みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

中三だった

2015年01月17日 16時22分03秒 | みう・つれづれ
やぁ(・ω・)ノ

中三の冬は特別な冬だったなぁ。
別に受験勉強とか頑張ってないし、
キラキラした青春も送ってないし、
素敵な恋に落ちてた訳でもないし、
ホント、自分の身近は普通だった。
けど、特別な冬だったなぁ。

横倒しの高速道路に唖然としたり、
忌野清志郎のヘリコプターに「そうだそうだ」
と、ともにイライラしてみたり、
珍しく真面目に新聞読んだり。

だけど、まだまだ子供で、
テレビで凄まじい映像を見せられて、
「なんてこった!」「大変だ!」「頑張って!」
とか思ったけど、
どこか「遠い場所の出来事」感もあった。
湾岸戦争のミサイル映像に、思わず「キレイ」と思ってしまうような遠さ。
「誰か何とかしてくれ」っていう距離感。

中学生の自分はまだまだ想像力が足りなかったし、
関西ってすごく遠い、自分の意思や力では到底たどり着けない場所だった。


今、自分にとって関西方面は、
その気になればいつでも行ける近所になった。

想像力や共感力も少しはついてきた。
ような気がする。

こーやって、自分の地球が少しずつ小さくなって、
少しずつ少しずつ心を育てていくと、
他人事が減って、時には生きづらく感じたりもするし、
自己嫌悪に陥ってズドーンと落ち込んだりもするけど、
また忘れて遊んだりする。

で、行きたいのに行けない場所がある事を知ったり、
行った先で「ああ、ホントに…」「え?まさか…」を見せつけられたり、
ちょくちょく往復ビンタを食らうような衝撃を受ける。

これを繰り返していくんだろうなと思う。


少し大人になった自分は、20年前に出来なかった事が、3年前には少し出来るようになってた。

「なんてこった!」「大変だ!」
の後に
「何かできることある?」
が続くようになった。


私はこんなに変わったけど、
もう変わらない事もあるし、
今も変わらず闘ってる人もいるわけで…。

みんなの色々が少しでもうまくいけばいいと思う。
生き延びれてよかっと思えるように、
見守る星や千の風が安心出来るように、ね。