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卒業後を考える

2009-12-23 15:31:39 | 天音ちゃんから学ぶ事
当たり前に働けると言う事 の記事を書いて、sora♪からのコメントを読み
そこからまた考える事がありました。


天音は卒後、どこに通う事が出来るのだろう?

知的、肢体の重複のハンディ。
日中の医療的ケアはありませんが、
寝る時には酸素が必要です。
食事もトイレも着替えも歩行も、
何もかも全介助が必要で
言語理解もあまりなく、言葉も発しません。

でも、気持ちは育っています。
人が好きで、場を楽しむ事も出来ます。
介助があれば、一人でスプーンを持ち食事もします。
学校での課題作業も介助が必要ですが出来ます。


卒後の予定としては大きく二つになるようです。
作業をしながら過ごす作業所と
余暇と呼ばれる、のんびり過ごすセンターや園があります。

作業所は作業がメインになりますので
体が動き、作業出来る人が対象のようです。
ですから、医療的ケアがあったり
作業困難な人は通えないような話を聞きました。

センターや園は余暇になりますから
日常を車椅子やバギーで過ごす人が多くいるそうです。
また、お昼寝の時間もあるようです。

昨年、PTAの役員になり、
高等部の先輩ママと親しく話す機会が増えました。
役員さんでもしないと、
あんまり学校に行きませんから、
高学年の先輩ママと親しくなる機会もなかったので良かったです。

役員が終わった今も、たまに皆で食事に行きます。
その時に、卒後の話題がいつもあがります。
高校3年生のママの話はリアルタイムですから
とても参考になる話です。

小学部1年から、毎年必ず年に数回
施設見学のお知らせは届きますが
私はまだ一度も見学に行っていないので
卒業生のママの話や、今卒後の活動をしているママの話は
知りたい事ばかりなので、話に熱も入ります。

世田谷区では、必ず四つだったかな?
施設見学をしなくてはなりません。
施設見学をして、行きたい施設を第三希望まで出します。

すんなり第一希望で通る事もありますが、
二学期後半になっても、行き場が決まらない時があるようです。

例えば
車椅子も自走でき、お話も出来、作業も出来そうであったとしても
動尿などの医療的ケアがあったら行けない施設もあるのたそうです。
でも、自分の意思で動けるし、賑やかな人の輪が好きで
作業も好きなのに
のんびり静かに、お昼寝をしなくてはならないのは
通う本人には辛そうです。

作業と余暇と、大きな二つの区分しかないように思われます。
こうした微妙な状態だと、
なかなか行き場が決まらなくなるのは仕方のない事なのかもしれません。

まだ9歳ですが、今の娘だと、
その微妙なラインのように思いました。


そう思ったら、
少し目標を定めて、育てないとなぁ~と思いました。
9年も時間があります。
まだ先の事だから、そんな事も思えるのでしょう。

やっと歩行が出来るようになった感じですが、
9年先、一人で歩けるようになっていたら・・・

夢は持った方がいい!

そう思って、お散歩も楽しみながらがんばろう♪
おもちゃ遊びも、手先の大切な訓練。
たくさん一緒に遊ぼ~♪
そんな事を、今私は思っています。


母の大きな野望は・・・
車椅子の日常生活であったとしても、
手先を使えるようになり
一緒にOnly Oneの針仕事をする事。

そうは上手く行かないでしょうが、
それでも、思い描く事をエネルギーにして
娘との毎日を過ごして行きたいです。

From ikusuke