ししているものと推測できるが、天皇陵の価値を考古学的、学術的価値観に基づいて評価すること自体が間違っているのである。

天皇、皇室が祭祀を行った時点で、そこに御霊が祀られているわけであり、そこは、天皇、皇室の祖先祭祀の聖地である。

現在も天皇、皇室に受け継がれる皇室用財産を奪うような行為を容認してはならない。

信仰を失った尊皇心に何の価値があろうが。

左翼が理解できないのはまだしも、保守だの、愛国者だのと自称する国会議員までも、天皇、皇室の価値をしっかりと認識し、皇統護持の精神を持っていないことが最大の原因ではないだろうか。

これは、ある意味、大東亜戦争や東日本大震災を超える国難であるとも言えよう。

天皇陵とは自然の宝庫にもなっており、もはや人間だけのものではないということを知らねばならない。

生きとし生けるもの、森羅万象に至るまで、ご歴代の恩恵に預かっているということを認識しなければならない。

価値観は人それぞれだが、国難を招く間違った価値観については厳しく対峙する勇気をもって頂きたいと願う。

今回はここまで。