翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

トゥモローワールド

2006-11-23 15:29:18 | Weblog
昨日、見に行きました。というか、むしろ目的はイオンシネマなんですけど。

結局この映画は、原題がすべてを語っています。原題は、
『CHILDREN OF MEN』です。
いや、男たちの子供達ではなく…。
このMENは明らかに、人類ですね。
だから、人間の子供というくらいの訳でしょうか。

設定は、近未来。人間は原因不明なのですが不妊となっています。で、世界中で暴動が起きほとんどの国の政府は崩壊しています。唯一ちゃんと機能を果たしているのがイギリス。しかし、国境は封鎖され、純ロンドン市民以外は収容所に隔離されながらなんとか秩序を維持しているような状態です。

主人公は、普通の一般市民。で、テロリストグループのボスで元妻から通行証を極秘に入手してほしいと頼まれます。そして、その通行証を使って一人の女の子を国外に逃がそうとします。そしてなんやかんやがあって判明するのは、この女の子が妊娠しているという衝撃の事実です。

つまり、人間が不妊になって何十年かぶりのあかちゃんを宿しています。

で、テログループに追われたり、暴徒に襲われたりされながらこの子を守りつつ、国外に脱出できるかという話です。


いやー、もうびっくりするくらい人が死にます。しかも唐突に。国内での迫害もひどく納得できないことばかり。だけど、主人公はただひたすら女の子を守り続ける、そんなお話です。

人に奨めるほどのできのいい作品ではないし、ネタ晴らしもあんまりすっきりしない。あれってどうなのよ?的な設定は多いのですがそれでもアパートから出てくるシーンは泣けました。テーマが重く、難しい作品ですが、DVDで見る価値はあると思います。


うー、書きたいことは多いのですが、テンション上がらないのでここら辺で。じゃ。

最新の画像もっと見る