カメラを片手に

「のりこぼし」を手作り

奈良に春を呼ぶ東大寺二月堂・修二会も半ばを迎え、やっと本来のお水取りに
相応しい気温?、平年より冷え込んだ0.6℃となり、練行衆の体からは湯気が
立ち昇っていたことでしょう。
でも東の春日奥山を眺めれば、湿気のためかぼっと。今夜半からまた雨が降り、
一雨毎に春を呼んでくれるのでしょか。
11時

ベルギー旅は、今日は休憩を。

連れ合いが稽古のため、手作りした菓子は「のりこぼし」です。


奈良市内の和菓子屋さんでもこの季節に作られています。
満々堂通則「糊こぼし」、中西与三郎さん「南無観椿」、
鶴屋徳満さん「開山良弁椿」が有名ですね。

我が家の玄関も二月中旬から造花の「のりこぼし」が飾られている。


修二会で二月堂・須弥壇の四隅に飾られる「のりこぼし」は練行衆が作られるが、
由来は東大寺・開山堂にある奈良三大椿の一つ「のりこぼし椿」です。

2016.3.4

奈良三大椿の一つで、咲いていれば、すぐそばの法華堂(三月堂)の
濡れ縁の水盤に、そっと置かれていることでしょう。


玄関には現在さらに奈良一刀彫の「糊こぼし椿」も置かれており、
作者は献上品にも選ばれた「荒木義人」さんです。


庭には一昨年まで糊こぼし椿があったのですが・・・
場所が悪かったのか枯れて
昨年春に、木津川市の「山口椿園」さんに再度伺うと、夏過ごさせるのが難しいよう
なので、ひと夏こちらでと。
もらいに行かなければなりません。    2016.3.5

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