みう と 青

みうと青の共同ブログ。
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バスで移動(ランテパオ→テンテナ)/スラウェシ島@インドネシア④

2019年12月11日 13時39分00秒 | スラウェシ島@インドネシア 2019年9月
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9月16日(月) 旅4日目

この日は山中のタナ・トラジャ地方のランテパオという町から、ポソ湖畔のテンテナという街までバスで移動します。

朝は霧が立ち込めて神秘的



前2日入り浸ってたカフェで仲良くなったジモティーさんからの情報

●リンギさん(意味=お金)曰く、テンテナまで16時間かかるとのこと。16時着の聞き間違いだと思いたい。
●ロロさん(意味=真っ直ぐ)曰く、車内はクソ暑いとのこと。寒いよりマシだ。
●観光案内所のお姉さん(名前失念)曰く、「諸々インドネシアタイムだから」とのこと。

いざ、答え合せの旅へ!

まずは腹ごしらえ。
すでに常連となってしまったカフェ
オススメだというアボガドサンドが美味しいしバエる。






一昨日のチケット販売所では、朝7:30に南の街を出たバスが、8:00頃に私をホテルの前でピックアップするって言ってたし、チケットにも8:00発って書いてあるのに、7:15に迎えが来た。
これがインドネシアタイムなのか?
歯磨きをマッハで切り上げ、5分でパッキングして行ったら、一旦別の人の迎えに行ったらしく、すでにバスはおらず。
車掌さん的な人が一緒に残っててくれなかったら、絶対不安で泣いてたな。

結局7:30頃に通常の乗用車が迎えに来た。



私の座席番号は13番なのだが、どう頑張っても日本なら8人しか乗れない仕様の車だし、いくらインドネシアでも10人が限度かと思われる。が、よく分からんまま、とりあえず乗る。

ちなみに隣の席の姉さんは、同じバスでパルに行くという。
パルは私の翌日の目的地。
自分は1日では行けないと思ってテンテナで一泊というプランを組んだけど、そのパルに一気に行くという。
聞いてみるとパルには翌朝6:00着とのこと。タフだ。

結局、宿から13キロ離れた道端のバス溜まりに8:00に到着。




ここで大きいバスに乗り換えることが判明。
涼しい!車内も割とキレイ!
そして車掌さんだと思ってた人がバスの運転手さんだった。
早速バスの床を開けて何かをいじってるのは不安だけど気にしない。

生きた鶏の入った箱やバイクなど、乗るものは何でも運びます。


そんなこんなで8:20、大きいバス出発!
(これがインドネシアタイムなのか?)

道中はなかなかスリリング





すれ違えるのか?


ジャングルチック


落石注意の看板がエグイ。



9:30、最初の休憩。
このタイミングで朝ごはんでもよかったかも。
休憩は30分ほどもあり、暇なのでカップ麺を食べてみた。
パプア・ニューギニアでもお世話になったポップ・ミーと再会。



ドライブインのトイレがすごい。


床、桶、水、排水溝のみ。便器なんて高級なものはない!道中のドライブイン(?)は、だいたいこれ。
ただし、みなさんちゃんと流しているので、臭いとかはあまり気になりませんでした。
この手のトイレの素人さんとかのが、よっぽど汚してくのかも・・・。

長距離ドライバー用と思しきベッドは、ドライブインでは標準装備。



ちなみにこの山道、地図で見るとヤバイ。


日光がいろは坂なら、スラウェシは円周率坂です。

スクールゾーン


海が近づいてきたら、マレー系の人々が増えてきた感じ。



本日のミッションは2つ前の席のケンズィンくん(4才)と仲良くなること。
だんだん慣れてくる様子もかわいい。


最後には休憩場所で「ほら!お猿さんだよ!」と手を引いてくれたかと思ったら、ビビッてしがみついてくれるまでに手なずけてやりました♪
なお、名前の由来は「るろうに剣心」です。
パパが大ファンで、その話になると「バットウサイ!」とか「サムライエックス!(頰の傷の事らしい)」とか止まらない(笑)


14:30、二度目の休憩。ここでお昼ご飯。
ミーバッソばっか食べてるなぁ。




やはり30分ほどで出発。


16:30頃、山道で突如止まる。
長蛇の車列の先頭を見に行くとワイルドに工事中




ここで30分以上止まったけど、誰もイライラしたり怒ったりしていないので、昼間っから工事して、通行したい人が数十分待つってのがあたり前なのかも?

そして、工事現場の真横を通過。




18:00に三度目のご飯休憩を挟む。
ケンズィンくんファミリーからお弁当を分けてもらいつつの楽しいディナー。


しかし、地図見るとあと50キロくらいなので、正直「早よ行ってくれ」と思ったが、それが間違いだったorz
平面地図上では湖畔を真っ直ぐ行けそうな感じに見えたけど、バスは湖から離れて再び山道へ突入。
(湖畔に道がないのかも?)

19:00前には夕食休憩を終えていたけど、結局テンテナのバスターミナルに着いたのが21:50でした。

ちなみにこのバス、翌朝6:00に最終目的地に着く予定なのだが、運転手さん1人しかいないのよね・・・。
タフすぎる。

バスターミナルにはタクシーとかもまだまだ居て、取り纏めてるおじさんもいました。しかもちょっと日本語話せる!
自分はオジェというバイタクで宿に向かいます。


Rp15.000で妥結して、10分ほどで宿につきましたが、小銭がなかったのでRp20.000渡してしまいました。

そして宿にチェックインしたのが22:00。

朝7:30にランテパオの宿前でピックアップされて22:00にテンテナの宿着なので、全行程で約14時間半の移動。
どこがどうインドネシアタイムなのかは分からなかったけど、なんやかんや、結構楽しい移動でありました。
また、自分の乗ったバスに関しては、特に暑すぎるとか寒すぎるということはなかったです。
乗車率は8.5割くらいで、自分はずっと隣の席にザックを置いておけました。

明日は少しだけテンテナを散歩したら、再びバスでパルという港町まで移動します。

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9月16日(月)の経費(Rp129/¥)
 ●バス Rp180.000
  ランテパオ→テンテナ 約14時間 休憩4回
 ●朝食 Rp45.000
  アボガドサンドウィッチとトラジャコーヒー
 ●間食 Rp16.000
  ポップミーというカップ麺と手作り風ポテチ
 ●昼食 Rp0
  ドライブインでミーバッソ。
  バスで知り合ったおじさんにゴチになる。
 ●夕食 Rp0
  ポップミー、ゆで卵、ホットコーヒー
  バスで親しくなった家族にゴチになる。
 ●水 Rp8.000
 ●オジェ(バイタク) Rp15.000(実際はRp20.000)
  テンテナのバスターミナル→湖畔の宿 10分程度 
 ●宿代 Rp270.000
  Ue Datu Cotage(個室、ホットシャワー、朝食付き、Wi-fi強)
   ※Booking.comから予約。ダイレクトだともっと安いはず。


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