みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

東日本大震災のボラ周辺で思ったりしたこと。

2016年04月22日 08時39分03秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ

東日本のボラ活動や、それ絡みの色々で見かけた、ちょっと残念な色々と、それに付随して思ったりしたこと。

がっつり装備できたけど仕事を割り振ってもらえず、ボラセンの職員に文句を言っているボランティアさん。
(気持ちはわかるけど、人手が足りないより100倍いい事なのに。待つのも諦めるのも仕事っす)

届いた物資(洋服など)の中に、明らかに微妙なものが混じってる。
誰か断捨離したゴミ袋をそのまま送ってきてるの?
(送る前に、贈り物と呼べるか少し考えてみてほしいな)

「まともなボラセンは、お盆とかも休まずやってるよ」って、VC運営されてる方々も被災者な場合が多数だろうし、そうでなくてもVCに年中無休を求めるのは酷なのでは?
(じゃあ君がやればいいのに)

などなど。
どれも、根っこには若干の上から目線があるような気がする。


また、震災から半年ほどした頃に、福島の人が言っていた
「東北を赤ちゃん扱いしないでほしい」って言葉も印象的だった。

世間の皆様の
「してあげないとダメになっちゃう」
「助けてあげますよ」
という態度や空気が、キツイんだと。
色んなことに心底感謝してるけど、時々傷つくんだと。

支援する側に悪気はないんだけど、
相手の自尊心を傷つけるようなやり方や言い方をしてないか、
小さな親切 大きなお世話になってないか、
たまに振り返らねばなぁとシミジミ。



あと、誤解を恐れずに言うなら、
被災者の「ありがとう」は、丸呑みしないくらいでちょうどいいかと。

ボラには「ボラさんに来てもらえて何より一番嬉しい」と言うし、
旅行者には「遊びに来てくれるのが一番ありがたい」と言うし、
親戚には「やっぱりあなた達の顔が見られると一番安心する」と言う。
これは嘘とかじゃなくて、感謝を伝えたいと思って、言葉を尽くしてるだけなんだと思う。

問題はその後、
ボラが「やっぱりボラが最高にありがたいってさ~」
旅行者が「旅に来てくれるのが一番嬉しいってよ~」
などなど、おかしな事を言い出すこと。

いるのよ。こーゆー人が本当に。
きっと無意識に、自分のしたことが一番有意義だと示したい・信じたいんだと思う。(私もそう)

なので、言わせてくれい。
まず、行かない人へ。
(個人的には「行けない」って言い方も好きではない)

行く奴らに対して、変な引け目を感じる必要ナシ!
奴らは好きでやってるだけ。

ただ、好きでやってるとはいえ、悪い事してるわけじゃないのだから、足を引っ張るのはよせやい。
細心の注意を払い、
万全の体制を整え、
それでも不安もある、
そういうボラたちに向けるのに、果たして君の何気ない一言が相応しいものなのか、君の後ろめたさを解消するためのものではないか、口に出す前に少しだけ立ち止まってみてほしいな。

んで、ボラにも言わせて。
県外ボラなんぞ大した事はないのだ!
色々有り余ってる人が、好きで来て、好きでやってるだけなのだから。
行くことで、誰より本人が幸せ感じてるのだから。
(新人研修で強制派遣とか除く)
好きで行って、好きでやってるんだから、偉くもなんともないんだにゃあ


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