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リンゴ・アット・ザ・ライマン 2012 DVDレビューその2


※前回も書きましたが、リンゴ御大について熱く語る記事ではなく、主に70年代~80年代洋楽にどっぷりつかって育ったブログ主が書いている、リチャード・ペイジという内容です。あしからず。

前回のリンゴ・アット・ザ・ライマン 2012 レビューその1の続きです。

バンドメンバーのスティーヴ、リチャード、グレッグ、トッドの曲が3曲ずつの計12曲
ゲストのジョー・ウォルシュが1曲、
残りはビートルズの曲、ジョン・レノンの曲、リンゴのソロ活動以降の曲でリンゴが歌うもので総計25曲。
たっぷりです。

ステージの奥側、向って左から
マーク・リヴィエラ、リンゴ、グレッグ・ヴィソネット
前方が同じく左から
グレッグ・ローリー、スティーヴ、リチャード、トッドという並び。


1. Matchbox(Carl Perkins cover)
オープニング~「マッチボックス」;リンゴ・スター
オリジナルは1957年カール・パーキンスが発表し、ビートルズが1963年にカバーしました。(リード・ボーカルはリンゴ・スター)
メンバーが演奏しているところに黒いTシャツに黒のスーツ、足元はスニーカーのリンゴが軽快に走って登場!
まずはビートルズ時代の曲からスタート。
リンゴがフロントで元気に歌います。

2. It Don't Come Easy(Ringo Starr solo)
「明日への願い」;リンゴ・スター
1971年リリースのリンゴのソロの曲。
3. Wings(Ringo Starr solo)
「 ウィングズ」;リンゴ・スター
1977年の作品。
1、2曲目が明るいのに対して、ちょっとミディアムテンポです。
最初の3曲の中ではこれが一番好きかな~。
このあとリンゴはステージ後方のドラムセットに。
MCで「みんな楽しんでくれ!」と客席を煽って次のトッド・ラングレンを紹介!

4. I Saw the Light(Todd Rungren cover)
トッド・ラングレンの「瞳の中の愛」は1972年の作品。
いい曲ですよねえ。
わたしは特別トッド・ラングレンの大ファンではありませんが、みんなに人気があるのが、すごくよくわかります。
トッドはブルーグリーンのスキニージーンズに、リンゴ・スター(←ちょと若い頃の)Tシャツ。
ぽっこりお腹はご愛嬌。
曲の前のMCはなく、いきなりさらりと名曲を披露。
このあと、次に歌う人を紹介する形でリレーしていきます。
『このバンドはとてもいい仲間たちなんだ。仲がよくて、毎日一緒のベッドで寝てるんだぜ』ってMCのあと、グレッグ・ローリーを紹介。


5. Evil Ways(Santana cover)
1969年のサンタナの作品「イヴィル・ウェイズ」;グレッグ・ローリー
ハモンドオルガンを弾きながら歌うグレッグ・ローリー様(←なぜか「様」・笑) 
むはー。
髭度、クマ度、全てにおいてハナヂものです。(←そこか!)
こう、なんちゅーか。
わたしのヴィジュアル的な究極の理想はランディ・バース的クマ男(虎ファン的には獅子ですが。44番は不滅ですぜ。)
以前も書いたのですが、ヴィジュアル面での好みは、椎名桔平的キツネ目タイプ、スラヴ系な顔立ち(写真写りが悪いとなおオッケー)、そしてクマ男。
この3パターンに弱い。
今回のオールスターバンドのメンバーでリチャード・ペイジは特別な存在だからさておき
見た目でむはー!なのは、やっぱし、、、グレッグ・ローリー様でござろう。
ピアノ弾きとしてキーボーディストにはやはり心惹かれますが、、
あの髭クマ度、、、すばらしい。
今思えば、映画のボロミアが好きなのは、、、ショーン・ビーンの声や演技云々ではなく、あの髭クマ度にやられたのかもしれません。
しかし、実際そばにいたとして、転ぶのは、、、自分でもスティーヴ・ルカサーかグレッグ・ビソネットなんだろうなあ。
そのスティーヴさん。
のっけから全開です。
少々うるさいくらいです・笑。
まあ。ギターがうるさくてなんぼ、ってのもありますからね、バンドって。

グレッグ・ローリーが次のスティーヴを「パートナーでもあり、悪い友人でもある、スティーヴ・ルーク」と紹介。


6. Rosanna(TOTO cover);スティーヴ・ルカサー&マーク・リヴィエラ
「ロザーナ」は1982年作品。
TOTOのロザーナは、オリジナルどおりスティーヴのリードボーカルで始まり、
ボビー・キンボールの高音部はマーク・リヴィエラが担当!
このへんの曲はリアルタイムで経験してるから血が騒ぎますね~!
素晴らしい楽曲ですね~。
マーク・リヴィエラはわたしはビリー・ジョエルのコンサート映像くらいでしか見ていませんが、こんなにお唄がお上手な方だったとは。。びっくり!
そして素敵なサックスソロでも魅せてくれます。
サックスソロの前はグレッグ・ローリーのソロもあってうっとり~。
スティーヴさんはあいかわらずスティーヴ節炸裂。
いいんです。
彼はこういう人だもの。

ライヴのあいだスティーヴは12弦ギターから、ルークスペシャルモデル含めてたくさんいろんなギターをとっかえひっかえ使ってました。
わたし、ギターモデルは全然詳しくないので、何がどれだか全然わからないけども。リチャードのソロ曲のときに使ってた黄色い(ゴールド?)ギターが好き(さすがにトッドの使ったサイケデリックSGはわかりますよ。あれは誰でもわかるもんね)
マークはこのあとジャケットを脱いでました。模様入りの白いシャツがおっしゃれ~。
スティーヴは黒シャツ、黒のボトムス。
って、、、みんな黒ばっかやねん。
トッドが唯一色あり、、って感じでした。
歌い終わってから『ナッシュビルのステージに立てて嬉しい』や、リンゴへの感謝の言葉を述べてました。
スティーヴが次に歌うリチャードを『35年来の友人ですばらしいシンガー&ソングライター』と紹介


7. Kyrie(Mr Mister cover) ;リチャード・ペイジ
1985年の「 キリエ 」です。
キリエは涙ものの美しさ。。。。。
言葉に出来ません。
Mr.ミスターの2曲目の、(そして最後の←涙)No.1獲得曲。

はー。
生きてて良かった。(←←←)

高音のコーラスはトッドとマークが担当。
出だしはリンゴがタンバリン叩いています。

前回のツアーにリチャードが参加したときからけっこう映像出回っててわたしも暇さえあればヘビロテですが、今回のライマンでのライヴもうっとりでした。
リチャードの曲はいろいろ好きなのがあるのですが、キリエは何も考えずに音楽的な感動にひたれる、、、ってか、浸るしかないのよね、もう!
衣装は白シャツに黒の上下スーツ、靴は黒のスニーカーでした。

リチャードは歌う前に、『オールスターズのメンバーになれて嬉しい。リンゴに呼んでもらったのは2回目。素晴らしい仲間と伝説のドラマーであるリンゴと一緒に歌えるのは光栄』と。


8. Don't Pass Me By(The Beatles cover);リンゴ・スター
「ドント・パス・ミー・バイ」は冒頭のみにリンゴがキーボードを弾く曲です。
リンゴ、楽しそうに歌ってます~。
トッドのハーモニカがこれまた可愛いんだなー。
(オリジナルはヴァイオリンのフレーズをハーモニカで代用)


9. Bang the Drum All Day(Todd Rungren cover);トッド・ラングレン
「 バング・ザ・ドラム・オール・デイ」(1983年)1日中ドラムを叩け!
トッドがパーカッション叩きながら歌う「Bang The Drum All Day」はいつ聴いても楽しい!
どの場面をとってみても、バンドメンバーはみんな楽しそうにプレイしているのが気持ちいいです。
そんな中で、スティーヴがスーパーギタリスト根性丸出しで、パワーバリバリなのに対して、
トッドはなんでしょうか、、、もちろん熱気やパワー、ソウルフルなど感じられるのですが、一歩引いた余裕だったり、ステージ全体を見渡している雰囲気でした。



10. Boys(The Beales cover);リンゴ・スター
「 ボーイズ 」はビートルズが1963年にカバーした楽曲。
原曲は1960年、The Shirellesがリリース。
ここでトッドがサイケデリックSGで色を添えます。ソロも良かったわ~。
ビートルズのアルバムは「リボルバー」と「ラバーソウル」が好きなのですが。
よくよく考えると、、、初期の4枚を一番聴いていると思います。
まあたぶん、親が聴いていたってのが大きいのですけども。
それから、YAMAHAに通ってた頃、先生がよく聴かせてくれたしなあ。
この時期のアルバムって聴いていて、ほんと、楽しいです。
また、収録時間がすっきり短いのもいいですよね。


11. Yellow Submarine(The Beatles cover);リンゴ・スター
「イエロー・サブマリン」1966年の作品。
リンゴが『この曲は誰でも知ってるからみんなで歌おう!』『知らないやつはもぐりだぜ!』って感じでフロントで客席をあおり、会場みんな大合唱。
リンゴはご丁寧に台詞のところもやってくれて。
いいな~。楽しそう~。
イエローサブマリン号は、わたし、グッズもたくさん持っています。
黄色大好きだし。
YAMAHAでは、エレクトーンじゃなくて、、たぶん、鈴とカスタネットやりながら演奏して歌いました。
あの頃は、発表会以外では、家でおさらいするのも、エレクトーン教本やピアノ主体だったから、
こういう合奏とか歌は、お教室でその場でドン!って感じだったんですね。
小さかったから、歌詞もそのとき耳でテケトーだったから、

As we live a life of ease
Every one of us has all we need
Sky of blue and sea of green
In our yellow submarine

このへんなんか、
エヴリワンダフー!
オーウィニー!
スカイブルー!シーグリーン!イナイエロー!サブマリーン!
って思ってましたよ、大人になるまでね。。。

「イエローサブマリン音頭」も好きですよ、ちなみに。
あれも、当時は「きーんよ~うびはイエローサブマリン!」って思ってて、
何故金曜日がイエローサブマリンなのかしら、、と不思議でした。
大滝詠一にはまって、いろいろ集めだしたら、「ちゃんとWe all live in a yellow submarine
Yellow submarineって歌ってる。。」と知ったくらい・笑

リンゴがグレッグ・ローリーを紹介して、一旦彼は退場します。

リチャードは後ろで何やってんだろうと思ったら、靴脱いで裸足になってました・笑


12. Black Magic Woman(Fleetwood Mac cover);グレッグ・ローリー
「ブラック・マジック・ウーマン」は1968年のフリートウッドマックの作品を、
1970年代にサンタナカバーしたもの。
サンタナ時代にグレッグがリードヴォーカルをとって、ヒットしました。
バンドメンバーが激しく競演!というノリ。
というかここは、グレッグ・ローリーのボーカルをもっと前面に推してもいい場面だったような気もしなくもなかったり、ですが、元の曲もカルロス・サンタナがバリバリガンガンな曲ですからね~。スティーヴ、ギター職人になってました。
曲が終わると同時にトッドが「グレッグ・ビソネット!」とドラムスを称える叫び!
こういうところがトッドって素晴らしいです。
リチャードはベースだし、若い頃みたいにあんまし動きは激しくはないのですが、楽しそうに跳んでました。上着はここで脱いでました。


~リンゴが戻ってきて、メンバーを紹介
グレッグ・ローリー→スティーヴ→リチャード→トッド→マーク→グレッグ・ビソネットの順番。
そしてマーク・リヴィエラの音頭でRingoへのハッピーバースデイ。


13 Anthem(Ringo Starr solo);リンゴ・スター
2012年のリンゴのソロアルバムから「アンセム」
いい曲です!!!!(こういうの好みなんです。)

14 I'm the Greatest;リンゴ・スター
「アイム・ザ・グレーテスト」は1973年、ジョン・レノンがリンゴのために書いた曲。
今回はドラムは叩かず、アンセムに続いてフロントで歌うのみ。

15 Rocky Mountain Way (Joe Walsh) ;ジョー・ウォルシュ
リンゴが「ビッグ・サプライズ」とい、ゲストを紹介!自身はドラムセットへ下がります。
イーグルスのギタリスト、ジョー・ウォルシュ御大ご登場。
ジョー・ウォルシュは出てきて、ちらっと挨拶してすぐ帰るそぶりを見せたりして、お茶目パフォーマンス。そのあとリンゴへ「ハッピーバースデー!」
そして、1973年の「ロッキー・マウンテン・ウェイ」を披露。
(わたしはたぶん、80年代のアルバムで聴いたと思います。)
いやはや。圧倒的な存在感。すごいわー。


ささっと、ジョーがはけていったあと、リンゴがジョーのパフォーマンスでの破顔一笑をこらえらない風な感じでリチャードを紹介。
なんか言ってるんだけど、聞き取れず。
日本版(字幕あり)開封してないので・笑。
なんだかもったいなくて、開けたくない。先に届いたアメリカ版を観ております。
友達に効いたら、日本版の字幕はMCだけで、歌詞はついてないというから。ま、そのうち開けます。
16. You Are Mine(Richard Page cover);リチャード・ペイジ
「ユー・アー・マイン」は2010年のリチャード・ペイジのソロアルバムの曲。
歌う前に
『リンゴが新曲を歌わせてくれる機会をくれた。これはナッシュビルの若いアーティスト(busbee)と一緒に作った曲』と。
リチャードがアコースティックギターでしっとりとしたスローナンバーを披露。
これはファンの人じゃないと知らない曲だと思いますが、、
彼のアメージング・ヴォイスを堪能できる美しい曲です。
全然大ヒットナンバーでもない、新しい曲なのにオールスターバンドで歌わせてくれるリンゴに感謝です。
いつもアコギ1本での演奏を聞いているので、こういうふうに、トッドのベースとの並びで観ると新鮮!
そんで、グレッグ・ローリー、マーク・リヴィエラ、トッド・ラングレンのコーラスが美しい。。。マークとトッドの声なんて神ですよ、神。

歌い終わった後、『Ringo on the CAJON!!!』と。


17. Africa(TOTO cover);スティーヴ・ルカサー&リチャド・ペイジ
TOTOの大ヒット曲「アフリカ」!会場ヒートアップ!!!
凄かったですよね、当時のTOTO。
今も凄いでしょうが、あの「聖なる剣」の頃は泣く子も黙るTOTOというか。。。

今回はスティーヴが低音部、高音部は期待通りリチャードです。
マーク・リヴィエラのソプラノサックスが素敵です。
そりゃ、わたしは、スティーヴ・ルークとリチャードが好きだからあれですけども、、、
オリジナルより好みだわ。。。。
これ観てしまうと、ほんっと、、、リチャードをTOTOやシカゴが欲しがったのは良くわかるなあ。シカゴなんて、歌えるベーシスト、喉から手が出るほど欲しかっただろうし。。。
しかし、リチャードがTOTOやシカゴを選ばなかったおかげで(←人生設計的には加入してれば良かったんだろうけども)ブロウクン・ウィングス、キリエ、イズイットラヴがあったんだろうしなー。(アルバムとしては個人的にはコケた「GO ON」が好きです・笑)
複雑だわ。


18. Everybody's Everything(Santana cover);グレッグ・ローリー
「Everybody's Everything/新しい世界」1969年のサンタナの作品。
こちらもマイ・フェイバリット・ソング
もちろんリアルタイムで聴いていたわけではないのですが、
わたしは1971年生まれなんですが、ちょっぴり1969年ってのに憧れています。
アタシの中では1969年って、『花のロック』って感じでねー。
この曲の賑やかな感じ。スカ?
根が剣の舞体質なので、血が騒ぐんですよねぇ。
サンタナの曲だから、グレッグと、そしてリードギター担当のスティーヴがガンガンですが、
周りのみんなもすごいノリ!楽しいです。
終わった後、リンゴが「クレイジークレイジー」って・笑


19. I Wanna Be Your Man(The Beatles cover);リンゴ・スター
『会場の全ての女性にささげます』って。
「 彼氏になりたい 」はリンゴがドラムを叩きながら歌いました。
ビートルズの1963年の作品
トッドがかっこいいです。


20 Love Is the Answer(Utopia cover);トッド・ラングレン
トッドの「愛の証」は名曲ですね。(1977年のユートピア時代の曲→ http://www.youtube.com/watch?v=IPDQUp_audU&feature=player_embedded#!)
トッドのことは知らなくても
♪Shine on us all set us free
Love is the answer♪
この部分は聴いたことある人多いはず
(もしかしたらEngland Dan & John Ford Coleyのカバーのほうで知ってる人のほうが多いのかなー)
これやられちゃうとねー。
もう、ハート持ってかれちゃう。
かなわないな、って思います。
お腹が出ていようが、声が太くなっていようが(歌うまいんですよねぇ。ほんとに何でもできる人なんだなあ。)、、このメンバーの中では一番ロックらしいロックを体現していたと思います。
このライヴでは、スティーヴがアコギで、トッドはイントロのキーボード以外は歌うのみ。
トッドはギターをいろいろ使ってくれたり、リチャードの「ユー・アー・マイン」のときはベース、
ほかにもマラカス、スチールドラム、ハーモニカ、、、大活躍。
ハンドマイクで歌ったのは、リンゴとトッドだけだったですね。

リチャードは自身のブログで
So Todd, who has experienced this a lot, decided he wanted to replace "Hello It's Me" with the less known, but equally great "Love is The Answer", another favorite of mine. Ringo was very accommodating and gave the OK to start working it into the set. A few sound checks later and we played it that night (I think about 4 shows ago......I lose track of time out here). It sounds great and audiences seem to love it. It always gets a huge response. Todd's happy.
と、大好きなLove is The Answerがセットリストに加えられたことを喜んでます。



21. Broken Wings(Mr Mister cover);リチャード・ペイジ
「 ブロウクン・ウィングズ」はMr.ミスター初の全米No.1ソングで1985年作品。
トッドはマラカス担当。
、、、トッドにハートを持ってかれてしまっても、リチャードはやはり特別です。
ってか、ほんとーに、Ringoのオールスターバンドの中で歌ってるリチャード、、、感涙です。
感無量。
数年前、これまた大好きなリック・スプリングフィールドが「ブロウクン・ウィングス」をカバーするときに、
「リチャードがコーラスで参加してくれるなら」ってんで、アルバム収録の運びとなったそうですが、、、わたしにとっては盆暮れ正月いっぺんの夢のようなレコーディングでした。
またまた、こんな素晴らしいメンバーと一緒に歌うところを聴けて、こんな幸せなことってありません!
(ちなみにリックのこのアルバムでも、トッドの「愛の証」カバーを聴けます。
聴くべし!名曲です!)
わたしが知ってる限りでは、PV以外では「Broken Wings」ではリチャードはベースを弾かず、ヴォーカルのみでした。(シンセでベースの音を出してた)
ですので、このバンドでのベース弾きながらのお姿はなんか、、新鮮!
リチャードはこのライヴでは2本のベース(フェンダー・Pともう1個別のモデル)を曲によって使い分けていました。


22. Hold the Line(TOTO cover);スティーヴ・ルカサー&マーク・リヴィエラ
「 ホールド・ザ・ライン 」1978年。
我が家は両親が音楽をかなり広いジャンルで好きな人だったこともあり、洋楽も幼少時からガンガン流れていましたが、自分で能動的に聴くようになったのは、それでも小6、中学あたりからだったと思います。
個人的には「ホールド・ザ・ライン」より「アフリカ」あたりがすんごくリアルタイムなんですが、この盛り上がりっぷりはすごいよなあ。
高校のときの音楽の友的存在だった、カケスのサミーことコマダくんが、つばを飛ばしながら「スティーヴ・ルカサーのギターが凄い!!!!」とほえていたのが懐かしいです。
(鍵盤楽器やパーカッション系はわかっても、ギターは良くわかっていない私に、ゲイリー・ムーアやクリス・インペリテリやスティーヴとか教えてくれたのはコマダくんでした。)

23.Photograph(Ringo Starr solo);リンゴ・スター
「 想い出のフォトグラフ」
リンゴのソロの曲。
『会場のみんなを写真におさめたい』とかなんとかかんとか。
これはリンゴのファンにはたまらない曲でしょうね~。
Ringo、72歳にしちゃめちゃ若いと思いますが、やっぱり、昔のジャケットを見ると、おじいちゃんだよなー。当たり前ですが。
そしてちょっと痩せた気がします。


24.Act Naturally(The Beatles cover);リンゴ・スター
「アクト・ナチュラリー」
25. With a Little Help from my Friends(The Beatles cover);リンゴ・スター
「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ~平和を我等に 」
最後はもちろんリンゴ全面におしてのビートルズナンバー!
ピースマーク、アイラヴユーが入り乱れて盛り上がります!


リンゴが一旦ステージから下がり、
バンドメンバーによるレノンのカバー
26.Give Peace a Chance(John Lennon cover)
joe Walsh, Brendan Benson, Kix Brooks, Gary Burr, Vince Gil, Brad Paisley, Felix Cavaliere and Richard Marx
最後はナッシュビルなじみのアーティストや以前のオールスターバンドメンバーなどがステージにあがり、リンゴも戻ってきてフィナーレ!
リチャード・マークスも来てたのですね~。

素敵なコンサートでした!



グレッグ・ローリーは、ジャーニーの曲はやらなかったんですよね。
このメンバーでの、『Is it love?』(Mr.Mister)や『Ob-La-Di, Ob-La-Da』『Any Way You Want It』(ジャーニー)とか聴いてみたいなあ。


ああほんとに、こたびの来日公演、、行かなかったのが悔やまれます。
もう最後だったかもしれないもんねえ。
また来てくれたとしても、同じメンバーかどうかわからないし。
DVD化してくれてありがたいです!
CDも出ないかなあ。


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