二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

6月13日(木) TEX(H) 第三戦

2024-06-14 | 試合の感想
https://www.mlb.com/gameday/rangers-vs-dodgers/2024/06/13/746136/final
https://baseballsavant.mlb.com/gamefeed?gamePk=746136

LAD
 本来、山本由伸の登板予定(Bobblehead day)だったが、スキップしてBullpen Dayとなった。
 しかし、登板の変更が急だったため、Michael Grove (R)、Ryan Yarbrough (L)の出来が悪く、初回にいきなり2失点、3回表までに計3失点と典型的な負けパターンに。
 Groveは本来、スイングマン/ロングリリーフだが、先発投手としては失格の烙印を押されており、Bullpenから短いイニングを投げるしかない投手。不適切な人選だった。
 Ryan Yarbroughも制球が悪く、3回を投げて62-35[56.5%]、4四球と野手の打撃のリズムを狂わせてしまった。
 結果から言えば、山本由伸に投球数を制限して(5回程度)、中5日で投げさせるべきだった。シリーズの勝敗がかかっていたのに、試合を捨ててしまった。

大谷 第1試合でB/Sの見極め、忍耐強さの改善が見られた。第2試合もHHが続き、後はLAの調整だけで、調子は反転したかと思われた。2試合連続でHR(ただしマルチヒットはなし)。
       
     回 点差 状況    カウント  結果
第一打席:1回裏 0-2 1out なし  0-1[2]☓ ②外角中CH[85.8] B球*2.5 二塁ゴロ[92.3 -6]☓ 初球の内角中CUTを見逃し、外角中 B球[2.5個分外れた] CHに手を出す。この時点で今日は駄目だと。
第二打席:3回裏 0-3 2out 一塁  2-2[6]☓ ⑥ど真ん中(右下)SNK[95.2] 左翼ライナー[98 17 286]  初球の内角CUT B球[2個] に手を出し空振り。#6 HR球だったが、追い込まれていたので軽打に。
第三打席:6回裏 0-3 1out なし  1-0[2]◯ ②ど真ん中CUT[91.1] 二塁ゴロ[96.1 -13]  HR球だったが、Ballが上がらず、二塁ゴロ。

第四打席:8回裏 1-3 1out一三塁 0-2[3]☓  ③地面KC 空振り三振☓☓ 0out一三塁でBettsが倒れる。HRなら【4-3】の逆転、犠牲フライで【2-3】の1点差の絶好の場面。
                     初球の甘いCUTを見送り、高めのCUT(B球*1.5)に手を出しF。追い込まれてからKCに空振り三振を喫す。
                     前回の対戦から追い込まれてからKC(B球)が来ることは容易に予想できた。学習能力なしといえる。打点を上げる最低限の仕事も出来ず。

 自身の打撃感覚が好調なときほど、忍耐強さが必要。B球に手を出し、相手投手を助けていた。 Lorenzenの失投が2回あったにも関わらず、打ち損じ、結果を残せず。
3.Freeman (S)、4.T.Her (S)、5.Pages (A)、6.Heyward (S)と後ろに控えていた打者は直近7試合でOPS評価が非常に優れていた。大谷はB/Sを見極め、出塁するだけで良かった。
今日は、元チームメイトのLorenzenで気負いすぎたのか、また悪い時の状態(B/Sの見極めが悪い、B球に手を出す)に戻ってしまった。試合結果、打席内容ともに非難に値する。

この記事についてブログを書く
« 6月7日(金) NYY(A) 第一戦 | トップ | 6月15日(土) KCR(H) 第二戦 »
最新の画像もっと見る

試合の感想」カテゴリの最新記事