・ボール/ストライクの見極めが出来ていない
甘いボール(ストライク)を見逃す。
甘いボールをに手を出すが、ファウルになる。
甘いボールをに手を出すが、Hard Hit 出来ない。(打ち損じる)
ボール球に手を出し、相手投手にストライクカウントを稼がれる。(最近の傾向は、内角攻め。特に内角高め)
ボール球に手を出し、空振り三振に倒れる。
(空振り三振の典型的なパターンは、
右投手:外角低めのChange Up。Splitterを相手が投げる場合、低めのSF。相手投手が強気だったり、球威があれば、高めの“釣り球”でも。
左投手:外角低めのSlider。最近の傾向は、徹底した変化球攻め)
過去のマリナーズ、ロイヤルズ、タイガース戦では、まともにストライクを投げず、B球で歩かせて良いという攻め方。
・速球[フォーシーム(特に9つに分割されたゾーンの上6つ)] で振り遅れる。(大谷選手は、他の球種に比べて、フォーシームの打率が高く、HRも多い)
この場合は、状態が深刻と見ていい。
・打席で粘れない。
初球に手を出し、簡単に討ち取られる。(ゴロアウトが増えて、打球に角度がつかない)
2ストライクから、ファウルで粘れない。(選球眼、体力、集中力が要求される)
・先発登板を控えていると、早打ちになり、打席での集中力が低下する傾向がある。
『打者大谷』の最大の障害は、『投手大谷』です。逆もしかり。
打者:打撃が好調でも、毎週の先発登板によりリセットされる可能性がある。
投手:登板日の二刀流のDHによる打席、および走塁の負担が体力と集中力を奪い、長いイニングを投げられない。
殆どの場合、
1.怪我(あるいは潜在的な怪我/あるいは病気)
2.疲労
が原因であり、打撃不振の原因は、技術やメンタル的なこと(プレッシャー)よりも、監督の起用方針『酷使』によるものです。
通常先発投手は、中4日、あるいは中5日で登板しますが、その間はリカバリに費やすことがほとんどで、DHとして毎日出場すること自体が異常なのです。
ソーシア監督時代のように、最低限、先発登板翌日はDHを休ませるべきだし、加えて、前日も登板に備えて休ませるべきなのです。