Only One

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吸引機バック その②

2011-02-11 00:11:37 | 障がい児グッズ
これも・・・
いつの写真だろう?を発見したので載せてみます



可愛いでしょ♪ 可愛いでしょ♪
普通に、可愛いオシャレバックにみえますけれど
じつは、吸引機を入れるバックなのです



オーダー頂きまして、
お客様とたくさん相談して出来たバックです。

吸引機の大きさに対してジャストなのはもちろんですが、
バギーの座席下の台に置いて持ち歩く事、
吸引する時は、教室で床にバックを置く事、
吸引機には水が入っている事を考えてデザインしました。

表生地は、撥水の帆布で汚れにくく。
中生地は、水もれしたり、
汚れたりしても拭けるようにビニールコーティング生地で。
もちろんカテーテルなどの備品を入れるのに内側ポケット。
地面に近い場所に置いての持ち歩きですから、
埃が入らぬよう、巾着で蓋をつけて。
中に入るのは機械ですからね、
少しでもクッショになるように、キルティング生地を使っています。

色々考えて作ったので、
まさにお客様の思い描くバックが出来上がりましたがぁ・・・
バック自体がかなり重くなってしまったのが残念でしたぁ。

大きさは、こんなくらいのもんなんです↓



ねっ、普通に持ってもママ・トートーバックぽくて素敵でしょ

そうそう、
吸引機バック①は、フォトチャンネルに画像がございます
ch16008 障がい児子育ての、手作りお助けグッズ♪
全てではありませんが、オーダー頂いた物や、Only Oneの定番商品の写真です。

吸引機バック①は、ポータブル吸引機の、すっきり吸う太君用を作りました。
ご参考になるかしら?
是非、ご覧下さいね


From ikusuke

アンビュー入れバックを作りました♪

2011-02-10 00:10:17 | 障がい児グッズ


いつ作ったんだっけ・・・?

写真の整理をしていましたら出できました

これは、高校生の女の子用に作りました
もちろんママからのオーダーですから、
ママの好きな感じ~も、力いっぱい入れたデザインです

アンビューを知っていますか?
↓これです



「アンビューバック」って商品名なんですね。
手動式人工呼吸器のことて、両手でバッグの中央部を押し、
その圧力で肺に空気を送り込むのです。
構造がシンプルでバッグの厚さも数ミリあるので、
丈夫でめったに故障することはなく、分解洗浄も可能。
用途は多く、入浴時や移動時、
何よりもベンチレーターが故障した時や停電時には、
ベンチレーター使用者の心強い味方となります

そんな強い味方ですから、
学校に登校する時も、いつも一緒に持って行くのだそうです。

ちょっと大きなものです。
この写真のは、Mサイズって言ってたかしら?

アンビューだけでなく、使う色々な小間物も一緒に持ってなくてはなりません。
なので、友布で小さなポーチを2つと巾着をおつけしました。
バックの内側には、もちろんポケットがついています。



車椅子にいつも付けている事を考え、
持ち手は短く(タイヤまわりにかからないように)
なにより荷物に対してジャストフィットの大きさ


実はですねぇ、
このアンビューを入れるのに、ちょ~ど良い市販のバックがあるんですよぉ
スパイク入れ?になるのかな??
スポーツメーカーが出してる、靴入れ。
アレの形がなかなかグッドなんです。

でもねぇ
オーダー下さったのは年頃の娘さん用です。
ずっとスパイク入れ使ってらしたのですけれど、
女の子ですもんね小物だってオシャレしたいよねぇ
と言う話になり、制作する事になりました。

オーダー下さったお客様は、Only One の上得意様です
娘さんの車椅子周りのグッズは、Only One のバックなどをお使い頂いております

トータルでコーディネート出来る事は、オーダーメイドの強みです
車椅子の色に合わせたり、
お子さんやお母様の好きなテイストの小物で、可愛らしく見せる事が出来ます。
生地を共布にする事で、
お使いいただくお子さんのだと、周りも気が付いてくれますよね

毎日持つものだからこそ、お使いになる方の一番のお気に入りが良い
いつも私はそう思っています。

From ikusuke

冬のオシャレに♪ 女の子ポンチョ

2011-02-09 00:10:35 | ユニバーサル子供服


お客様からのオーダーで、女の子のポンチョを作りました
って、作っているのお針子さんのharuちゃんですが

首のサテンのリボンも、裾の3段フリルも、
プリンセス気分を引き出す、とっても可愛いポンチョです

これは、まだ出来かけの時に写した写真で、
出来上がりは、左胸元に小さなメリーゴーランドのアップリケをつけました。
フードは、クマさん耳がついています

今年の冬のフリース生地は、
柔らかくて軽くて暖かな優れものが多かったように思います。
このポンチョも、両面マイクロフリースで作成しました。

オーダーを頂きますと、お客様と何通もメールのやり取りをしながら
お客様の思い描くデザインを形にして行きます。
このポンチョは、お母様のアイデアと、娘さんの好みがギュッと詰まった
とても素敵なポンチョになったと感じます。

ポンチョって便利ですよね
特に、腕や肩に緊張や硬直があって、
服の袖に腕を通すのが難しいお子さんに、とても適したデザインだと思います。
羽織らせてあげるだけで、見た目もとてもオシャレです
サイドの裾にスナップを付けてあげる事で、
腕を通す形になり、着崩れも防げます。

もし車椅子をご使用の場合には、
背中の裾を腰まで短くする事で、ゴワゴワする背中周りを回避出来ます。
前だけ裾を伸ばせば、太股まで防寒出来るわけです。

着る人が、どのような状況でその服が必要かを考えて、
その服を着た時きれいに着れているか?
それもオシャレを考える1つだなといつも思います。

2月ってすごく寒いです
このポンチョ、活躍してるかな?とふと思いました。

娘さんの好きなお洋服の1つになり、
着せてあげるお母様のお気に入りになっている事を、心から思っています。


ポンチョって、男の子でもOKなお洋服です。
こんなに可愛いデザインとは行きませんが、男の子には男の子の素敵がありますから、
そんな素敵なポンチョも作れたらと考えます。

オーダー頂きますと、通常のご納品は、ご注文頂いてから早くて一ヶ月くらいです。
現在だと一ヶ月半から二ヶ月のお時間を頂く事になると思います。

「こんなポンチョを思い描いているだけれど・・・」
そんな時には、Only One へご相談下さい

From ikusuke

娘自慢♪

2011-02-08 00:05:20 | ikusuke日々の事


昨年も、なんでもない日の写真を撮りに「スタジオアリス」に行ってきました

いつも写すと、その年のクリスマスカードや年賀状に使うのですが、
年末私の体調が悪くて作れませんでした

娘さんの写真が出来上がると、
いつも私は「見せびらかした~い」と思ってムラムラします。
でも去年は見せびらかせなかったので、今更見せびらかしです



ドレス二着、着物一着撮影しました
この日の娘さんの撮影に対する気合は、
「あなたプロだ・・・」と、カメラマンのお姉さんも唸るほどでした

アリスで写真を撮るようになって4年です。
でも年一回の事。
でも覚えているんでしょうね。
スタッフの方も娘さんを覚えていてくれますから、
そりゃぁ手際は良いし、気持ちをのせるのもとっても上手です。
でも、お着替えだって、髪のセットだって、案外根気が必要です。
ても娘さんは二時間弱の撮影を笑顔でやり遂げてくれました




今年は「ヘアセットは、盛ってお姉さんらしさ全開にしましょ」と
担当してくれたスタッフの方に進められて、ふんわりと大人っぽい娘さんになりました。

近頃の着物は、本当に可愛いですねぇ。
コレは特に可愛らしい
ベッキーがデザインした着物だそうです



この時の娘さんの凄いところは、
今まで「小物を持つ」と言う事が出来なかったのに、
突然小物を可愛く持つと言う事が出来たところです

「持った方が絶対にかわいいよ」とカメラマンさんの促しが言葉で理解できたのでしょうか?
とにかくその日は、こんな具合に使えてしかもポーズまでキメてくれる

娘さんも楽しい撮影だったに違いありません。



さて、
スタジオアリスは130cmのお衣装までしかありません
今まさに伸び盛り。
果たして今年の夏は、またアリスで撮影できるかは疑問

衣装のある間は、ずっと撮り続けたい「なんでもない日」の写真です。

From ikusuke

見られると言う事

2011-02-07 00:15:39 | 天音ちゃんから学ぶ事
昨夜の記事の話の追加のようなものですが、
こんな事もあったなぁ~と思い出したのでもう1つ。


最寄の駅前にあるドーナツショップに行った時の事でした。
お昼を過ぎて、少し空いた店内で食べて行く事にしたのです。

小さなお店です。
二階までいれれば、それなりに座席もありますが、
一階は20人ちょいくらいだったと思います。

横並びのテーブル、一番隅の窓際につきました。
テーブル1つ挟んで、小さなお子さんの家族が後から席に付きました。

娘さん、歩きつかれてちょっとグズっていました。
疲れているの椅子に座りたくないと、ビ~ビぃ~泣いていました。
泣き声はたいした大きさではありませんでしたが、
泣きながら頭を、私にガンガンぶつけてやめませんでした。

抱きしめて話しかけても収まるわけもなく、
まぁ、小さなパニックみたいになっていましたから、
抱っこしてあげようとしても最初は大暴れしてました。

そしたらね、
小さな女の子が、ドーナツ持ったままじぃ~っと見てました。

そりゃ見ちゃうでしょ。
自分よりも大きなお姉さんが、
自分はもうしないであろう暴れっぷりをしているのです。
女のにしてみれば、ビックリな光景のはずです。

ちょっと身動き出来なかったので、
「自分頑張れ! 娘さん落ち着け!頑張れ!」と、
なんとか抱っこして、なだめました。
少しすると泣きつかれて、
ぐずぐずしながら私の胸に顔をこすり付けて落ち着きました。

その間もずぅぅ~と女の子は見てました。
しかもドーナツ持ったまま、食べないで(笑)
本当にビックリしたんだろ~なぁ~と思いました。
女の子には、驚かせてごめんねぇと言う気持ちがわきましたが、
それを口には出来ませんでした。

だってね・・・
一緒にいたご両親も、食べる手を止めてずっと凝視してたんですもん。

そのママなんてね、
私と目があったら、ツンって顔してプイッと顔を背けたんです。
女の子に思った、ごめんねぇの気持ちとは違う、
悪かったねぇぇぇ~とやさぐれた気持ちがわきました。

楽しいお茶の時間を、娘の騒ぎで水をさしたのだと思いました。
けどね、
ドーナツ手に持ってられるくらい、少しの時間です。

見たくもないものを見た的な、
そんな雰囲気をかもし出さないで下さいと思いました。
私達親子も、楽しいお茶の時間だったはずなんです。


私は、娘に知的障害があると教えられてから、
短時間、その場で、言葉で教えても
娘さんに感情のコントロールは難しいのだと考え、
公共の場であれば、
例えば電車やバスに乗車中に、娘が周りから目を引く状態になったら、
次の駅で降りるくらいの配慮を心がけています。
外食の時もそうです。
暴れが落ち着かないと抱けない時もありますから、すぐにとは行きませんが、
娘が落ち着くまで席を外して、外を一回りしてきます。

でもそんな事、だれも気が付かない事なんですよね。
育てている、一緒にいる私が、
困っているとか、恥ずかしいとか、申し訳ないとか、
言葉にしないと知っては貰えないんですよね。


こんな事もありました。
まだ車の免許を取っていなかった時、通院するのにバスを使っていました。
三歳前くらいの事です。
次のバス停までの間隔が、ちょっと長い路線を使っていました。

ある時、バスの中で、娘さんがどうにも落ち着かなくなり泣き出しました。
抱いている抱っこ紐の中で暴れだしました。
でも、次のバス停まではまだまだ先。
パニックの時は、話しかけられれば余計パニックになる場合があると教えて貰っていたので、
突然原因がわからない泣きでしたから、
ただ、抱きしめて背中をトントンしながらバス停に着くのを待っていました。
私が落ち着いていないとダメだと。静かに背中を叩いてあげてました。

突然、後ろの席から、おじさんだかおじいさんだかの声で
「親の躾がなってないんだ!」と怒鳴られたのです。
そっか、他人から見たら、私はそう見えるんだと知りました。

他にも「今の親は・・・」うんたらかんたら、
バス停につくまで言われ続けました。

まだ、腹の据わってない新米ママでしたから、
そのおじさんだかおじいさんが「怖くて」後ろも振り向けませんでした。

バス停が来て、目的地じゃないけどとにかく降りなくちゃと席をたった時
自分の周りの人には、「うるさくてごめんなさい」と言えましたが
どの席の誰だかわからない怒鳴っていたおじさんには言いませんでした。


初めて外出するのが怖いと感じました。


でも、外出しないと病院にも行けませんしね。
家にいるだけじゃツマンナイですしねぇぇ。
怖いなとその時は思いましたけど、
またそんな思いするかもな・・・と考えましたけれど、
それでもどんどん外出するようになりました。



先のドーナツショプの話には続きがあります。

落ち着いた娘さんが食べ終わって店を出る時、
席を立ちましたら、女の子がまた娘さんを見ていました。
私と目があったので、ニコ~ってくらいに笑いかけましたら
女の子もニコ~って笑ってくれました。
その向かいのママは、すんごい睨んで私を見てましたけどぉ。

バスに乗って席に着きましたら、
ドーナツショップに居た、外人のお年をめしたご夫婦が斜め前に座りました。
奥様が振り返って、何か言いながら、キレイな丸い包みを娘さんにくれました。
チョコレートボンボンでした。
何を話しているのさっぱり解りませんでしたが、
ドーナツショップの一部始終を見ていたのかもしれませんから、
優しい顔で私を見てくれていたので、
なぐさめてくれているんだろ~なぁ~と思って、
ありがとうございますと笑って言えました。

辛い事ばかりじゃないから、
少しずつ私も公共の場に娘さんと一緒に行く事に慣れ、
どうすれば周りに不快感をあまり与えず、
自分達も楽しくそこに居られるか考えて、そうして今に至ります。

親になると言うのは、
子どもを授かって、生んで育てていれば、理屈的には親なのだと思います。

親の親としての意識、心は、その人それぞれはもちろんですが、
社会の環境も大きく関わって、他人の影響も受けて、
親は親になって行くのではないのかしら?と
そんな事を考えました。

子どもを生んで初めて親としての自分になります。
子どもも親も一緒に育つんだなと思います。

娘さんを育てて11年経った私は、
子育てをする、全ての新米ママとパパが
子どもと同じように、
すくすくと幸せに育つ環境が広がればいいなぁと
そんな事を考えるようになりました。

From ikusuke