元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

怪我の功名?!

2023年09月23日 | シニア期(介護こと始め)
今回あれやこれや大変だった中、1つ良いことが
ありました!

それは、、、室内ワンツーができるように
なったこと!!
これはね~、簡単そうで本当に難しく、今までも何度か
トライはしてきたんですよ。。
でも絶対嫌みたいで無理でした。

ベランダのすぐ手前でも無理で・・・。
でも介護服を着てても窓の桟などの幅と段差がそこそこあり
今までは自分でピョンとジャンプしてたのですが
持ち上げるとなると結構大変で。

かつ、シルクは日差しでのチックもあるので
日除けを全面にすると室外機の熱風で灼熱地獄となり
部屋のエアコンを送って少し涼しくなってからさせてたんです。
1日3、4回で済んでたからやってたけどこれだけでも結構手間。

これを期に室内ワンツーに持ち込めたら、今後介護度が高くなっても
天候を気にせずにできるのも安心なんだけど~。。。

おもらしを期に、ここでやっていいよ!いいよ!!
頼むからやってくれくれ~い、許してくれ~い!
大丈夫だよ~!と何度か試していたら
ついにシルクが折れてくれた。。(;_:)
1度するまでは大変だけど、成功してしまえば
次からは割とすんなりと。(ツーは嫌みたいでしませんが)
自分でも楽になったのか?仕方あるめいと思った模様。。(;^ω^)

パピーの時だって、散歩でするようになってからは
もう室内でさせるのは難しい。

まさか15年ぶりにしてくれるようになるとは!!
本当にこれが劇的に助かったこと!!
それはもう毎回拍手喝采ですわ。

思うと感無量・・・。(;_;)



凄いぞ、シルク!ありがとう!!


罰ゲーム?!

2023年09月22日 | シニア期(介護こと始め)
前回の飲まず食わず期、すったもんだの上
ようやく口にしてくれたのは
ひきわり納豆を「手から」のみ!という苦行だったが(;^ω^)

今回は水分の方が手こずった。
あらゆることを試した結果、ようやく口を付けたのは・・・



ち、、、ちっさ!!(;・∀・)
大豆3粒が乗るほどの小皿、、、小鳥かっ!
苦行に次ぐ苦行!!

ひ・・・、ひ・・・

非効率!

非効率の極み!!チーン。。

でも苦難を乗り越え、今でもムラッ毛はまだまだあれど
日常を取り戻しつつ、、

カートなし散歩で2千歩ほども歩き!


たまに風呂の出待ちまで復活!
大した15歳だよ!:;(∩´﹏`∩);:






しんいちの音楽に乗せ、、この後ろ姿が好き♪

頭落として寝てるの好き♪

いつも一耳ぺらんと残してるの好き~~♪


明日15歳8か月!


敬・老犬

2023年09月19日 | シニア期(介護こと始め)
お久しぶりです。
9月も半ばというのにまだまだ暑いですね・・・。
彼岸までと信じたい。

遡って、猛烈な暑さだったお盆の頃。
シルクの後ろ足の運びが何だか変(年を思えば当然なのですが)
と思った翌日。
再び歩行困難、かつほぼ飲まず食わず状態に突入してしまいました。

立ち上がろうとするとストンとなってフラフラ歩けない
、そしてあのおシモの始末が良いシルクがおもらしも。
更にその後、体の傾き加減と視野の入り方を見て
片目が見えなくなったんだな、、と思った。
他にもあれこれ。。

いよいよ介護生活、寝たきりのオムツに突入か、、、。
いや、これまでが奇跡だったんだ・・・。

人もですが、犬も寝たきりになるのはあっという間。
でもなるべくそれは最終にしたい。。

かくして、畳んで埃を被っていたドナドナ号(;^ω^)、
もとい!シルク号を久々出動!
朝4時から行商に行く生活に・・・。


ご飯もいらないってよ。
そんなヘリまで逃げなくっても。。(~_~メ)


ラブが食べなくなったらもうおしめーよ。
あらゆることをやっても食べない、飲まない。。
自暴自棄になりかけたが(苦笑)
私には僅かな一縷の望みがうっすら見えた・・・。

おもらしの頻度が、2人が留守⇒1時間程度でもしている。
私がいる⇒7、8時間漏らしもなく爆睡(持っている)

もしや、、、まさか、、、。この期に及んで信じたくは
ないが奴ならあり得るかもしらん。
い・や・が・ら・せ??

てことはまだ脳が使えている・・・?!!
脳さえまだしっかりしてれば希望がある、、、?!!
嫌がらせなんてごめん、
ともかく今は1人にしてくれるな!というサインでは?
いや、絶対そう!ごめんね!今は不安なんだね。

その後はシルクのド根性ぶりに触発され私もド根性を出し!
シルクは奇跡を与えられました。

カートなし散歩へ。足元も徐々にしっかりし!
公園をただ必死で突っ切るだけだった散歩も、日1日と匂いを嗅ぐ
余裕が出てきて日々快復が見て取れました。



たまに帰りはタクシー代わりにシモベ達を使ってみたり。(笑)


この老犬のどこにそんな力があったんかい!
という、そっちはぜってい嫌だー!!(;・∀・)も復活。



そして予想だにしてなかったこんなことまで。(´;ω;`)ウゥゥ
まだ生きる力があった!


立って歩いてご飯も食べられる!
ワンツーも立ってできるよ♪


もう今回こそは暑さと年齢から立て直すのは当然不可能と
思ってましたがここまで来ました。。

シルクのプライドとド根性を見て改めて感心!!

そして、ベッドも再開。
この不安定なマットでウロウロしたり穴掘りまで。。
結局これが一番筋トレになっとるのは間違いなく!
さすが14歳まで毎日へそ天してただけのことはある。。



良かったぁ!

でもハイシニアの元気は「今」元気。
明日は分からない。いや、1時間後も分からない。
大げさではなく実感してます。

まだ飲食含め色々ムラがあるのですが
敬老犬の夏、ようやく15歳の夏(今週15歳8か月!)
を乗り越えられそうです!

臭導犬?!

2022年07月26日 | シニア期(介護こと始め)
すっかり食欲の塊に戻ったシルクです。
PCなどやっていて、おやつの時間になると、
一歩一歩だるまさんが転んだ状態で近づいて来るのを
見るにつけ、コワッ!とまた涼しくなっております。笑

最近は届くものもシルク関係ばかり。
おやつかどうか厳しいチェックが入ります。



今では遠い昔のようですが、GWには飲まず食わずの危険な
状態でした。(ついこの前やん!)

そんな時、手を変え品を変え皿も変え色々工夫を施しました。
あのままステンレス食器を使っていたら、もう何も食べないね・・・
とそのままご臨終だったと思います。

陶器の大皿→各種小皿、、、今でもその時100均で買った色んな皿が
残っているのでそれを見ると夢ではなかったと。

最初の一口が失敗するともうダメ。
ちょこっとサプリを入れたりするともうダメ。

皿もダメになり手からのみに。
そんな中一番食べる率が高かったのがひきわり納豆って!!
何これ罰ゲームやん!(;^ω^)

一周回って疲れ、夫が何気なくドライのままのフードをあげようとし
「何してんの、そんなの食べる訳な・・・」
ぽりぽり・・・。

へっ!!?
食べてる・・・_?!

いつもは鹿肉スープなどでふやかしていたフードですが
急にジャガリコのように思えて新鮮だったのか?
灯台下暗しも甚だしい!ということもありました。

何も食べなくなり獣医さんから覚悟の電話で、
ダメ元で途中コンビニでアイスのしかもスーパーカップを
持って行ったら喰い付いて命を救ったという
話も聞いたことがあります。

また、良かれと思ってお高い良いおやつが全てダメで、
たまたまホームセンターのやっすい中国製ガムを買ったら
喰い付いたと。。笑

良い物ばっかり食べてたヴィーガンが
「何これ、ファミチキ?うんめー!」
「ハッピーターンの粉、マジ旨!」
「ナイススティック、神!」みたいな?
急にジャンクに目覚めた?!(;^ω^)

屋台や駄菓子屋を知らずに育った温室育ち令嬢にも
あるあるかもしれませんね。
命を救うものが何かは分からないものですな。

それから、シルクに食べそうなもの色々買ってきた中に
ボーロのおやつがありました。
しかもスーパーオリジナルのやっすいやつよ。

ダメ元で・・・。
「はい」・・・・・ぷいっ。やっぱダメかぁ。。。
再度「はい」・・・ぱく。
え??!
「はい」ぷいっ。「はい」ぱくっ

え?!まさか、、、ボーロには緑と白が入っており
スーパーのやっすいやつなんですが、白は食べ緑はぷいっ!

ええ~!まさか、あーた、違いの分かる女!?
裏を見ると緑はほうれん草粉が入っているようでした。
しかしこんなちっせー、しかもこんなやっすい、入ってるっつったって
あーた、食紅か何かで成分なんてどんだけなもんよ。

その後もやってみましたが、やはり白のみ口に。
色の判別は付いてないはずなので匂いのみで判別していたようでした。
どんだけ~!

飲まず食わず期はこちらも気が滅入り、ご飯も重苦しい時間でしたが
そんな中私が見つけた唯一の楽しみ?でもありました。

はい、ぷいっ。(ぶっ!)
はい、ぱくっ。(ぷぷ)

この時だけはちょっとゲームのようで明るい気分になれたのです。

人は最後まで使える器官は耳とも言われますが
犬は鼻とも言われます。
これを実証していた感じでした。

こんだけ鼻が利くなら、盲導犬引退後は麻薬探知犬にでも
天下りできたんじゃNE?!
今からでも何かに生かせなくNE!?と思ってしまいましたが
不思議なもので、危機を脱してからは
どっちも瞬食です。(;^ω^)

今でもボーロを見かけるとちょっとくすっとなり、
やっぱり最後の晩餐?かもしれない状況になると
絶対に口にしたくないものは口にしたくないのだなと。
まぁ自分でもそうだよな、と。
色々と勉強にもなった日々でした。


はて?そんなことがあったかしらぁ~??

暑中お見舞い申し上げます。

2022年07月19日 | シニア期(介護こと始め)
すっかりご無沙汰してしまいました。
鬱陶しいお天気が続き、梅雨入りも明けも宣言が早すぎたん
じゃNE?!
宣言した途端あるある、、、、。(;^ω^)

お陰様でシルクは驚く程元気になりました。
あれは一体何だったのだろうか、、、。(遠い目)
食欲は凄いし、歩行もほぼ問題なく。

一時は夜も挙動不審な感じで、認知症初期かと色々対策もしたのが
嘘のよう。
今思えば、体調の悪さと不安と貧血のせいもあったのかもしれません。

腹時計の正確さにも驚くばかり。(シニアになってからほぼ3回食)
爆睡してるのでご飯はまだいっか~なんて思いながら
再度パッと見ると、既に目バッキバキで
真顔でこちらを凝視していることもよくあり(ヒーッ)、
その度に背筋がゾクーッとして涼しくしてもらってます。(笑)

元気ですが、やはり日差しや風、人、車、最近は頭上の手などにも
チック症状が起きるので要注意です。
シルクの側を通る時はなるべく左、そして、そろ~りそろりと
能の舞ですわ。(;^ω^)

散歩は日の出前には帰りたいので、最近はカートももどかしく
すぐに出れるように歩きで。



すっかり3時台に目が覚めるようになりました。
夏至までは大変でしたが、夏至を過ぎると
本当に少しずつ日の出時間が遅くなってきてることを
実感してます。
かつてこんなに夏至を意識したことがあろうか!

便宜上介護服で行ってますが、足腰は一時よりもしっかりし、
支えなくても歩けています。



まだあまり腰も下がってきてないようです。
歩けるだけで有難い!

側溝やちょっとした段差をぴょ~んとするので、その時はちょっと
持ち上げて本犬のプライド(=お前さんはまだできるぞ!)
を保つようにしています。笑

日々朝焼けを見ながら。
セミが鳴かないと静かで良いですね~。

日の出前に帰宅するけれど、念のためサングラスとゴーグルを
買ってみました。まずはゴーグルを試着。
映えでもオサレでもない、ザ・医療行為!
固まってます。(;^ω^)


散歩では、慣れれば問題なさそうですが少しずつ練習が
必要そうです。
一応保険として万が一病院の時など、車内も日差しがすごいので。

思えば13歳まで毎日へそ天姿を当たり前のように感じてましたが、
あれはあれで今思えば凄いことだったんだなぁ、と。
ジャンプして、幅の狭い所で体制を入れ替え更に腹筋背筋、内臓、
足腰、全部しっかりしてないとできないと今になると
分かります。

13歳にとっては中国雑技団かシルクドソレイユか(例え古っ!)
という芸当だったかも。
もっと褒めてあげれば良かった・・・。笑
ということでへそ天は14歳からは見られなくなりました・・・。

ソファを撤去し不満を表明してましたが
ベッドもそこそこ気に入ったようです。



早朝散歩が済むとまぁ~1日が長いので
シニアにも安心な長くてぺらぺらなガムを噛んでみたり
(噛むことはとっても大事だと思うので)
気分転換とストレス解消!



相変わらず布団カバーを入れる時には「そこ!また手が止まってる!」
とブラック企業並みの現場監督ぶりなんですわ。(;^ω^)



ふかふかの綿あめ羽毛布団が濡れ煎餅になり、最近は
干してもソフトサラダにまでしか戻りませんが、
そんなちっせーこたぁ~どうでもよろしい。
元気ならば!(拍手!)

また今年も暑そうです。
今週14歳半になります。14からは重くて長い・・・。
このまま無事夏を乗り越えられることを目標に!

皆さまもワンコさんも気を付けて♪


*先月の北鎌倉円覚寺(写真のみ、目で涼を~♪)










試練の1か月

2022年05月23日 | シニア期(介護こと始め)
この1か月、シルク初めての試練にぶち当たっておりました。

4月1日またふらつきが起こりましたが、これは大事に至らず。
(2月1日、3月5日に癲癇から歩行困難になったのでひと月ごと
かと思いましたが)

中旬、嘔吐しいつものように気温差から来たのかなと
思いましたが、吐き気が激しかったので点滴と注射を。
すぐ良くなるかと思いきや、その後もぐったりして快復せず
食欲が一切なくなってしまい飲まず食わずのような状態に。
ラブが食べなくなる=死!?
とはよく聞くところ。
食欲だけはどんな時もあったので焦りました。

栄養のありそうなもの、介護食のようなもの
あらゆる缶詰や食べ物を買っては試すものの
最初一口食べてもまたすぐに食べなくなり、、、無駄になるを繰り返し。
もちろん手作りでも色々試し。

最終手段としてカステラ、プリン、アイスなどもうとにかく
食べれば何でも良いと思って買っておく。
よく聞く美食家のお猫様を飼っている人のご苦労が
分かりました。

ご飯と呼んでも来ないどころか、ご飯を嫌がる、
ずっと寝たまま。これはただ事ではない!(ラブにとっては)

シルクの視界の問題もあってか
何となく食器のせいもあるのかな?とステンレスから
陶器にし、更にそれも嫌で小鳥のような小さな
小皿にしたらついばむようにほんの少し食べたりも。
それも嫌になり手からのみしか食べなくなりました。

寝ている所にお口に手で運ぶ。小鳥ほどでもうお終い。
それも顔をそむけたり逃げたり、、、。
ええーーっ!!?うっそやーーーん!!

この前までの楽しみな時間が苦痛な時間に変わってしまいました。
動物が食べなくなる=体が受け付けないということは
もうその準備をしている?
時はGWまでもう少し。
シルクはちゃんと迷惑かけないようにGWに逝こうとしてるんじゃ?
そんなことが頭をよぎりました。
動物は空気を読んだり、逝く時を選んでるんじゃないかと
思うことよくありますよね。

血液検査とエコーで確認。
最初院長不在で若い獣医しさんしかいなく
貧血と炎症の数値が悪く、数値だけ見たら膵炎の可能性有との
ことでしたが、その後院長にエコーと本犬を診て頂いたら
エコーではどこにも腫瘍は見当たらず、かつ膵炎からの
出血だったらこんなに綺麗な舌の色をしていないとのこと。
もしかしたら甲状腺などの可能性もありますが
それもホルモン値などを検査しないと分からないと。

ひとまず血液検査の数値を見ながら、食欲が戻るまでは
できれば連日点滴した方が良いとのことで
その後は毎日補液(点滴)に通い、少し食欲が戻ってからは1日置き。
それこそ連休で助かりました。

もしかして動物として自然に逝こうとしているのに
人間のエゴで無理な延命をしているのか?と思ったりもしましたが
まだそこまで深刻でもなさそうで。
そうこうしているうちに
ようやく体力、食欲が戻って普通の感じになりました。

とは言ってもこれから日差しも強くなるし
癲癇の方も気が抜けません。
今はずっと早朝散歩で対応しています。
今足腰は大丈夫なのですが、一応公園まではカートを使ったり。




奴さんも手慣れたもので、その姿はまるで大名
もしくはタクシーの乗客。「はい、次右折ね」ってコラ!


帰りはダウンなんかして良いご身分♪


あたちのハイヤーなのよ♪


今は食欲もすっかり戻り、あの日々は何だったのだろうと
思うほど。
「おやつ、くんろ~」
「ご飯ま~だ?!」とニジニジと接近。
腹時計も正確に戻る。

と同時に夜何となく不穏な雰囲気?落ち着かず
認知症発症?のようなハァハァウロウロするのも落ち着いてきた。

何よりこうしてご飯の所まで来て自立し食べているのが
夢のよう・・・。


食べる気=生きる気が湧いてきたようです。


ひとまずホッとしました。。
14歳になってからは介護(介助)の入口を行ったり来たり。
引き続き要注意ではありますが
今日で元気に14歳4か月になりました。


シルクの症状

2022年03月23日 | シニア期(介護こと始め)
いつも見に来て頂きありがとうございます。
本日3つに分けてアップしています。

シルクの病気?症状についてですが
「散歩の時、急に驚いたようにビクッとなる」
色々調べていたら(自分で)ミオクローヌスによる
てんかん(てんかんとは別との見解もあり)と分かりました。

てんかんと言うと、全身の痙攣や泡を吹くなど分かりやすいもの
をイメージしますが、これは意識もあるし、ごく一部なので
とっても分かりにくいです。
え?ただ驚いただけでしょ?という感じです。

これが重なってくると瞼の痙攣や足に繋がってきます。
意識もあり痛くもないのは良いとして
本人の意思とは関係なく動いてしまうので、
瞼も寝ていてもずっと動いてしまっていて可哀想でした。

いかにこのチックのようなもの(てんかんではなくチックと書いてある
人もいます)を起こさないように過ごさせるか。
その発作が、急な強い光(特に木漏れ日から差し込むような)
や車や自転車、急な動きが横を通る時に起こります。

家にいる分には問題なく過ごせているのですが
外に出ないのも可哀想で・・・。
今は朝静かなうちの散歩で対処できているのですが、
これからどんどん日の出も早くなり、日差しも強くなり・・・。

同じ病気の方を見ると、わんこ用帽子やサングラスで対応、
5月ごろからはもう無理なようです。
じゃあ夜に、と思うと今度は車のライトなどに反応してしまう
ようで・・・。うーん、難しいですね・・・。
小型犬なら抱っこで対処もできそうなのですが。

一応シルクもサングラスは買ってみて(嫌がりそう)
大きな日傘を手にもって、これでカートを引いてたら
皆ドン引きな完全にヤヴァイおばたんですよ・・。( ;∀;)

せっかく良い季節になったのに。。
夏の間はどこか高原か、樹海にでも引きこもりたいと思ってましたが、
木漏れ日が強烈そうでますますダメじゃんという感じです。

まぁ、ダメならダメで家でおとなしくしてるしかないですね。
幸い本犬が元気で痛みや苦しみがあるわけでもないので、
上手く付き合っていくほかありません。
今は毎朝ビクッとするのを起こさず帰宅できるとホッとします。

そんな中、昨日血液検査の結果が出ました。
全て正常範囲内のオールAの花丸でした~!!
犬は腫瘍マーカーなどないので、それが全てではないのは
承知でも、久しぶりに何だかとっても嬉しくて!
抗てんかん薬も飲んだし腎臓も心配してたのですが
今の所一応範囲内でホッとしました。

この2か月は14歳の重みをひしひし感じた期間でもありました。


*おまけ(何の脈絡もない写真です)

久々に食べたハングリー♪


今月のお花




桜木町を歩いていたら見つけたもの。
自販機、ど冷えもんて!



そして
見ただけでもどれ程可愛がられていたのか分かりました。(´;ω;`)


要介護⇒要支援?

2022年03月23日 | シニア期(介護こと始め)
いつもご訪問ありがとうございます。
シルクは今日で14歳と2か月になりました。
この年になるとパピー時と同じく月齢も数えるようになりますね・・。

その後ですが、今月初め散歩に行った夫から電話があり、
間違いなくシルクに何かあったんだなと。
元気に歩いてたけど途中足取りがおかしくなり、
顔を見たらまた瞼の痙攣(部分発作)が起きていると
いうことで急いで車で迎えに。

帰宅してもなかなか治まらずひとまず病院へ。

やはりこれ以上は二次医療で診ないと分からないということでしたが、
一応癲癇と仮定して、部分発作に効果が
ありそうな投薬を試しに1週間。

色々サプリ等も与えていたので因果関係は不明ですが
4日目ごろに痙攣が治まり、徐々に足腰も立つようになりました。

発作翌々日から早朝のカート散歩のお試し。
初シルク号出陣じゃあ!



寝たきりな訳ではないので、二人で行かないと
危なくて無理でした。

最初は乗ることにもちょっと嫌がってた感じでしたが、道路に出たら
「ハッ、お散歩だわ!!」急に顔付きが変わって目に力が宿ったのが
分かりました!びっくりです。

そして「はい、ここで降りまーす!」と立てないはずの
クララが立った! 危な~い!!



下ろすといつもの場所でワンをして、歩き出す。
凄い!!やっぱりわんこにとって散歩の大切さを実感。



少しずつ毎日続けたことで自信にもなったようで、
徐々にしっかりしてきました。

カートにもすっかり慣れて、目線が高くもなり
結構楽しそう?というかまんざらでもないようでした。
ここはつまらないので乗るか~的な。(*'▽')
ただ、結構引く音がうるさいので朝は気を使います。

最初は公園まで行ってから降ろす、から徐々にカートに乗る
距離が減り、今は使わずハーネスのサポートのみで歩けるまでに
復活。短距離の散歩ですが。

ついこの前まで走れるくらいだったので、足腰の衰えでは
ないんですよね・・・。
本当に脳や神経って色々複雑に繋がってるんですね。



当初より何故かご飯時はしっかり立て( ;∀;)



目を離した隙にソファによじ登っていた。( ;∀;)
何故それができた??
お前さん、そこまでして・・・!!

今は危ないのでソファを撤去して低めのベッドに。



初日は目を三角にして「あたちのソファがない!」と
不満を表明していましたが致し方あるまい。

ようやく少し落ち着いたと思ったら
急に暑くなったからか、今度は嘔吐・下痢。。
フードや薬、先を見越して色々調整しているのですが
それより早くやってくるように。

そして今週またこの寒さで要注意です。
ちょっとした気温、湿度、本当にシニア犬の体調管理は
大変だなぁと改めて。
色々サプリや薬や脳に良い食材やら、トッピングする物が
どんどん多くなるのも老犬あるあるでしょうか。( ;∀;)

ということでひとまずは要介護から要支援?になりました。


春の到来

2022年03月02日 | シニア期(介護こと始め)
3月ですね~。
ようやく河津桜のつぼみがほころびました。
でもゆっくりの方が良いです。
人も犬も暑さが怖いお年ごろ。



シルクですが、おかげさまでその後も元気です。
先日眼科専門医を受診しました。
最初の症状からお話し、足と連動しているとなると
脳から来ている可能性高いが、そうなるとやはりCT等撮らないと
分からないし、どこまで調べるのかということにもなるので、
まずは今できる所(目から来ている可能性)から検査することに。

目はおおむね年齢なりでしたが、眼圧などは問題ありませんでした。
右目からの刺激は、右目が白内障進んでおり薄ぼんやりとしか
見えていないようで、そこからの急な刺激で驚いたりちょっとした
痛み?が走っている可能性もあるとのことで
まずは2週間目薬を試すことになりました。

気温が低いと元気で、この前広い公園に連れて行ったら
嬉しくて跳ね回って年齢とは思えない元気さを披露。








介護カートまで買った子とは思えません!!

ですが先日はまた右からの刺激に結構反応し帰宅後
足どりが怪しくなりました。
ただ、僅かで済みました。

足に連動してることを思うとやはり脳からと考えるのが自然
でしょう。
腫瘍や癲癇・・・。
癲癇というと、いかにも大きい分かりやすい発作のような気が
しますが、すごく微細な普通は見逃してしまうような分かりにくい
部分発作もあるようで。
事実、夫は最初気付いてませんでした。

とは言え、今特に苦しんでいるわけでもないので
この年で全身麻酔でCTを撮るのも。。
撮ったところで、薬漬けになるのも・・・。
いずれにしても、もし対処療法しかないのなら
調べなくても良いのかなと今は思ってます。

今は脳に良いとされているものを色々と
試してみている所です。

気休めでも良い、何もやらないよりは!
なるべくストレスや体に負担にならず、少しでも穏やかな日常が
送れるように。

気温もですが、調子も三寒四温で変わりやすそうです。
美味しそうに食べ、散歩に行け、すやすや寝てるだけで
本当にほっとします。

完全復活と思いきや?

2022年02月17日 | シニア期(介護こと始め)
お陰様でシルクは元気に復活し、
サプリ効果か介護グッズを見て奮起したのか?
驚くほど足腰もしっかりし、
散歩始めなどはスタタタタッーと速足で歩くことも
あり、長距離を歩きツーの踏ん張りも不安定さがなくなりました。

元々寒い方が元気なのもありますが、今の所足腰は大丈夫
そうです。


食欲も元気もあり、胃腸も問題なく
一見何も問題ない状態になったのですが。。

前にも書いた散歩中気になる頭(顔)の動き?に
一定の条件があることが分かりました。
最初に起こった「歩いている最中雷が落ちたように
驚き斜め後ろに引く感じ」はシルクの右側から何か刺激
(車や光?自転車や前から走ってくる子供など)
があった時に起こること。

眩しそうな驚いたような感じになり、顔もそうなります。
先日は話しかけてきた人の前でそうなり
「どうしたの?くしゃみ??」と言われました。

特に右視界の真横辺りに来た時にそうなります。
先日は曲がってきた車にちょっとパニック気味
(ビビりな子がエビぞりに後ずさりしてカラーが抜けるような)
になりました。

対面で来る車など特に危なくて、なるべくそうならないように
歩きたいのですが、何しろ頑固なので・・・。

こちらも右視界に入らないよう気を付けて歩いてるので、
安全な所で散歩している分には全く問題ないのですが。
こうなってみて、自転車や車や子供の動きにめっちゃ
敏感になりました。
こんな時こそカートの出番とも思いつつ、足腰がしっかり
している分飛び出しそうで余計怖く。。

老犬で目が見えにくくなって、急に視界に入ってきたものに
驚くようなことはあると思うのですが、
最初はこの翌日眼振や歩行困難が起こったことを考えると、
そう単純なものとも思えず。
耳は綺麗なので、メニエールっぽいものでもなさそう。

人も犬も特に異常がないものは「加齢」の一言で
ぐうの音も出なくなりますが、(汗)
色々な神経が繋がっていると思うので一度眼科医に診てもらおうか
なぁと思っています。