元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

犬それぞれ

2018年12月23日 | 日常
せっかくの連休ですが、あいにくのお天気。
ようやく明日からは晴れるようです。

先日、パピーの時によくお散歩で会っていたシルクと誕生日も数日違いのワンコさんに
10年ぶりに会い、お互いの無事?を確かめ合うことができました。


さて、この数か月の間にお散歩で会ったお二人のワンコさんの興味深かったお話です。
どちらも同じ経験をして、全然反応が違ったという話。

2犬とも13歳位のシニアさん。そしてどちらも多頭(2頭)飼い。
その相方が亡くなってしまったという境遇。
亡くなってから、一方の子はがっくり来てしまってみるみる元気が
なくなって、歩くのもよぼよぼとした感じで飼い主さんもとても心配していました。

そしてもう一方は、亡くなったらきっと元気がなっくなっちゃうと心配して
いたのに、何と予想外にみるみる元気になって、近所の人にも
本当に同一犬?!と驚かれる程若返ってしまったのだとか。
毛の色も濃くなり、あちこちハゲていたのにふさふさになり
食欲も増して、トボトボ歩いていたのに
すっかり元気に歩くようになったんだそうです。

きっと寂しいだろうから、新たに迎えた方が良いかしらと考えていたのに
あまりに元気に若返ったから、逆にストレスだったのかも~と言ってました。
今は13歳で初めて一人っ子になってノビノビしてるみたい!と。

共通してどちらも亡くした相方は肉親。
すっかり元気がなくなってしまったのは、保護犬兄弟。
小さい頃からずっと2人で1つという感じで、力を合わせて頑張ってきたようでした。

そしてすっかり若返ったのは母を亡くした娘。
意外でしたが、柴だし厳しいお母さんだったからかも~、って。。
お母さんが庭にいる時は絶対庭にも出なかったのに、今はしょっちゅう出るように
なったんだとか。
厳しい母の目がなくなって、解放されたのかなぁ

全く同じ経験をしても、こんなに違うなんてビックリでした。