正すとっぱぁ

日常日記、たまに変なコラム

僕が一番欲しかったもの/槙原敬之 (2004年7月28日発売)

2005年03月28日 | 唄/詩
さっきとても素敵なものを拾って 僕は喜んでいた
ふと気が付いて横に目をやると 誰かがいるのに気付いた
その人はさっき僕が拾った素敵なものを
今の僕以上に必要としている人だと言う事が分かった

惜しいような気もしたけど僕はそれをあげる事にした

きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう
その人は何度もありがとうと嬉しそうに僕に笑ってくれた

その後にもまた僕はとても素敵なものを拾った
ふと気が付いて横に目をやるとまた誰かがいるのに気付いた
その人もさっき僕が拾った素敵なものを
今の僕以上に必要としている人だと言う事が分かった
惜しいような気もしたけどまたそれをあげる事にした

きっとまたこの先探していればもっと素敵なものが見つかるだろう
なによりも僕を見て嬉しそうに笑う顔が見れて嬉しかった

結局僕はそんな事を何度も繰り返し
最後には何も見つけられないまま
ここまで来た道を振り返ってみたら

僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていて
それを見た時の気持ちが 僕の探していたものだとわかった

今までで一番素敵なものを 僕はとうとう拾う事が出来た



曲聞いてたら涙が溢れてきました。