みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

歌舞伎座への道

2010年03月30日 18時44分54秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。
引き続き土曜のお話です。

夜は友達の芝居をみるべくトモダチと東銀座なる大人でリッチな街にやってきました。

メールでもらった道案内の指示通りに4番出口をでると目の前に歌舞伎座だ!

メールによると出口を出たらamp〇を目指して歩き、そのamp〇の手前を右折、まっすぐ行くとまたamp〇があって…
とあるが、さっぱりamp〇が見当たらない…。
少し彷徨ってみると、すっご~~~く遠くに見覚えのある青とオレンジの光りが!

『あれか??』 『遠ッ!!』

明らかに遠い。
一つ目の目印としてはどうみても不適切。まさかの6時台に放映された加治さんとミサトの濃厚ラブシーンくらい不適切だ。

『あれなはずなくね?』
『でも、あれしか見えなくね?』

と、トモダチと逡巡していると神的なタイミングでお巡りさん登場!川に投げ込まれた可哀相な仔牛にむらがるピラニア級の勢いでお巡りさんに群がる自分とトモダチ。

『ここ、どこっすか?』

とメールを見せます。
住所も電話番号も分からず、目印はamp〇のみ。

劇場なんて名前言えば分かりそうじゃ~んとか思っている貴方は甘い!
世の中には星の数ほど、掃いて捨てるほど芝居小屋があるんだよ~。そして名前を言って『ああハイハイ』と思ってもらえるような、待ち合わせ場所にもなるような、ハチ公や銀の鈴やシンデレラ城みたいな劇場はほんの一握り、だ!
ホント、吹けば飛ぶよな劇場や、たどり着いても気づかれずスルーされちゃう劇場や、入ってもなお『ホントにここで芝居やんの?』と観客に疑いを抱かせ不安に陥れるような小屋が沢山あるんだよ~(T-T)
大理石で出来たロココ調の建物ばかりじゃないのさ。

で、お巡りさんも分からず『amp〇はあちこちにあるからな~』『4番出口から見えるのって言ったらアレしかないよね~』って感じだったので、我々は『じゃ、行くだけ行ってみます。ありがとー』とお巡りさんに別れを告げると、お巡りさんは颯爽と自転車で歩道の上を駆け去って行きました。逮捕しちゃうぞ?

結局そのamp〇は間違ったamp〇で、というか真逆の方向に位置するトラップなamp〇で、目的の劇場についたのは上演開始から30分経過後。芝居の長さは80分くらいらしい。ってことは既に半分近く経過orz

今からじゃ話のスジも分からないだろうし、その分安くなるわけでも無いし、何よりも我々に一切の否は無いわけで、観劇は中止に。

このやりきれなさを振り払うべく、銀ブラと洒落込んで、まったり茶でもしばこうぜ~となり、まずは本来通るはずだった道を逆行して東銀座に戻ることに…


amp〇、近ッ!!

おそらく第一の目標だったと思われるamp〇を発見。東銀座からめっちゃ近い!ただし交差点から1軒奥に入っているので、駅出口からはまったく見えませんorz

改めて我々に否はなかったんだとお互いを慰めながら、再び歌舞伎座の前に舞い戻っていたのである。

土曜日の話はまだまだ終わらないのであるが、歌舞伎座はそろそろ取り壊し&建て替えだにゃあ

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