翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

逃避勉強逃避

2006-01-22 20:27:52 | 文化人
毎週テストあると週末ごとに引きこもる生活の俺です。こんばんは。友達が来なくなっちゃったので、ポカッとエアポケットに落ちた様な週末でした

昼にぼーっとした頭で、世界ゴルフ選手権を見ていました。テレビじゃ言わないですが、今回は明らかに、宮里のせいで日本ぐだぐだです。つーか、流れを切るのね…。今夜は頑張って欲しいものです。微妙にミンゴルをやる程度にゴルフ好きの俺は二人を応援しています。おっさんくさいなぁw。

んで、また暇つぶしに年末に買った小説を読んでいるんですが、これがまたつまらないつまらない…。無理矢理文字を飲み込むのですが、寝てしまうという展開で苦戦中です。しかたなく、友達から借りている短編集を読んで、各話ごとにおもしろくて集中しちゃってしっかり持ち時間を消費する駄目パターンですわ。ちなみにこれは伊坂の、死神の精度、です

つまり、11時に起きて、テレビぼーっと見て、小説読んで、ゴルフぼーっと見て、小説読んで、寝て、起きて、小説読んで、寝て、起きたらこの時間ですよw。勉強したのは、テレビとゴルフの間だけ。でもまぁ今回は楽勝なので十分暗記できたと思いますが。また今夜集中しなきゃならないですが。

ちなみにこのつまらないなぁと思う作品は、『愚か者死すべし』です。こういう生活を送ってしまった俺に、けんか売ってんのかというタイトルですねw。おまえがおもしろきゃ、俺は寝ないよ、と強く言い返したい

そうそう、基本的に短編集って好きじゃ無いんですね。小説では、意味不明な出だし+ぐいぐい引っ張る展開+大オチ的なのが大好きなので、これが短編だと味わいが足りない感じになるってのが俺の王道のパターンです。

この例外であるのが、前にも挙げたクリスティの短編集と、川端康成の『掌の小説』ですね。川端のものは確か100以上の作品が1冊の中に収録してあるはずです。各作品4ページくらいであっさりした純文学的な物や軽いミステリィものもあった記憶があります。まるでブンガクが泉の水の様にポコポコ湧き出している様な作品集です。こんな風に、小説のプロットが出てくる人間がいる、つまり小説家には向き不向きがある、つまり俺は小説家にはなれないなぁと痛感させられた一作ですw。

そういえばこのblogであまり純文学については触れない俺ですが、純文学もしっかり読みますよ。

好きな作家は太宰治。特に、後期の短編的な作品群が大好きです。おさん、ヴィヨンの妻なども味わいがありますし、斜陽という傑作もあるわけで。一番好きなのは桜桃ですね。人間失格もかなりいいのですが、気分が暗くなります。まぁ、文学史上的に見てもっともインパクトがあるのは人間失格であると思います。

一番嫌いなのは、津軽。でもね俺は中学生の時に読んでこの作品好きになったんですよ。んで、現役時のセンター国語の小説部門で出たんですね。だけど、本文を読んで主人公の心境を選べ、みたいな問題で選択肢が怪しいんですよ。どれも不十分な感じで。しかも、本文を読んでと小説全体を知っている人間では答えが違うだろ的な感じで。結果、沈没ですよw。問題の講評でも正解が疑問とか言われまくった年でした。

他には、森鴎外が好きです。現代では宮本輝と村上龍が好きです。村上龍は、純文学かと聞かれると苦しいですが、そんな質問をする人には、限りなく透明なブルーとコインロッカーベイビーズを読んでから出直してこいって言いますよ

つーかね、これ以上書くとまた死んでしまうので終わり。パンが無性に食べたくなったので買ってきます。じゃね

有頂天

2006-01-18 23:26:05 | 文化人
病理、中島先生の神の手が降り、顕微鏡地獄からは午後2時の解放となったので、MOVIXに、THE有頂天ホテル、を見に行きました

ストーリーは大晦日のホテル。てんやわんや。(ちなみに同じ設定でフォー・ルームスというおもしろいオムニバス映画があるね。俺的には第4話のタランティーノのやつで7.8点くらいのおもしろさだよ)

あのねぇ、三谷ファンならはずせないね、これ。三谷ファンじゃなくてもはずせないね、これw。もうとにかくごちゃごちゃ出てきます。んで、各人のエピソードがおもしろい。その各人のエピソードをおもしろおかしく俺が書けるわけではないので、映画館でその独特な空気を読み取って下さいな

俺的には、西田敏行のけつおよび伊東四郎の微妙な顔芸を見逃せない点として薦めておきましょうか。つーか、出ているやつ、アヒルも含めて、全員おもしろいから

難点は…。MOVIXの問題。映写室で熱が出るのは仕方ないんだけど、その廃熱処理をうまくやっていないんだな。だから、煙の揺らめき、が画面に投影されていたのね今日は。今まで気づかなかったからあくまで今日はとしておくけど。でも、その揺らめきは単一色背景の時(ホテルの壁紙や、顔のアップなど)に気になる気になる。もうね、かなりそれで集中力きれてしまったよ。だからそこがどうもなぁと思った。それにパンフレット売り切れってあんた…

人はかなり入っていたね。平日夕方4時からで半分以上は埋まっていました。にしてもレディースディだからかファン層がそうなのかわからんがいつもより女性多かったね。

評価は、俺が三谷好きであるということを考慮した上で、7.4点をつけようか。決して傑作ではないが結構な秀作であるからもっと得点は高くてもいいんだけど、映画館で見るべきか?という疑問がある。DVDで十分かもしれない、あるいは12人の優しい日本人の様に舞台でみたいなぁと思った。また、コメディであるのでネタの連続なんだけどあれだけネタ仕込まれればそりゃぁ笑ってしまうよ、という不安もある。

 ただ、辛口でコメントすれば上記のようになるが、映画館に行って見てきて十分楽しめるぞと文句なく保証をつけたくなるほど俺は笑って帰ってきた。つーか、生瀬動きおもしろすぎw。

 また、松たか子萌ぇ~なあなたには14点の絶対評価でお薦めする。

 毎日病理のレポートを書くとノイローゼ気味になってくる。今日みたいに一息つけないとやってらんないよ。疲れ気味です。では

日本に関してお薦めの本

2006-01-14 23:12:12 | 文化人
なんか知らない間にブームになってたらしい『国家の品格』を病理のテスト勉強の合間に読み終えました。買ったのは前なのに時間がなく全く読んでいなかったんですが、3時間もかからない位で読み終えられましたね。

作者は作家新田次郎と藤原ていの子供で数学者の藤原正彦です。結構この人の数学者シリーズは読んでいたんですが、今回のは個人的には面白かったんですが、ちょっとみんなには薦められない…。確かにっ!って何度も思いましたし、なるほどねぇ~って思う部分も結構あるんですが、そこまで言うか?と思う場面のほうが多かったな。自分なりに自分の思う国家論や教育論をもっている人、あるいは自分がどんな思想なのか?っていうことを知っている人には、非常に面白いでしょうが、そうでない人には刺激が強すぎるのではないでしょうか?

えーっと、個人的には国家論としてはなんといっても新渡戸稲造の『武士道』が最高に素晴しいと思っています。これって原著が英語なのでがんばったんですがかつて挫折した本ですねw。その冒頭、

武士道とはその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である。

に小学生の頃に衝撃を覚えました。その内容は、まじ、神って感じです。

時代が変わり、現代日本には適応できない、と反論される方もいるでしょう。しかし俺としてはもし現代日本にこの『武士道』と変わってしまったものがあるならばそれは全て日本の駄目なところであるって言いたくなるほど、この国の理想形がこの本の中に凝縮されていると考えるほどです。ぜひお薦めします。

だけど、この本の難点は、かな~りインテリなんですね。基本的論拠がほとんど全て外国のものと対比の形がとってあるので、めちゃめちゃ予備知識が必要となります。そもそも武士道もヨーロッパの騎士道との対比されたタイトルですし。それにかく言うおれもまだ全然読みこなせていないでしょうし…。

そして、ルース・ベネディクトの『菊と刀』ですね。これは第二次世界大戦中、日本の敗色濃厚となった時点でアメリカ政府が日本占領政策を実施するために女性研究者のベネディクトに『日本』を調べさせた結果と考察です。

うーん、この本はさらにめちゃめちゃ難しい…。しかし、日本人では思いもしなかったという観点をかなり見させてくれる本です。そして『恥の文化』に代表される彼女が考える日本人の行動原理には、かなりうならせるものがあります。たしかに、来日せずに書いた本である、とか占領するために書かれた本だから否定的過ぎるなどの反論はもっともですが、それを越えるなお読むべき価値がある本だと思っています。外国人に日本人とは?という質問をされたならもっとちゃんと応えられるようになれる本ですよ。

んで、国家の品格に戻りますが、この二冊をしっかり読める人には目からウロコ的な本になると思います。ただ、俺を含めて普通の人には、右翼過ぎるよ…ってなっちゃうと思いますね。

さぁ、病理に戻ります。今夜も明日も深夜に、サッカーやNFLやボクシングや微妙なレアスポーツの放映がないんでたぶん寝てしまうので。そうそう、土曜の夜なので朝4時あたりにやる蟲師はかなり面白いですよ。でもエウレカまで起きてられないんだよなぁ…。では。

SAYURI

2006-01-09 22:45:30 | 文化人
ネタがないので今日はサユリで。

予告とかでは、見る気全然なかったんですがこれが意外に意外よかったです。

ストーリーは、女の子が売られる→会長さんに一目ぼれ→会長さんにもう一度会うために花街でトップ芸者をめざす。というシンプルストーリー。

まずね、シカゴのスタッフが再結集とか言っても、シカゴつまらなかったからなぁ~なんて思いながら、画についてリアルに観察していたら、やっぱ日本的ではないという落ち度があるのよ。随所に。いや、その屋根は日本ではありえないだろ、みたいなやつね。
だけど、パンフにも書いてあったんだけど、外国人の想像上の日本、と言われれば目をつむろうかなぁと思えるレベル。
つーか、逆にむしろ幻想的な国ニッポンってのは日本人が描けないくらい描かれているんじゃないかな。ここは好き嫌いの差が出る演出だと思う。

んで、そんな細かいことより、やっぱ女優陣がすげぇんだわ。
チャン・ツィーはスクリーンを圧倒するね。目が奪われる。特に途中の花道で踊るシーンは、圧巻としか言いようがない。もうすげぇエロイわけよ。お殿様・帯くるくる的なシーンはもうそりゃぁガンミでしたわw。
お母さん役の桃井かおりもいい感じだし、おねぇさん役のミシェル・ヨーも完璧。初桃役のコン・リーもエロ過ぎるわけだ…。
んで、俳優陣は、会長渡辺謙と会長の友達役所広司だもんね。謙は超かっこいいし(出番少ないけどw)、広司はいい味だしている(おいしくないけどw)。

音楽監督ジョン・ウイリアムズで、バイオリンイツァーク・パールマンで、チェロはヨー・ヨー・マって何じゃそれてきなメンバーだしさ。わかる人はわかる話題だねここは。

んで、全体の感想は、一緒に行ったひとも言ってたけど「女ってこぇぇぇぇぇ~」って感じで。オンナではなく女ね。まじこえぇから。んで、そんな女周りに結構いるんだなw。あぁあいつに似ているみたいなw。

総合得点は、6.9点。そもそも芸術性を狙った作品なので嫌いな人はたぶん全然だめ。それにオチは容易に読めるし、テンポは感じられずかつ作品自体長すぎる。だけどチャン・ツィーが好きな人、上記の音楽家が好きな人、あるいはミュージカル映画が好きな人は7点台に入るでしょう。(また舞の海のハリウッドでビュー作なので相撲好きには傑作かw?)つまり客を選ぶ作品。さらにたぶんこの作品は男の俺にはわからない世界が女性には見えるんではなかろうかと思うやね。
んで、特筆すべきはその文学的なエロさ。その儚げで揺らめく世界にひたれれば堪能できるでしょう。ちなみに視覚的には、背中しか出てこないから期待しないようにw。

最後に、これは誰と見に行くかが重要。たぶん男の友達同士で行ったら、グダグダかなw。

ザスーラ

2006-01-09 02:37:30 | 文化人
レポートを書き終わったので気晴らしに

ザスーラを新宿ミラノ座で見てきました。

っていうのはね、俺は映画には映画館で見るべき作品と家でまったりDVDで観てもいい作品の二つがあると思うわけよ。んで、映画館で見るべき作品っていうのは、アクションとSFが基本ね。つまり、大迫力で観ようって言いたい。それに感動系っていうのもなかなかいい。館のいたるところで咽び声が聞こえるってのも乙なものだし、はっとするとかびくっとするってのは伝播されるしね。

んで、この新宿ミラノ座は俺が行った事のある映画館でも最高峰の映画館の一つ。っていうのはスクリーンがでかいし、映画館自体も超広い。つーか、日本最大。ちなみに、スクリーンは縦8.85m×横20.2mです。わかんねーよ、という声が聞こえそうですがw、要はほぼバレーボールコートと同じ広さだそうだ。(ちなみに日劇PLEXが同じく最高峰、丸の内ピカデリーとシネフロントが次点かな)

いつか、伊勢崎や高崎のシネコンで満足しちゃうチカちゃんをデートに連れて行きたいなんて思う

んで、話はようやくザスーラへ。

まずね、深く考えちゃいけないw。そうしなきゃかなり楽しめると思うよ
見所は、主人公の兄弟。あのね、…超かわいい。特に弟。なんかつい微笑みたくなるわけだ。

んで、ストーリーは、お父さんが仕事に行く→お兄ちゃんはテレビばかり見て遊んでくれない→ひょんなことから地下からザスーラというボードゲームを弟が発見→お兄ちゃんやってくれないから1人で始める弟。んでギコギコねじを回すとカードが出てきて
『流星群襲来、緊急回避せよ』って書いてある。
んで、読んだとたんにそのカードに穴が…。つーことで、部屋の中は流星群に見舞われますw。あぁ、もうその家は宇宙ねw。

そのあと、とにかく地球に帰るにはクリアしなきゃならないってことで兄弟二人は喧嘩しながらやり始めるわけですよ。んで、ロボットが出てきたり、宇宙飛行士が出てきたり、宇宙人が出てきたり、太陽みたいな惑星に突っ込みそうになったり、姉が恋したり、流れ星に願ったりって展開。

さぁ、兄弟+姉は無事に地球に帰れるか?って映画。

んで、これがまたストーリーテリングがいいんだわ。たぶんガキでもわかるように作られた(原作は14ページの絵本)作品だから、先の展開が読める読めるw。でもそれが面白いんだわ。つーか、堪能。劇場全体も同じポイントでドッと沸く感じ。しかもそれがいかにもドリフ的な笑いなんだけどね。

しいてあげる難点は短かったこと。全体で1時間半くらいかな。本当に面白かったからもっと意外なネタで長い時間笑わせてくれると嬉しかった

んで、やっときました得点評価。ずばり、6.99点。いや、気分的には7.3くらいなんですがそうすると採点ルールで非常に面白くぜひ観るべきっていうのになってしまうのでそれはさすがにねぇ…って感じです。でも超面白かったから、へこんだとき、あるいは頭の悪い彼氏がいるカップルのデートには最適って推薦しておきましょう。

つまり、俺的採点で高得点を出すには、減点がなければいいという見本みたいな作品でした。SF万歳!ちなみにジュマンジと同じ作者で同ネタなのでそっちをDVDで観てから映画に行くってのもありだと思います

年末は地味に

2005-12-31 02:15:24 | 文化人
年末は、テレビだけあれば生きていける気がして、何にもしな~いと決めています。きも~い、という声も聞こえそうですが、実はみんなもそうなんでしょ

んでも結構紅白見る気もないし、ましてや格闘技ってなんですか?ちなみにお笑いブームにはのりません。みたいな変化球使いのあなたにこっそり?年末にお奨めするDVDをば

アニメです。といっても、SFではない。なんと感動系。俺にしては珍しいね。

感動系アニメと聞いて、ジブリとディズニーしか思い出せない人はこのblogを読んで『マッドハウス』(会社名)を覚えましょう。

残念ながら昨日の夜に終わってしまった、俺的には、NANAよりは面白くないけど、ご近所と同じくらい、んで下弦の月よりは面白いと思っている矢沢あいの『パラダイスキス』(主人公の声は俺の宿敵山田優だとジャストナウで妹に教わりました…)を製作していたのがマッドハウス。

今だと、『アカギ』を作っているのもマッドハウス。あのチラッと一瞬でハイパイを見せるそのかっこよさが好きです。1年くらい前に劇場公開していた『茄子 アンダルシアの夏』もマッドハウス。スペインの自転車レースの話です。俺は、ツール・ド・フランスを総集編だけは毎年必ず見る微妙な愛好家ですからかなり楽しく見れました。そして、最近俺がそのスタイリッシュさに激ハマリした『妄想代理人』もマッドハウス。妄想代理人は特に面白くて、怖いよ…。びっくりするよ。「あヴぁ」って感じのシーンがいっぱい出てくるよ。お奨めです。

んで、言いたかった作品は、『東京ゴッドファーザーズ』です。ストーリーは、クリスマスイブの夜に生まれたての赤ん坊を拾う3人のホームレスたちが、親を探す話。非常にうまくまとまっていて、こじゃれています。外国で言うと、コーエン・ブラザーズの作品ぽい感じ。ジャンルで言えばロード・ムービー。

ロード・ムービーってのは、そのまんまなんだけど、ロードを歩いていく途中でいろんなことが起こってキャラたちがであったり、分かれたり、わかり合ったり、殺しあったりする作品のジャンルのこと。たとえば、俺が感動系最高評価を与える映画でクリント・イーストウッド監督&出演、ケビン・コスナー主演の『パーフェクトワールド』や、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの不朽の名作『レインマン』とかがこのジャンル。

だから、次から次へとキャラクターたちが関係性を持って広がっていく。こんなの都合よすぎじゃねぇなんて言ったら台無しになるけど、言わなければ幸せな気分になること間違いなしですよ。こんな奇跡って起こってほしいなぁと思わせる。

この作品の、今敏(こんさとし)監督は今日本人で一番重要な人物であると俺が勝手に認定するほど、超スタイリッシュ映像を繰り出します。あっ補足ですが、東京~では普通の演出しているけど、妄想代理人ですげぇーのを連発しています。


ちなみにですが、SFも含めれば、『蛍の墓』『アップルシード』『逆襲のシャア』が好きなアニメベスト3だと思います。こいつらにもぼちぼち語りを入れたいところですが、あぁ、生つるべ見なきゃならないのでじゃぁね

ガンダムシード年末SP

2005-12-26 19:16:33 | 文化人
えっと、アクセス数がガクンと下がるwガンダムネタ。

昨日の夜に、年末SPってのがありまして、一時間の放映時間のうち50分は最終回そのまんまでしたが、ラスト5分は超衝撃的でした。

まず、シンとキラ・アスランの和解。ともに戦おうってことで納得してました。この3人のドライバーラインナップは、ガンダム史上最強ではないかと思う…。つーか、なんでもあり…。SWで喩えるなら、ヨーダと皇帝とダース・ベイダーチーム以上の力が。しかもこのあと、ルナマリア&シン組、キラ&ラクス組、そしてアスラン&メイリン・ホーク組で歩いていくとは…。ほんとにくっついちゃうのかな。

それに、ラクスがザフト・地球連邦の停戦を仲介したとして共和国議会に正式に召集されました。ってことは、ついにザフト議長の座におさまるのでしょうか?かたわらには、イザークの姿もありました…。しかもそのときの衣装が、なんか悪者っぽい…。

おっとバイトがあったことを失念していやした。ナガタ・インプレッサ・出る!!って、わかる人にはわかるきもい感じ。さぁみんなで言いましょう、きもーいきもーいきもーい。じゃね。

容疑者x

2005-12-24 11:59:26 | 文化人
 朝方5時くらいから、blogのネタも思いつかず、だんだん眠くなってきてどうしようかなと考えていたら、まだ読んでいない本があることに気づいた俺です。

 東野圭吾で、『容疑者xの献身』です。まぁ、4時間半で一気に読みましたよ。

 この本は、2005年度の、『このミステリーがすごい』(通称このミス)で、国内第一位になった作品です。

 ストーリーは、ある親子が殺人を犯してしまいます。そしてその親子の隣人が死体処理を手伝ってくれる…。んでその隣人は超天才数学者なんですね。だから親子に完璧なアリバイを構築し、事件を隠そうとする。しかし、ここでライバル登場です。その数学者の大学時代の同級生で、やはり天才である物理学者です。彼はひょんなことから事件に関与し、警察側ではないのですが事件を明らかにしようとしていく。つまり、天才数学者が構築したトリックを天才物理学者が破れるかという話。

 と書いてみましたが、話の本質は全然別次元。だって、ネタばれがおきないように、このストーリー要約にも俺の罠を仕掛けておいたからね。ケケケ。

 読後の感想は、『切ない』。愛だ恋だを高らかに叫ぶ作品は、映画でも小説でも大っ嫌いな俺ですが、逆に言えば微かに触れることができるレベルでの愛や恋にはびびっときてしまう俺です。淡いとか静かなとかそういった話が好きな俺はまさにこの作品でそれを存分に堪能しました。

 ミステリーとしてはトリックがスゴイ!!というわけではなく、逆に凡庸。まぁ言ってみれば横溝正史時代以前から存在する、あるセオリーを知ってさえいればこのトリックの核心はすぐにわかってしまう。俺の場合、このセオリーを知っていたので「ってことは、これはこうなんだな」とそのトリックに関してはわかってしまいつつ先を読んだわけです。ところが、わからない。

 さすが東野圭吾。そのトリックだけじゃなく、全体の構成が緻密で繊細。つまり、ある1点がわかっても全体が見えてこない。ジグソーパズルの1ピースがわかっても全体の画が見えてこない。

 そして、切ない、の一言のもとに最終ページがやってきます。

 まぁ、泣きましたよ。号泣ではなく、かるく涙がポトリとおちる程度に。それくらい静かにしみじみと心に染みるいい作品でした。


 今夜は、一応クリスマスイブですね。部内のいろんな人に納会とかで話題をふりましたが、ほんとにみんなバラバラ。あ、うちは静かにコタツで今夜二人で作るグラタンを食べます。んで、アカシヤサンタで笑う予定。

 にしても、今夜は見たい番組が全然ない。フィギュァは気になりますが、芸術系スポーツって興味ないんですよね…。授業はうけたくないし、マリックもどうでもいい。オーラとか全然信じてない。うーん、苦しい展開。どうせ映画館は込むのだろうから、DVDでも借りてこようかな。

 みなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。横浜組のおもしろトークに一番期待しています。にしても批評系を書くときには、実は2時間以上かかるんですよこのblog。更新遅れてごめんなさいでした。

夫婦の映画

2005-12-10 00:52:38 | 文化人
 朝一で、Mr.&MrsスミスをMOVIXで観てきました。

 早めに行ったので、中央列目線平行角度という最高の席で見られました。客は平日朝一にしてはけっこう入っていましたよ。全体の60%は埋まっている感じ。

 感想は、秀作ハリウッド映画って感じでした。前半はSFちっくなハイテク機器がずらずら出てきて、たのすぃー。お互い隠しあう日々の生活には笑えるシーンの連続。中盤は超過激な夫婦喧嘩や、対BMW×3のカーアクションにも笑いつつドキドキし、最後はドンパチ×2万w?です。

 評価は、6.9点。映画好きとしては他人に「ぜひ見に行くべきだ」とは言えませんが、見に行って間違いなく損しないとは言えます。また、DVDでは得られない、映画館で見る価値のある映画です。(ここで行う映画の批評は基本的に辛口ばかりですが、これは間違いなく『おもしろい』映画です。)

 難を言えば、『枠を超えられてない』というところかな。ストーリー展開は、テンポよく飽きさせませんが、だからといって記憶に残る映像はない。ブラピ&アンジェリーナ・ジョリーの魅力で全体を押し切っているので、脇を固める助演がぬるい。だから、ストーリーや人物描写に厚みが欠けているし、その二人のキャラ特性が表現されきっていない。

 そして、オチがない(ぬるい)。あれをオチというなら途中で予想できるし、オチとしては力が弱いし、整合性に欠ける。

 といっても、言い方を換えれば、二人の魅力は抜群で超スタイリッシュ。人物背景とかを考えないで、とにかく観ているだけで楽しめるので、頭の表層?だけでも十分に楽しい。つまり、オチとか考えなくてもいいから、ただストーリーを追っていれば楽しめる。

 
 んで、俺が一番思ったのは、ブラピ、ホントに42歳かよっていうこと。やばいよあれで42なら。テラカッコユス

 ソレニジョリー姐さんノ、ボンテージに激しく萌えました


 明日は、男子関東リーグ。激戦が予想されるのでレギュラーの皆さんを中心に、全員でがんばっていきませう。俺はバッグにTSUBASA10を入れました。では

行動科学中

2005-12-04 22:25:30 | 文化人
 明日は、行動科学のテスト。んで、今日は風邪を引いたせいかほぼ一日中寝ちゃったので、夜は勉強がんばらねばならない。はず。

 そもそも、行動科学っていうネーミング自体が微妙じゃない?何の学問かって言うと、中枢神経系の薬理学ってところかな。この前やった薬理学は、高血圧とか心不全とか心臓作用薬や、レニン-アンギォテンシン系とかの腎系とか、血液凝固系とか、体中に関連するクスリをやりました。んで、行動科学は、麻薬とか、全身麻酔薬とか向精神薬とか抗てんかん薬とかを扱います。

 でもね、実際わからないこと多すぎなのよ。効くけど、原理がわからない。つーか、ホントに効くのか?とかね。

 教科書読んでも、『~というような機構が考えられている』的な表現のオンパレード。『実際に作用機序は不明である』もいっぱい出てきすぎなの。

 そもそも、あぁもう煮え切らない的な学問を勉強しても俺の頭がすっきりするわけないじゃない。

 でも、まさにこの思考自体は、煮え切らないドーパミンやらセロトニンが関係しているわけで…。

 はいっ、パラレルワールド

 現実的に、クスリの名前と作用機序を丸暗記して、過去問といて明日に向かいます。ホントはいやなのにさ、こういうロマンがない勉強って。


 こういうときは、映画にはしる俺。ブラピのあの映画はもう今後の行動計画に入っているんだけど、ザスーラという超変化球も試してみたい。サユリとあらしの夜にはDVDでいいや。

 つーことで、まだ観ていなかったトムハンクスの『ザ・ターミナル』を観たんだけど、普通だった。ここで笑わせようとかここで泣けって感じじゃなくて、全般的にいいリズム感で淡々とストーリーがすすんで、クスりと笑わせるのは大変いい。だけどそれ以上の何かは感じられず、観なくても俺の人生には関係ない作品だった。5.5点。

 かなり前から見たくて、いつの間にか忘れ去ってしまったビリー・ボブ・ソーントン監督の『スリングブレイド』も観た。いいね、これ。主人公とその周囲の人間達によって、主人公の人間性が再構成されるって言えばちょっとかっこよすぎだけどまさにそんな感じ。人間の素晴しさ、怖さが存分に出ている。だけど、漱石の『こころ』みたいに、ある結末へ収束していくのを追うストーリーだからすごく切ない。まさかでもやっぱり、なんて思いながらエンディングへ向かうんだけど、エンドテロップがこんなにもポカーンとして終わるのは哀しいね。7.1点。

 あとは、隣人が見ていないといったから『アウトブレイク』も借りてきた。テスト後に見るつもりだけど。俺は小学生の頃に見て、ずーっと好きだった作品。将来、チンパンジーを飼いたいと思う俺に歯止めをかけるストーリーw。ウイルスは怖いです。でもワクチン、そんなに簡単にできないです。24の主人公を演じるキーファー・サザーランドのお父さんのドナルド・サザーランドがナイスな記憶があります。っていうか、小学生の頃の俺はこの人が出てきた→こいつは悪い奴だ→主人公に倒されるとオートに考えていました。この作品でも実際そうですがw。

 このサザーランド親子関連では、『評決のとき』ってのが面白いです。俺の大好きな俳優サミュエル・L・ジャクソンが娘を白人にレイプされた父親。で、白人優位の社会では犯人は極刑にはならない。だから、ショットガンで射殺してしまうんですね。で弁護士は白人若手。だから地域を巻き込み人種問題に発展しちゃう。

 それに、同じ父サザーランドで同テーマで白く渇いた季節っていう名作も忘れてはいけませんね。

 あぁ、またblogに逃避。勉強に戻ります。モリモリ写真ありがとう。

超新星

2005-11-30 23:22:33 | 文化人
 こんばんは。薬理からの逃亡中のshoudonoです。

 今日は、竜王戦逃げをかましてました。

 何の話かっていうと、将棋です。

 将棋ってのは、前にも書きましたが、名人が一番エライ。だけど、ヨミウリグループという悪の集団のマネーパワーってもののせいで、その一番えらいはずの名人戦よりも対局料(要はプロ将棋棋士のギャラ)の高い、竜王戦ってのがあるんです。

 つまり、竜王もたいそうエライ。

 さて、現竜王は、渡辺明です。なにがすげぇーって、1984年生まれの21歳。俺より年下…

 去年、現名人の森内俊之より竜王の称号を奪取したんです。つまり、一番今将棋界で最強の人からタイトルを奪ったわけね。将棋界の超新星です。

 さて、この人、実は結婚して、子持ち。つーか、中学生の時からプロだからね。今回の竜王戦の記念扇子に、普通は漢字のかっちょいい信念みたいのを書くところで『柊』という息子の名前を書いちゃうようなオチャメさんです。

 さて、今日はこの竜王戦の7番勝負第4局(2日目)だったんです。今のところ3戦全勝で渡辺が勝っているために、今日勝てば初防衛です。

 圧勝でした。

 確かに、今日は挑戦者木村の甘い部分もありましたが、全戦通じてみればとにかく渡辺の圧勝でした。

 同時に、史上最年少21歳7ヶ月で9段に昇進しました。つーか、この前半世紀ぶりの特例飛び級的、8段昇進があったばかりだったのに、もう9段です。

 すげぇーやね。

 今の将棋界は、この人が新たなるハブとなるかに注目が集まっています。いや、すでにハブと同等の戦闘力は持っていると俺は見ていますが。もうめちゃめちゃ強いですからね。今年の通算勝率はほぼ8割ですし。

 いま、名人戦の順位戦ではまだ若すぎるのでC1にいる渡辺ですが、今期は6戦やって5勝1敗。上のクラスB2への昇級ペースです。

 んで、忘れちゃならないのが、もう1人、山崎隆之6段。この人は81年生まれ。この人も化け物クラスの才能を持つ1人で、天才・渡辺明をがっつり倒せる一人。つーか、渡辺明に順位戦で1敗をつけたのはこの人で、現在C1で6戦全勝中。ひぇぇ~。

 んで、この二人の超新星は将棋界のさまざまな記録を塗り替えていきそうなんですが、それでもまだC1。上には名人森内、元名人で現棋聖の佐藤、関西のスーパーおっさん谷川、そして超巨人羽生がいるわけです。ひぇぇ~。

 なんて言いつつ、渡辺明の何が一番尊敬しているかって言うと、この渡辺明ブログblog。実は俺が、gooでblogを始めたのも、このblogがあったからです。おれもこれくらいちゃんとした更新を維持したいところです。

 今日も垂れ流し記事でしたが、テスト前なので許してちょんまげ。じゃぁね

寝まくりクリスティー

2005-11-30 01:53:37 | 文化人
 最近、眠いんです。

 俺って、3時間寝れば2週間は通常の生活できるもつ人だったんです。
 俺って、4時間半寝れば完全回復できて、日々は充実する人だったんです。
 俺って、6時間以上寝ると、むしろ寝すぎで一日もったいない気がするし、寝起きが悪くなりいいことないんです。

 んで、強化練から帰って、隣人とラーメンinばりきを行い、帰ってソッコー寝ました

 状況的には、今週金曜に薬理学、来週月曜に行動科学のテストが控えているし、挙句の果てに今やっている実習のレポートを木曜日までにやらなきゃいけない。

 なのに、ソッコー寝る。

 うーん、まずいですね。

 某先輩と違い、俺は基本的に授業中に寝るくらいなら家で寝ろよ、って思う人なのに、今日は実習中の先生の説明中に寝そうになることしばしば。

 ラーメン食いながらも半分意識飛んでいるし。

 帰ってきてからも、どのタイミングで寝たのかすら覚えてない感じで寝ているし。

 隣人がさすがに勉強しなさすぎる俺を心配して

「もう勉強はしょうがないけど、blog書かなくていいの?」

 と言いながら起こしてくれました…。もう俺はblogの人みたいです。



 話は一気に変わって、なんかタイトルを勢いで書いてしまったので、ミステリーの女王、アガサ・クリスティー大好きです。ミス・マープルシリーズよりもやはり、エルキュール・ポワロシリーズの方が好き。ポワロの中では好きな順に、オリエント急行の殺人・ABC殺人事件・カーテン。オリエント急行の殺人は、ミステリー史上あまりに有名な作品で、超意外な犯人が素晴しい。つーかこの作品を読んでオチの前に犯人がわかったら超ひねくれ者です。ABC殺人事件は、俺が最も初期に読んだ作品であるし、全体の構造はシンプルで、かつミスリーディングが巧妙。カーテンは、セツナ過ぎるストーリー。ポワロのデビューの地、スタイルズ荘でまた殺人事件が発生し、体の動かないポワロの最後の作品です。ポワロファンにはたまらない作品。

 他には、フェアかアンフェアかと論争になったアクロイド殺しや、ポワロのクリスマス、五匹の子豚、三幕の殺人、複数の時計が面白いなぁと思う。

 そして、ポワロ以外では、ミス・マープルの予告殺人、動く指、バートラムホテルにて、が好き。

 ミステリーの短編は心理描写やキャラクターの背景があんま描かれないので基本的にあまり好きじゃないんですが、クリスティーだけは例外的に絶賛します。火曜クラブ、パーカー・パイン登場、クリスマス・プディングの冒険、ヘラクレスの冒険、教会で死んだ男とかは超おもしろいよ。

 とまぁ、作品名を列挙しすぎたので、何を読めばいいかっていうと、ポワロ作品では前述のオリエント急行の殺人、シリーズものなんて嫌いじゃという人はそして誰もいなくなった、から入門しましょう。

 では、薬理決戦を開始いたします。

作詞に挑戦

2005-11-13 18:55:38 | 文化人
 順調に進んでいる寄生虫の勉強。だから、気分転換に俺も作詞を考えてみますた

 意外や意外に、一番困ったのは、選曲。隣人って変人なんで(俺もそうだけど)、全然歌知らないんですよ。だから二人で覚えられる曲がなかなか見当たらない。最近の曲は(←あぁおやじくさい…)、お互い判らないんで、微妙に古い曲から探しに探す展開。

 んで、ついに見つけたのが、ちまたでニュース速報でにぎわっている、ザ・ハイロウズの活動休止ニュースから、日曜日よりの使者です。しゃらら~らは飛ばしてね。

 
    マラリアよりの死者  作曲:ザ・ハイロウズ  作詞:翔


   ハマダラカ  スポロゾイト    血中から    肝内へ
                           (肝細胞内)
    分裂体   メロとヒプノ   プリマキンで   倒そう 
       (メロゾイトとヒプノゾイト)
 
    輪栄で    分メロで      母体で  蚊に吸われ
     (輪状体→栄養体→分裂体→メロゾイト→生殖母体) 
    中腸で    接合して      オーシスト スポロだ 

   クロロ・キニーネ  ST合剤   アトバコン
    メフロキンは    予防に  プログアニルも効く

    発熱    脾腫・貧血   腎不全   脳性マヒ
   20で5億  2500万  100名が   輸入だ

(感染危険地域居住者20億人、感染者5億人、死者2500万人、国内感染者100名が輸入感染症)



 ちと出来が悪いけど、群大ではマモーパワーで100%出ると思われるマラリアはこれで完璧だ!!まさか流れ星が~以降が、治療薬になるなんて誰も想像できなかっただろう。ワハハ。

 (ちなみに宮様、ダッシュの時言ってた中国のマラリア治療薬は、ちん・はお・すう、でした。)

 
つーかね、作っている間に結局全部覚えてしまったヨ…

 残り23時間。じゃあね。

流行語大賞とニューエイ

2005-11-12 21:00:40 | 文化人
 今日は、朝から勉強、気分転換にガット張りに行き、帰ってきて勉強、気分転換にそば茹でて、勉強して、気分転換にガット取りに行き、帰ってきて勉強して、気分転換にblog書き。ちなみに今回はホシノスポーツでガットを張りました。値段は高いんだが当日張り上げてくれるので。

 まず気になるニュースは、流行語大賞ノミネート60単語が出ました。記事は2005ユーキャン新語・流行語大賞ここからどうぞ。

 ここからは大賞を取るとか取らないとかではなくあくまでも俺のランキングね

まず突っ込みを入れます。即除外対象は、NANAとのまねこ。前者は何年も前からヒットしているわけだし、のまねこもかなり長い間生きているでしょ。亜種もごろごろいるもんね。チャネラー以外はマイアヒで知ったんだろうがそれでもねぇ。女性車両も俺が高校通学で使ってた我が埼京線にもとっくに導入されているからだめね。圧勝って選挙関連なんだろうが普通の日本語だからこれもだめ。刺客なんて戦国時代にもいるじゃんw。郵政民営化もつまらん、これは就任前の小泉も公約として掲げているわけ。あげくのはてにロハスって知らん

 お笑い関係でハードゲイとフォー!は部の飲み会ではずせないよね。それにあるある探検隊もいいねぇ。じゃんがじゃんがは動きが面白いんだが、言葉で表されてもねぇ。

 iPODは商品名だよね。はやったけど。もっとこのデジタルオーディオ全般をあらわすほうがいいんでない。

 俺的な大賞はやっぱブログblog。この文化はネットがある限りなくならないから、05ではやったってことを歴史に記す意味で必要だよ。
 次点は、あざーっす。最近の第2次お笑いブームとしてお笑いからの選出ね。こいつはメールでよく先輩に仕えるスーパー単語で、俺も多用しているし。
 

 そのほかには、ホリエモンと食育がいいな。どちらも文化的歴史的な感じがする。ホワイトバンドとかもったいない運動とかはやっぱ一部だからね。メイドカフェも文化っちゃ文化だが…。阪神ファンとしてはJFK…。はい、黙ってます。ちなみに愛・地球博は行かなかったからパス。

ちなみに村上ファンドの村上さんは宿敵・灘高出身だそうです。宿敵って言たって、東大合格率や京大進学数も考慮すれば開成は惨敗だしね。
 

 次の話題はニューエイの移籍について。F1って車が走るわけです。んで、超高速だから何が敵かってそりゃぁ空気な訳です。だから空力デザインをいかに素晴しくできるかが重要なポイントになる。

 私見だがエイドリアン・ニューエイは現代最高のマシンデザイナーの双璧の1人だと思う。(ちなみにもう1人はフェラーリのロリー・バーン。)ウィリアムズ・ルノーとビルヌーブでチャンピオンの97年。それに98、99年ハッキネンもマクラーレンでのニューエイ作品。

 しかしニューエイは何年も前からマクラーレンを出たがっていたのも事実。というのはマクラーレンのデザイナーである限り優勝し続ける車を作り続けなきゃならない。自分のアイデア爆発の賭けみたいな攻撃的マシンは作らせてもらえない。だけどマクラーレンはニューエイの頭の中にある最新技術に関する機密情報の流出が怖かった。だからクルーザーのデザインwとかさせて手放さなかった。んで今回ついに合法的にマクラーレンに比べればちっちゃいけど資金は豊富なレッドブルってチームに移籍を決めたんだ。ちなみに今回の移籍でニューエイの年俸は、

               11億円

になるそうだ。これで全然走らないマシン作ってもいいんだからすげぇやね


 W杯ヨーロッパ予選プレーオフが今夜行われます。スペイン・チェコ・スイスガンバレ。じゃね

明確にしよう

2005-11-05 04:17:52 | 文化人
 意表の一晩2回更新です。こんばんは。おはようになる前に、ちゃちゃっと書きます。

 いや、今、なんか政治心メラメラなわけで。

 原因は、朝まで生テレビです。

 まず、基本的な俺のスタンスを表明します。俺は無宗教な平凡な日本の一般的サラリーマンの息子で、特に支持政党もなく、政治活動なんてしたことはないし、傾倒している思想家や主義主張もあるわけではありません。たとえば、天皇万歳と主張するわけでもなく、かといって天皇を殺せと叫ぶつもりも毛頭ありません。まぁ、つつがなく政治をテレビのニュースで見る程度(週刊朝日ジャーナルと朝生は好きな番組ですが)で生きている普通の選挙権を持つ大学生です。

 で、今日の朝まで生テレビのテーマは、激論・自民党新憲法草案です。

 一言で言えば、改憲ね。


 個人的な感想ですが、現状の憲法には非常に強い不満があります。ってのは、小学生のとき、憲法ってのは一番偉い法だと習いました。しかし、現状の憲法は改正は一度も行われていないものの、政府見解で解釈が変わる解釈改憲が生じています。俺は法の専門家ではないですが、すくなくとも一番偉い奴がころころ態度を変えるのはどうか?と思うわけです。

 で、社民党命!なんてじぇんじぇん思っておりませんから、この解釈改憲ができないような明確な憲法への改憲を期待しています。


 で、今回の論議は9条に絞って主張を展開したいと思います。当然、違った意見を持つ方も多いでしょうが夜道では刺さないでくださいw。

 個人的に現状の自衛隊は違憲状態であると考えます。やはり、素人の俺が自衛隊が軍ではなく、必要最低限の『実力』だという政府見解を持ち出されてもさっぱりわかりませ~ん。英語でセルフ・ディフェンス・フォースと自衛隊は呼ばれますが、フォースは軍隊だと解釈されているのに日本語で隊ってのはわかりません。だから、これをまずはっきりさせようと考えます。今日の朝生での論議で一番気に入ったのは、なしょなる・ふぉーすの国防軍で俺は賛成です。

 というのは、俺にも防衛大学に行った友達もいますし、たとえば防衛医大の方々とも試合で会うわけです。で、こんな人たちが不幸にももし海外で戦車の砲撃や戦闘機のミサイルが直撃してお亡くなりになったとき、戦死ではなく殉職になるのはどうかなぁと思うわけです。こういう人たちが捕虜として拘束されたとき、軍人としての扱いを受けず、民間人?の一員として拷問を受けると想像するとそれはかわいそうだなぁ、って思うわけです。国防でも自衛でもいいですが、国を守る職の人が、違憲か合憲かのはざまで揺れるのは、いくら何でもと思うわけです。だから、まずここをはっきりさせようやと主張します。


 戦争放棄や侵略戦争について。まず、戦争なんて起こらないでほしいし、戦争によって誰かが死ぬなんてめちゃめちゃいやです。しかし、テロをはじめとして各種脅威に対し防御力をもつことは必須であると思います。だけど、自衛の名のもとに日中戦争や太平洋戦争を起こしたことを考えれば、『自衛』にもしっかり制限をつけるべきだと思います。

 問題なのは、イラク戦争。アメリカに追随したこの戦争参加は、もっとも愚かな行為だと考えます。というのは、このイラク戦争が、先制自衛権によって根幹が形成されているからです。つまり、相手が何か持っているかもしれないや相手が何か悪いことをたくらんでいるかもしれない、などというものを根拠に、攻撃も受けてもいないのに自衛を行使すれば、アメリカにとって脅威の世界中のあらゆる国が同様の論理で攻撃されます。日本は原子力発電所がある、もしかしたら核兵器を作っているかも、じゃぁ攻撃!っていうのと全く同じであり、こんな論理は受け入れがたい。

 国際貢献も必要なのはわかる。だけど、今のこのあやふやな状態で中途半端な武装で行くのはまずい。

 自然権として国家に防衛権はあると考えますが、もっとちゃんと法整備しないとまともな防衛権なんて使えないと思います。

 国連改革も必要で、国連軍の結成も重要であると思う。ここらへんとのバランスや、日米同盟やアジア諸国との関係も重要。

 今、この国に必要なのは、この国の50年後100年後500年後のグランドデザインを立てようと。外交・防衛の中心軸をしっかり議論しようと。とにかく、いろんなことはっきりさせようと主張したい。


 もう田原さんじじいになっちゃって、議論をコントロールできていないよ。次世代の新人ジャーナリストが今、朝生には必要だと思う。

 あぁ、疲れた。おやすみ