goo

シュツットガルト・バレエを楽しんだ日記


6月1日~6日まで、(正確には7日の早朝まで・苦笑)とってもハードでしたが、充実したバレエ・ウィークでした!
ありがとうシュツットガルト・バレエのみなさん!
ありがとうバレエ仲間さん!
ありがとう「職場の皆さん!!!(←これ重要・笑)
Stuttgarter Ballet
シュツットガルトバレエの公式サイト
THE TOUR DIARY
サイト内の日本ツアーページ
http://www.facebook.com/stuttgartballet
フェイスブック

☆6月1日は楽しい「じゃじゃ馬ならし」だったし、夜行バスまで時間もあるので、ちょっと出待ち!
私の今回の一番のお目当てはそもそもタマシュ・ディートリッヒが来日するかどうかだったんですが、
まあ来てたのか来てないのか、そこらへんはよくわからないまま終わっちまった。
で、メインのお目当ては、バランキー。
1回しかない出番のバランキー。
あーあ、あたしもドイツへ行きたいよ。アジアツアーについてまわりたいよ!(って、バランキー、出番あるのか?)
☆初日でレセプションとかあったから、ダンサーが出てくるまで時間がかかりましたが、
その間お友達とどーでもいい話題であれこれ盛り上がる!
(ここらへんがお稲荷さんモード。。。。。)
そんな中でクラシック音楽談義にも花が咲きましたが、クリスティアン・ツィマーマンの話が出て、、、
あ、バランキー、ちょっと似てるよねー、ポーランド人だしねー、、、なんてね。
☆あ、でも、この写真の中にアタシはいません。(目立つ色の服を着ていたから、すぐわかる)

☆6月4日のゲネプロは、仕事終えて往復高速バス翌日も早朝から仕事、、、、さらにそのまま5・6日の白鳥と続くので、もちろん出待ちなし。
ダンサーにも負担になるでしょうし、何より自分の身がもたん。。。。
しかしほんと、このゲネプロは良かった。
行ってよかった!!!!!
それから、エキストラの東京バレエ団の皆さんの中に、今季ほかのバレエ団から移った、知り合いの娘さんを発見!!!(これも左サイドの3階から見たおかげ)
嬉しいなあ~。
麻実子ちゃんといい、Rちゃんといい、舞台にのってるところを見ると、それだけで嬉しいです!
(もう麻実子ちゃんはエキストラはやらないだろうけども)
Rちゃんは、入場の際のキャスト表配りも担当。
(会館入り口のチラシじゃなくて、チケットもぎりのあと、配るほうのキャスト表&ちらしの係。
あれを担当するのは、東バの若手さんのお仕事なのだそうですよ!どおりで綺麗ですらりとした女の子が多いと思ったよ!)


☆5日は朝からもう頭の中が例の4幕の音楽が鳴りっぱなしで困りました。
それから、「ロミオなフォーゲルはけっこうどーでもいい。」「お目当てはアイシュヴァルト」だったのに、
すっかりもう、アマトリアン&フォーゲルの組み合わせにホロリ。
少なくともこの「白鳥の湖」に関しては。
人間わからないものですなあ。
やっぱり音楽の力は偉大だ!

☆5日「白鳥の湖」初日。さすがに間に合わないので新幹線。そして新幹線の速さに唖然。
寝たと思ったら、もう着いてたよ!
ホテルは時々利用しているホテルの新しいホテルが上野の近くにオープンしたので、そこをテキトーに予約したんですが、なんと浅草だったのですね!スカイツリーも近いし、浅草寺近くだし、カメラ持ってこなかったことを大後悔!ちくしょー!
ホテルに荷物を預けて上野に移動するときにばったりバランキーに遭遇!
やっぱりクリスティアンに似てる~。
舞台本番、とても素敵で(特に4幕が)、、、、疲れもありましたが、感動の余韻に浸りたくて、終演後はフラフラ~っと帰ってしまいました。お友達のみなさん、挨拶できずにすいません!
☆疲れと感動の余韻のせいか、夜中にシュツットガルトのクラウディアさんに「4幕の音源がどうしてもわからなくてモヤモヤしています!」と訊いてしまった。。。

☆6日は地震でお目覚め。あーびっくり!
昼間はいろんな用事をすませて、夕方会場入り。

☆7日早朝、クラウディアさんからメールで4幕のパ・ド・ドゥの曲名「弦楽のためのエレジー」を教えてもらう。
ありがとう、クラウディアさん!!!!


USSR Symphony Orchestra. Conducter: Evgeny Svetlanov
モスクワ放送交響楽団、スヴェトラーノフの指揮の演奏。
演奏そのものは美しくて好みですが、バレエのときのテンポはもうちょっと違ったかな?

Tchaikovsky elegie
これは奏者はわからないですが、8分22秒くらい。
これも好きだなあ。舞台の感動に近いです。


Tchaikovsky Elegy for strings - Roma Chamber Orchestra
ローマ室内管弦楽団の演奏
わたしの感覚的には、これはものすごく歌っている演奏に感じちゃうのですが、全体の時間的には、バレエに近かったのかなー。でもところどころ、、、違う。7分ちょっと。

P.I.Tchaikovsky. Elegy for string orchestra. Tito García González, conductor
コレギウム室内管弦楽団
これも7分ちょい。

P. I. Tchaikovsky, Elegy for strings
Trakya Üniversitesi Balkan Oda Orkestrası. Şef: Rasim PAŞAOĞLU
7分23秒 トラキア大学室内オーケストラ。

こんだけ聴いてくるとだんだんわからなくなってくる。7分半くらいだったのか、やっぱり8分超えてたか?
実際は6分台だったのか?

生の舞台だと感覚違いますもんね。


わたしが弦の美しさにとても感動したのは、もう、17年位前になっちゃうのかな、当時の東朋楽オケ。
レオノーレの3番を弾いてくれたのですが、涙が出るくらい感動的な美しさでしたねー。
あれは忘れられないなあ。

彼らの演奏で、このエレジーを聴いてみたかったなあ。。。



あのクランコ版の白眉ともいえる、4幕の王子とオデットのパ・ド・ドゥの場面。
悪魔が、倒れている二人を順番に、まず王子を、そしてオデットを、マントの黒い影で覆うようにね、すっと横切っていくんですけれども、、、
死の影・絶望を振りかけて行くようで、あそこは魂が震えるほどの感動ものです。

クランコ版では、オデットは、真実の愛を誓ってくれる王子が現れるまで、白鳥の姿のまま、永遠に終わるともつかない悲劇の環の中にいるとのことですが、
あれかなー。
ベンノは湖畔の場面で白鳥たちを撃とうとしてたじゃないですか。
ってことは、彼には人間の娘には見えていないというわけで。

オデットを愛していた王子には、人間の姿に見えるのかな、、、人間の姿に見える人=真実の愛を誓ってくれる人、なのかな、なんて思ったりしました。
でも王子、結局、、オディールに愛を誓ってしまって、そこでもう、失格なんですよね、哀しい。



あー!やっぱり今からでもあの4幕だけ観にびわ湖に行きたい!!!!!(←バランキーだったら行ってたと思う・きっぱり!)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シュツットガ... 靴下屋の夏の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。