カメラを片手に

サネカズラを玄関に

7時過ぎ、日の光が台所に差し込みます。南の方の建物の陰で見えなかった
日の出、太陽が真東に戻りつつありますが、厳冬期はこれからですね。
      

年末寒波に次ぐ今回の一級の寒波は、昨日は8℃だった居間の室温、今朝は
6℃を示した。市内にある奈良気象台の最低気温は昨日と同じ-3.1℃だが、
奈良郊外のここではもっと下がっているのではと思うほど風も強く寒い。
日中は最高気温3.2℃、湿度は40%台と乾燥しており加湿しなければ。
      11時半奈良

玄関に吹き寄せた落ち葉掃除等をした富山生まれの連れ合い、水道栓が凍り
つき出ないと、さらに富山市の積雪量が120㎝にもなったとのたまう。
      富山友メールより

この度の北陸での豪雪、富山では35年(昭和59年豪雪)以来のことらしく、
原因として日本海の水温が高いこともあるが、豪雨の線状降水帯とよく似た
日本海寒帯気団収束帯JPCZ)」と呼ばれる現象だそうで、2方向からの
冷たい風が海上でぶつかり暖かい日本海で雪雲が急激に発達し、帯状になり
ながら狭い範囲に入り続け、短時間に降雪量が増えたている。
この強い寒気の流れ込みの世界的な要因は『ラニーニャ現象』で、昨年秋から
太平洋の海面水温が低くなり、偏西風を日本付近で南に蛇行させ、日本に寒気
が入りやすくなっているという。

だがこの偏西風の流れが、一月中旬から北上し、二月初旬までは平年並みから
やや高めの気温に戻ると、だが暖かさで雪崩や落雪に注意が必要ですね。

その前に今夜から寒波が流れ込み大雪と・・・二・三日の辛抱を。

でも先が見えないのはCOVID-19の感染拡大ですね。
三連休明けには、近畿や名古屋も緊急事態宣言も・・・
自粛・自粛・自粛、上に立つ人こそ模範となれですね。

模範といえば、フォークロックの草創期から、今なお第一線で活動し続け、
2017年には『ロックの殿堂』入りした女性音楽アーティストの第一人者 
ジョーン・バエズ』さん1941年の今日が80歳の誕生日になります。

連れ合いも若かりし頃、ジョーン・バエズを気取りギターを持って
「ドナドナ」の歌などを唄っていたことを思い出しました。

この歌は本来はイディッシュ(中東欧ユダヤ文化)の歌で、
 イディッシュ語で書かれている。いろいろな国の言葉に訳されており、
1956年にアーサー・ゲヴェスとテディ・シュワルツが英訳されており、
ジョーン・バエズは「Donna Donna」 として1961年 にリリースし大ヒット

日本ではNHK「みんなのうた」で「ドナドナ」の題で岸洋子が歌っている。
英訳アーロン・ゼイト、訳詞は安井かずみ
 ある晴れた 昼さがり いちばへ 続く道
 荷馬車が ゴトゴト 子牛を 乗せてゆく
 かわいい子牛 売られて行くよ
 悲しそうなひとみで 見ているよ
 ドナ ドナ ドナ ドナ 子牛を 乗せて
 ドナ ドナ ドナ ドナ 荷馬車が ゆれる 
 ・・・・・・・・

ゆれる、揺れる、玄関では『サネカズラ・実葛』の赤い実がぶら下がる。
マツブサ科の常緑つる性木本植物で、晩秋に実が赤くなり、葉も紅葉する。 
      

「サネカズラ」の名は、つる(カズラ・)の先に赤く美しい(サネ)がなる
ことからで、別名の「ビナンカズラ・美男葛」は、樹皮を水に浸せばとれる
ネバネバした液体が、武士などの髪形を整えるための鬢付け油の原料から。

また古くは果実の美しさが人を惹きつけ、さらに蔓が複数に分かれて伸び、
分かれた枝がその先でまたからみ合う様から、「逢う」や「さ寝」の 掛詞 ・
枕詞として万葉集に「狭根葛 核葛  (さなかづら) 」として用いられて、
10首以上にも及び、第二巻、94 藤原鎌足 は
玉櫛笥みむろの山のさな葛さ寝ずはつひに有りかつましじ

 『後撰和歌集』恋三 700、『小倉百人一首』25で藤原定方(873-932)は
名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな

さねは?、
今日のBSプレミアム再放送の「クールジャパン」で夫婦別寝が出され、
外国の方々は多くは離婚の始まりとの意見が・・・日本では肯定的なのに
私のいびきはひどいが・・・どちらでしょう。
連れ合いとドナドナの歌でも一緒に歌いますか。
ユダヤ人虐殺とは関係ないのに、寂しい歌ですね。

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