元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

お散歩でのお話

2008年07月16日 | パピーウォーカー(パピー時代)
シルクホームステイ102日目

シルク委託からの日にちが、ついに3ケタになりました。
考えないようにしつつも、時々逆算して考えてしまいます。
あ~、3分の1が過ぎちゃった・・・


先日お散歩の時に、立ち止まってじーっとこちらに熱い視線を送ってくるご婦人がいて
お話しました。
昨年長く飼っていたわんちゃんを亡くし、今度飼うなら「買う」のではなくて
ボランティアで飼いたい、と。
里親になって引き取るか、パピーウォーカーも考えているそうで。
気持ちは充分にあるけど、お別れが辛そうでなかなか決心がつかないと言ってました。


その気持ちは充分すぎるほど分かります。
私もそのことが心配で、決心するまでにかなり時間がかかってしまいました。


なので、「私も今でも不安ですよ~、本当に堪えられるのか自信もないです。
でも楽しいこともたくさんありますよ。
終わった後どう思うのかは分かりませんが・・。
今はなるべく先のことは考えないようにしてます」と話しました。

そう言いながら、時々考えてしまうのですが・・



今日のお散歩では、おじいさんが連れたラブに会いました。14歳の女の子
そのラブちゃんは、警察犬の訓練に行っていて災害救助犬の
お仕事もしていたそうです。


訓練は夏は涼しい青森の訓練所でやるので、避暑がてら青森に会いにいって
車で東北を一緒に回ったりもしたそうです。
8年も離れて暮らしていたそうですが、ご主人も定年されて
ラブちゃんも引退して、また一緒に暮らして、今じゃすっかりだらけた生活だと
笑っていました。
奥さんに先立たれてラブちゃんは忘れ形見だそうで、ラブちゃんも
穏やかな優しい顔で、大事にされてるんだあと思いました


名前も知らない初対面の方と長々話してしまいましたが、
モヤモヤしていたものがちょっと晴れました



 私の気持ちは全く知らずアキレスをむさぼり食うシルク


 早くパンダしゃんくだちゃい



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