ああ~受験シーズンだね。なんでこの一番寒い時に、受験が行われるのか!
日本も早く秋入学になればいいのに、寒いのがイヤっていうだけの理由だけど・・。
私ははるか昔、かじかむ手で鉛筆を握り、マークシートを塗ったが、ほんまに難儀した。
受験に失敗したのはきっと寒さのせいだろうと今も信じている。
ところで、ドイツであらゆる書類にチェックを書き込む場合、×印を入れる。
これが日本人にとってかなり違和感がある。どう?違う?
だって、×印は、「ペケ・バツ・バッテン・ペケポン・・・」どう読んだって、意味は「あかん!・だめ!失格!・・。」
でしょう?ネガティブな意味しか出てこない。
なのに、ドイツ(だけではない)では、「OK!・そうだよ。」って意味になる。
例えば、あなたは男?女?だったら、該当するところに「×」を書く。
ああ、ごめん。例題が悪かったわね。どっちとも答えたくない人もいるわね。
もとい、なんでもええわ。質問事項に「はい」・「いいえ」で答えるときも、該当する方に「×」印。
「税関に申告すべきものがありますか?」・・・・・・「いいえ」に「×」
「滞在日数は3カ月以内ですか?」・・・・・・「はい」に「×」
「手荷物はひとつですか?」・・・・「はい」に「×」
「ドイツ料理はおいしくないですね。」・・・「いいえ」に「×」?「はい」に「×」?どっちやねん。「バツバツバツ」!
ドイツ語でも英語でも、「~ではないですね」という否定型の質問の答えって答えにくいよね。
日本と反対だから、日本語に直して答えると「へっ?」ってことになる。
「あなたは日本人じゃないですね。」
「ずいぶん長いこと待ったんじゃない?」
「電車がすぐに来なかった?」
「今日はあまり寒くないですね。」
一瞬、Ya? oder Nein?
どっちや?って考えてしまう。
そこで登場、東洋人の謎の微笑み・・・・・・。ふふふふ 以上