goo

Эсмеральда~2015年5月20日モスクワ音楽劇場バレエ「エスメラルダ」


Эсмеральда


前回観たのは5年前
クミジン、ハムジンコンビは今はいないし、タチアナ・チェルノブロフキナは先生になっちゃたし、来日のチラシを見てもクラピーヴィナ(ナターシャのほう)は載ってないし、、、
などと思って出かけたら、ナターシャ、いたのでちょっとうれしかったです。

5年前、『やっぱりキリーロフ(ウラディーミルのほう)ってすごい・・・・』と感心した助祭長フロロ役は今回はニキータ・キリーロフでした。この方もとてもうまかったのですが(確かエスパーダの映像かなんかで見た記憶がある)ウラディーミルと関係あるのかな?

子役のアレクサンドルって、ナターシャとゴーシャの子????

ってなあんまり関係ない感想はさておきまして。

キャスト変更あったかどうか、もう確かめようがないのですが(キョードーはすぐ公式ページ削除してるし。。。仕事早すぎでしょ。。。。)
2015年5月20日、ソワレのキャスト
エスメラルダ:ナターリヤ・ソーモワ
エスメラルダ子役:アレクサンドル・スミレフスキ
フェビュス:ゲオルギー・スミレフスキ
クロード・フロロ:ニキータ・キリーロフ
カジモド:ロマン・マレンコ
グドゥラ:ナターリア・クラピーヴィナ
フルール・ド・リス:クセーニャ・ルシコーワ
ジプシー:アナスタシア・ペルシェンコワ
将校:オレクサンドル・オメルチェンコ、アルチョム・ソロチャン
道化:
ドミトリー・ジャチコフ、ビャチェスラフ・クルチ、ゲオルギー・アニエフ・スミレフスキ
王:アレクセイ・ババイェフ、セルゲイ・マヌイロフ、ドミトリー・ペトロフ
シェンシェーリ:アナスタシア・リメンコ
ヴァリエーション:
ナターリヤ・クレイミョノワ、オリガ・シズィフ、アレクサンドラ・ドロフェエワ

指揮:アントン・グリシャニン
管弦楽:国立モスクワ音楽劇場管弦楽団

第1幕約40分 休憩20分 第2幕約50分 第3幕 約25分



相変わらず「シェンシェーリ」がどの役なのかさっぱりわからないです。(進歩なし)
いや、単語の意味はわかるんだけども、役と結びつかないのよねー・苦笑
今回も一応マチネがあったとはいえ、オープニングなので、大使館の人とかのあいさつがあるはずと、、、新幹線から在来線に乗り換えて、少しでも開演が遅くなることを祈りつつホールに駆け込みました。
最初の10分くらい見逃したっぽいのかな?
幕の途中だと、扉の前とかで立ち見ゾーンに入れてくれるのですが、その移動や待機時間、見られない時間ができてしまいます。
モニターでそのまま映像見ててもよかったんですが、やっぱりナターシャ・クラピーヴィナ(グドゥラ役)を生で観たい、これを逃したら最後かもしれない、、、と思ったので、途中で入れてもらいました。
結局グドゥラのところはダメでしたが、群衆の活気あるシーンとか、エスメラルダとフェブの場面は間に合いました。

5年前の圧倒的に素晴らしかったレドフスカヤ&スミレフスキーコンビと比べて、今回のソーモワ&スミレフスキーコンビは、、、
レドフスカヤも可憐で可愛らしかったけど、ソーモワのほうが若い分、世間知らずの少女っぽさが出ていてよかった。
まあ若いったって、ソーモワももうベテランと言っていい年齢になってきましたが。
そしてゴーシャのフェブ隊長は、前回もやなやろーだったけど、レドフスカヤとだと若干対等っていうか、ちょっとはラブラブというか、それなりに「恋に溺れてる」感があったのに対して、
今回はほんとに「貴族のお遊び」そのもので。
スケベでいやったらしさ倍増で素晴らしかったです。これでこそ、処刑場でのあの冷たいブーツの足音が生きてくるんですから!
妹は初めてエスメラルダを観たのですが、『ほんとに嫌な役だね。死ねばいいのに、生きてたよ』とまで。。。。


2幕の婚約式のあと、エスメラルダとフェブのパ・ド・ドゥの時、フェブの白いリボンってついてました?あれ、つけっぱなしで踊ると思ったんだけど、今回あんまり見えなかったんですが、単にちゃんと見てなかっただけかな。




ほんとに、タンバリンの踊りやワガノワの「ディアナとアクティオン」が入っていないけども、この「エスメラルダ」は大傑作。
群衆の場面も大好き。
エスメラルダがあまりにも可哀想で救いがない物語だけども、人物造形が素晴らしいし、また観たいと思ってしまいます。
次も持ってきてください。


ああお腹が痛い。。。。これって胃痛なんですかね。
なにしろおなかが痛いという経験がないので、どう表現したらいいのかわからないんですが、最近おなかが痛いです。
やれやれ。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日からモス... 今日からファ... »
 
コメント
 
 
 
エスメラルダ (chiro)
2015-05-28 21:56:22
私も同じ回のエスメラルダを拝見しました。
誰一人として救いようのない悲劇でしたね…。
この作品自体が初見で、またダンチェンコの舞台も初めてでしたが、舞台の一人一人の演技が濃密で、バレエというより、まるでお芝居を観たような感じでした。
今まで観て来たロシアバレエを良い意味で裏切ってくれて、観に行って本当に良かったです。
このカンパニーはめったに来日しないようなので、惜しいですね。
スミレフスキさんは白鳥の湖でも拝見しましたが、職人芸のマイムの巧さでした!
純真な娘を手玉に取る軽薄な男ぶりが憎らしかったです。
おロシア人様が以前、ご覧になったウラディーミル・キリーロフの息子さんが、今回フロロ役だったニキータ君のようですね。
 
 
 
補足です (chiro)
2015-05-28 22:10:50
エスメラルダとフェブのパ・ド・ドゥの場面、フェブの腕に白いリボンが有ったように思います。
こんな浮気性の婚約者では、フルール・ド・リスも可哀想だなと思いました(^_^;
 
 
 
Chiroさま (おロシア人)
2015-05-30 08:51:15
コメントありがとうございます。リボンついていましたか、どうもです。
それなりにロマンチックバレエなどではどうしようもない恋人役でも、同情の余地みたいなのがあるのですが、ほんとに憎たらしい役でしたね(苦笑)
スミレフスキーは素晴らしいダンサーなので、できるだけ長く見続けたい人の1人です。彼だけでなく、実力のあるダンサーがたくさんいますし。ダンチェンコの来日が少ないのが残念なのですが、、、毎年は無理でももうちょっと来てほしいですよね。
オーケストラも素敵なので大好きです。
ゼレンスキーが監督になったので、その辺もちょっと興味深いです。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。