マメモ

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功名が辻

2006-04-10 | TV

実は時折見ています、功名ヶ辻。
今までの大河とは全然違ってて、主人公が凄い飛びぬけてるわけではないし、出世の仕方も秀吉とは違い「サラリーマン的」というか。でもその中で夢を持って、仕事の意義とか人間関係に悩みながらも生きていこうというのがいいです。ちょっと勉強になってるかも(笑)

設定とかも細かくよくできてて面白いです~。
ねねと秀吉の事もそうだし(秀吉って、NHKではどんどん…ヒーロー的じゃなくなっていきますよね。「利家とまつ」もはまってみてたんですが、あの秀吉も生々しくてよかった…)、一豊の同僚のそれぞれの夫婦の関係性とか、昨日も旭夫婦の心の動きとか(でも行く末を知ってるだけに微妙な気持ち)市や信長の性格設定とか。
お市の方に関しては、すごい「ああ!!!」って感じでした。戦国に巻き込まれてるから単に子供な無邪気ではないし、賢いし、優しいのだけど「おひめさま」だからこそ、部下たちには気を使わない特権があって、それを悪意なく当然としてしてるから人の気持ちも判らない部分があって、だからこそ彼女の気持ちも周りに伝わらない部分が多い…みたいな。ああ、これが「お姫様か」と思いました。でもってだからこそねねみたいなタイプは気をもむんだろうなとか。そういうちょっとしたところでひどく感心しながら見てます(笑)最初はキャスティングの年齢差にかなり戸惑ったり、恋愛路線なの?とか思って見てなかったのが悔やまれます…。

あとは一豊役の川上さんのちょっとした時の素朴な演技が凄く好き。千代が空腹で倒れたときとか、昨日の「風呂を借りに来た」に、あ、って気がついて、じわって感情が上がってきて、「おお!そうか!そうか!」ってなるまでの一連の動作が凄く良かったです。舞台よりも細かい表情が見えて◎。さすがテレビに魂を撃った男(笑:BY西川さん)です。
昨日は生瀬さんもすごい良かった。奥さんの香りに気づいて「…おー!おおーー!!」みたいになるところが、奥さんにめろめろな感じと、本当は理性的なんだけどあえてそうやって周りを和ます感じとかでてたし、なんか顔が面白可愛かった…(笑)
あと、秀吉の母の「なか」が…。市原悦子さんの時も農家の人風でよかったけど、今回は本当「畑耕して生きてきた気丈な人」って感じです。なんか可愛いし。旭役の松本明子さんも似合ってました。

そんなわけで、またちょこちょこ功名ヶ辻感想書いていきたいと思います★