6.1℃迄冷え込んだ快晴の朝、遅霜を心配しましたが・・・
午前11時には20度を超え、午後3時前には26.1℃迄上がり夏日となった奈良
明日までこの良いお天気が続きそうですね。
12時半、22.7℃、28%
若草山一重目と二重目の境には人の姿、インバウンド客で賑わってそう。
この良いお天気で洗濯もはかどり、二回目は肌触りが優しい愛用の綿の毛布
連れ合いの分も含め二枚、よく乾いてくれました。
実は今日は「コットンの日」、日本紡績協会が1995年10月に制定している。
由来は、五(こ)ten(テン)で「コットン」の語呂合せ、綿が夏物素材としてよく
使用され、5月が店頭販売の最盛期を迎えるためという。
昨日「大和文華館」の特別企画展・没後100年「富岡鉄斎 知の巨人の足跡」へ
開催は5月19日迄で、残り少なくなり慌てて出かけました。
門を入った赤松の根元、「ササユリ」の茎が立ち上がるはずなのに、
支柱はまだない。ササユリの谷へ帰りに寄ろう。
代わりに門の片隅で、ひっそりと紫蘭が咲いていた。
本館へと続く登り道には、ツツジはもう終わりの様で、
代わりに、赤いシャクナゲ、タニウツギと八重のザクロが、葉の間から顔を
出して咲いていた。
シャクナゲ
タニウツギ
ザクロ
ヤマボウシが一輪だけ咲き残っていた。
本館前には、青い空に三春の滝桜の緑の葉と本館のなまこ壁に映えていた。
二時間ほど解説を聞きながら鑑賞を終え、向かったのは通称「ササユリの谷」
クスノキが切られて明るくなった谷筋、手入れが行き届いています。
昨秋切られた笹、また笹に覆われはじめるも、ササユリの茎が出ていますね。
もう蕾が出てきそうな・・・
5月19日の鉄斎展会期末には見られそうかもしれませんね。
年間パスを持っているので、もう一度出かけることにしましょう。
この谷の新入り、植えられたモクレン科「カラタネオガタマ・唐種招霊 」に
花がつき、バナナのような甘い香りがする。
中国南部原産の樹高4mくらいの常緑性の花木、江戸時代に渡来したという。
枝や葉柄に褐色の毛が密生し、葉腋に半開状に咲く小さな花は直径2~2.5cm、
花弁は黄白色で縁や雌蕊が淡紫色を帯びる。
別名は「トウオガタマ・唐招霊 」や香りから「バナナノキ」とも呼ばれる。
さて門近くまで戻れば、脇の「タチバナ・橘」にも花がいっぱい咲き、香りが
漂っていた。
これから文華苑、ササユリに次ぎアジサイと続きます。
まずは、ササユリに逢いに行かなくては・・・。