いつか こうへい に・・・

こんばんにゃ

つかさんが死んだ。
劇作家で小説家で演出家でもあった、あの、つかこうへいさんが死んだ。

世の中がいつか公平になるようにと願っていたかもしれない、
あの、つかこうへいさんが死んだ。

「亡くなった」
という言葉では、
ぬるくて
自分の中にある衝撃に届かない。

つかさんは死んだんだ。



なんのフックもないころから、なぜか芝居に興味があって
演劇部のある高校を選んだ。
(あと、家から近くて、制服が可愛くて、勉強しなくても入れるところｗ)


その自分が最初に「芝居すげぇー！」「演劇ハンパねぇー！」って思ったのは
野田秀樹さんの野田ＭＡＰを見た時。


その自分が体験的に「芝居すげぇー！」「演劇ハンパねぇー！」って思ったのは
つかこうへいさんの「熱海殺人事件」の水野朋子をやらせてもらった時。

あれが第二のホントの芝居デビューだったと思う。
１７歳の自分が無意識に踏み出した、この先の１０年以上の色々の、
初めの一歩。


自分の本棚にはざっと２０冊ほどのつかさんの本がある。
全部を全部、理解は出来てないけど、色々な事を感じたし
二度目、三度目でも感動する。


さよなら、つかさん。
やすらかにね。。。