街人にサカーダ 本館

挙動不審なタンゴに関するブログ by しうえい

ベジェ曲線とクロソイド曲線

2006年06月30日 | 重い考察
タンゴを習いはじめる時に
すぐさまステップがどうとか、この技がどうとか言って、
なんとかタンゴの真似事を開始する人が多い


そうやって始めてみたものの
やはりタンゴとは「歩き」を核とした二人の動きが成すダンスである事を痛感し
長年タンゴと接してきた人が年を追う毎に基本的な動きに時間を費やすようになる例が
よく見られる


今日は特にそんなタンゴの習い方が間違っているかどうかについては触れない


基本的な動きという物を考えるときに
どうして人間はステップを真っ先に考えるかというと

他人のダンスを見て motion capture する上で
ステップを認識することが最も達成感の得やすい要素であるからであり
ステージなどでも結果的に観衆が魅了されやすいポイントである


しかしながらリードをしながら男性は、
連続的に女性に与えるべき力の方向、そして目まぐるしい強弱の変化を体得する上で
踊りを重ねる事により、より一般化したリードの理論を模索しようとする


そんなえらそうに語る私も
ただひたすらリードのへなちょこさに
嘆く毎日である



そんなことはさておき、
タンゴではお互いの連続的な動きが美徳とされているようだ
さらに言えば、連続的な体の支点の動きのような物が求められているようだ


体の支点という言葉に困惑される方も多いだろうが
「ある動きが繰り広げられる上での定点的な力の拠り所」であり
小学校か中学校で習った例でいうと、シーソーの支えどころとなる


シーソーの例では地上に足があって台を支える点がまさしく支点であって
タンゴの場合も二人で組んだ体のどこかが支点になれば心地よさそうである

ところが人間の足という物は厄介者で
2本あってお互いに交互に動き合わせなければ人は歩けない

仮に戦車のようなキャタピラ型の足の人がそこにいれば
人はその安定っぷりに目を見張ること間違いない


そんなことはさておき、
逆に支点を設定して足が後から勝手についてくるようにしろ
という事をGさんが教えてくれた


なるほど、というところで
私なりにしばらく考えた結果
支点の動きが理想的には【ベジェ曲線】のようになれば
自然に足がついてくるのではないか、
と想像するに至った


参照:イラストレータで描くベジェ曲線
http://www.interq.or.jp/rap/keihiro/dtp/ill-06/ill-06.html


ある既知の振り付けを動く上で
点と点を通る最もスムーズな曲線とでも説明できるのかどうか
そんな支点を動きを実現できるようなリードが求められていることになる



ついでに
こっちはどうでもいい話だが

カーブを描く動きに
人間がもっとも自然な加速を感じる為の曲線は
クロソイド曲線と呼ばれるそうで

ヒーロなどの動きに際し
支点の動線となるベジェ曲線が
クロソイド状になれば心地よい回転が得られるはずである


参照:クロソイド曲線について(下へ行くほど上級者向き)
http://202.250.123.44/buturi/clothoid/clothoid.html
http://www.appmath.osaka-wu.ac.jp/~takashiw/mathematica/geometry/jma-clothoid.htm
http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/clothoid/clothoid.htm
http://www.u-gakugei.ac.jp/~nobuko/97seminar/99-2.html


理論的には


おわり

タンゴが好き@関東某所

2006年06月19日 | ライブ・ミロンガ
週末は完全オフライン


「タンゴが好き」でおなじみのあの方と共に
「タンゴ増員計画」の幾人かと関東某所28Fで踊りこみました♪



朝の食卓



ミロンガタイムと半分人間の怪


そして、



懐かしの蓄音機タイム



サッソーネの日本曲カバー


ああ、極楽でした☆


※「タンゴが好き」は今コチラに
http://deluxe.web.infoseek.co.jp/


瞬間沸騰性

2006年06月06日 | プラクティカ
タンゴの新たな課題を作ってみた


究極のサロン性を求めること
つまり、出会った直後の3曲で最高の踊りを実現できること


組んだ直後に
回路が組みあがり
電流が流れ
動きが巻き起って
耳から湯気が出て
目が赤いLEDランプになって
鼻からお湯が沸く


そりゃポットだよ


3曲だけの速攻型愛情表現
瞬間沸騰性のある踊り

アジア16位

2006年06月05日 | ライブ・ミロンガ
この順位で喜んでいるのは
我々だけかもしれません
準決勝終わってから、こればっかり言ってます。


無事、10位以下の部入賞を果たしました!!
ねーさんにはバカと言われそうですが
すべて一緒にがんばった彼女のおかげです。


ていうか
楽しかった!!


根拠のない1位への欲望よりも
実力を出し切った達成感の方が気持ちいい。
もちろん結果が出れば最高でしょうね。


今は
色々と新しい事を勉強したい気持ちも
芽生えてきました。


とりあえず
おやすみなさい~


スーツ丸ごと
竹芝に忘れちゃったよ
LATINAさん、安いスーツだけどキープたのんまっせ。