10分くらいのアニメです。
ペットロスのかたにささげられたものなのかしら?
いけ男(めん)いけ猫のblueさんちで知り、前の猫をなくしたつらさから、
ちょっとためらっていましたが、
みました。短編アニメの「キミとボク」。
ニューバージョンだそうです。
猫からの視点で淡々と描かれる、アニメでした。
パッヘルベルのカノン以外、音はなかったり。
静かな映画ですが、しかしやっぱり、泣きました...。
うちの今の猫の、弟猫なるとが生後2週間で旅立ったときは、
もともととても弱くある程度覚悟があったからか?
今、トラウマより懐かしくやさしく
思い出せるような気がしますが、
前のミンミンのことは、...やっぱりまだトラウマ。
かなり酷ななくなり方をしました。
ずいぶん前に亡くしたんですが...18歳でした。
8歳、13歳、と大病をしたけれど、乗り切ってからは
弱った様子一つなかったのに、ある日家に帰ったら
倒れていたんです。
慌てて、一番近い病院に連れて行ったのですが、
そこからが血液検査や、薬、輸血...
とてもつらく、苦しい思いをさせてしまいました。
5キロだった体重が1キロ台後半になるまでやせて...
「わし、骨格でかかったからなあ。やせたら、目立つんや。」
そのころは、「ああ、この獣医さんはいい腕だ。」と
思うところに出会ったことはなかったといっていいくらい、
正直ろくな病院に当たらず、
獣医というのは、全てこういうもの?と思っていたほど。
前の犬たちも病気で失うことが多かったですが、
誤診、手術ミス、麻酔の前に医者がものを食べさせて窒息死、
投薬ミス...
そんなのばっかり。
ミンミンが最後に通った病院も「一番近かったから」と、
「その獣医さんがやさしかったから」。
やさしいイコール腕がいいわけじゃないんですが、
なにしろストレスでおかしくなるより、短い時間できらってない人に
診て貰えばいいかなと...。
病院が大嫌いなミンミン、でしたから。
「そやけど、わし、めんまはんみたいにお医者はんにシャーいうたりせんかったで!むっちゃ、おとなしかった。肉球には汗かいたけどな。」
ただ、今ならその選択をしたかな?
わかりません。
そのひとなりに一生懸命がんばったんでしょうけれど、
結果、「老衰」では?って言い出すのが非常に遅かったんです。
倒れたまま、放置はできなかったにせよ、
無理でストレスのかかる検査ばかりさせて、ごめんね。ミンミン。
そして、あまりまっすぐにすら歩けぬのに、たつのもやっとなのに、
玄関まで、出かけるとき見送ってくれたっけ。
帰りも、壁を伝いながら迎えに来てくれて...
もう、いいのに。っていっても、毎日...。
母と二人で順番に徹夜しながら、綱渡りの毎日。
ある夜、痙攣を始めたミンミンに動揺して
病院に電話したけれど、「もう、数分しか延命できない」といわれ、
うちで...と思ったのです。
電話しているときに床に寝かせていたけれど、
母が(一番なつき、一番かわいがっていた)どうしても
抱っこできない!とわあわあ泣きながらいうので、
ミンミン、ねえちゃんがおお泣きしながら膝に乗せました。
でも、声、かけても聞こえないくらい苦しそうで、
激しく動く体に動揺しながら、ねえちゃんは、
どうしても、誰かが抱っこして旅立たせないと!と思って、
落ちないように支えるのがやっとでした。
鼓動が止まってからも、痙攣はしばらく続いたのか?
もう、その辺は真っ白でよく覚えていません。
でも、泣いていても、抱っこしていても、
目の光がなくなって、硬直した体には
いやでも気がついてしまいました。
「ねえちゃんは、もともとよう泣くお子やったしな。」
治療費、亡くなってからもものすごく高額だったので
泣きながら母とバイトして払った...
もういないのに。と、思いながら。
やっぱり、苦しませるのって、とても後悔が残ります。
でももし、安楽死、っていわれても、(いわれませんでしたが)
選択できたかどうか。
というわけで、壮絶な最後の思い出が残ってしまい、
ずーっと、ずーっと、トラウマです。
前にお話した劇的出会い「雨でしっとり思い出す、めんまの前の猫。」から、
最後までをまとめて残したいというのは、あるのですが。
「ほんま、似合うてないのもはなはだしいのに、まあこういう、ネックレスかけられたりしたな、よく。わしほんま、我慢強い猫やった。」
このアニメ、とってもいいものでしたけれど、
ねえちゃん、癒されるにはまだまだ、時間がかかりそうです。
一番いい選択って、なんだろう。
答えはない問題ですけれど、
そばにいる、ってひとのこともわからぬくらいに
苦しい最後を見たら、やっぱり、動揺しちゃいますよね。
アニメの間や、この文章を打ってる間、
めんまが心配してみてるわけですが...
「ねえちゃん、なに、泣いてるの?」
うーん、ねえちゃんねえ。ちょっとミンミンにいさんのこと、
思い出したの。
「まだ、泣く?」
がんばって、泣き止むよ。もう、鼻、痛いし!
思い出すたびに、泣くけどねえ。ごめんね。
「なるとのときも、泣くよね。」
うん。
「僕を見て、なんか泣いてることもあるね。」
うん。なんかね...泣いちゃうね。
いつか、永遠にいっしょにいられる場所にいったら、
もう泣かないよ。
ねえちゃん、そうしたら生まれ変わらずに、ずっとずっと
一緒に、庭いじりとかして、カエルとかなでて、暮らしたいな。
でも、そこ、早く行きたいわけじゃないからね。
めんまだって、ゆっくり、ここでいっしょにいてね。
「僕、ねえちゃんといつも一緒。」
そうだよねえ。トイレの中からお風呂から、
夜先に絶対寝ないところまで、みっちり一緒だもんね!
一心同体だよね。
めんまがネコマタになってさ、ねえちゃんもなんか
妖怪になって(もうすでに妖怪人間ベラといううわさもある...)
この世で妖怪コンビで生きていくのもありかしら?
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