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1リットルの涙。

2005-12-22 | TV

感想とっくに書いたつもりが…。「1リットル」最終回。

あの状態で5年だったんだ、というのが見終わってからの最初の感想です。
もっと徐々に進んで…だと思っていたので、全く喋れなくなってから5年。というのが…。だけどきっとその5年間にも、発病からの葛藤とは違う沢山の事があって、それでもきっと彼女はまっすぐ進んだんだろうなって思います。

それにしても、本当強い…というか、真摯だなって思いました。逃げるでも、単に割り切って乗り越えるでもなく、向かい合って、自分なりに答えを出して、何かをみつけて、迷って、焦って、でもきっと後ろは向かないで、彼女は少しずつ進んでいったんだなと。彼女の日記の言葉には、彼女だからこその、凄い真実が沢山つまっているなって。
だから、妹達への手紙に「ごめんね」が一杯あったときは、本当泣いてしまいました。綺麗なドラマなら「ごめんね、じゃなくて、ありがとう」とか言うんでしょうけど、「ごめんね」だった事が反って妙にリアルというか…なんというか…凄く切なくて、やるせなくて。

雨雲が切れたなら 濡れた道 かがやく
闇だけが教えてくれる
強い 強い 光
強く 前へ 進め

このサビも、いつも亜矢さんのあの写真と一緒に聞いていた所為か、胸に残っています。レミオロメンの「粉雪」もよかったし。

面白いけど忘れてしまうドラマが多い中で、コレはきっと、私の中に残ると思います。

 

…ただ…最終回の後半の演出は…。5年後って出て、最後のシーンは要らないような…。麻生君がみた「ありがとう」の文字から単純に6年後って出して、お母さんがその文字を見てて、「亜矢に会えなくなって1年が経ちます」でよかったような…。お墓に集まってくる人たちもなんか違和感たっぷりで…。お母さん達と先生がお墓に行くと、たくさんの手紙と花…とかでよくないですか?
最後、私は一寸醒めてしまったので、そこが凄く勿体無かったなって思います…。沢尻エリカさんの演技はとってもよかったのに…。
落書き、再びでごめんなさい。



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