二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

6月6日(木) PIT(A) 第三戦

2024-06-07 | 試合の感想
https://www.mlb.com/gameday/dodgers-vs-pirates/2024/06/06/745495/live/box
https://baseballsavant.mlb.com/gamefeed?gamePk=745495

大谷 6打数1安打 3三振(チーム最多) 1得点 4残塁

 率直に言います。今日の大谷は、全てクソみたいな打席でした。初回の初打席 3球目 1-1から ど真ん中(高) 4S[91.7]を見逃した時点で、今日は良くないと直感しましたね。
好調なら振りにいって右翼HR[2打点]【2-0】になっていたでしょう。
Falter (L)の4Sは球速もスピンレートも低く、高めの見極めが重要なんです。2ストライクからは高めの釣り球が多い。大谷にとってHRを打ちやすい美味しい左投手のはずだった。

     回 得点差 相手投手    場面      内容
第一打席 1回表 0-0  Falter (L)   0out 一塁   ④外角高中SL[83.8] B球*1.5 RF前H
第二打席 2回表 4-0  Falter (L)   1out なし   ④外角低めSL[85.3] B気味 空振り三振☓ この打席の全4投球は全てストライクの枠にかかる“エッジ”の球。2球目は見送るべき。3球目は仕留めないと。
第三打席 4回表 4-4  Falter (L)   1out一三塁   ⑤外角高めSL[85.9] B球*3 空振り三振☓☓☓ 同点に追いつかれ、そこから突き放せる重要な得点機でしたが、最悪の空振り三振! 
                           犠牲フライを打とうと、2球、高めに手を出したはいいが、仕留められず。後続のFreemanも倒れ、大谷がチームの勢いをへし折ってしまった。

5回表 先頭打者のT.Herが右翼HR[1打点]【5-4】(米国風に言えば、大谷がベッドの上に残したうんこを、T.Herが片付けた。万一、LADが追加点を得られず、逆転負けしていたら、大谷がまず最初に糾弾されていた)

第四打席 5回表 10-4  Heller (R)   1out なし   ①内角低めCUT[89.4] B球*1.5 二塁ゴロ[106.4 -3] HRの余韻の残る中、初球のB球を打ちに行き、あっけなく凡退。苦しい相手投手をわずか1球で助けてしまった。
第五打席 7回表 11-4  Nicolas (R)   1out なし   ③真ん中低めSL[93.7] B球*1.5 空振り三振☓ #1 #2と同じコース[内角低め]に同じ球種[CUV]にも関わらず、空振り―ファウル。追い込まれてBに手を出し三振。
第六打席 9回表 11-7  Mlodzinski (R) 1out一二塁  ④内角低めSL[88.7] B球*1.5 一塁ゴロFO[103.1 1] #1 真ん中高め甘いSLを見逃す。#3 同じコースの4Sをファウルで打ち損じる。追い込まれ内角低め(B球)SLに手を出し一塁ゴロ。

 全体を通じて、過去の不振だった頃と全く変わらず。ストライクゾーンの管理が全く出来ていない。(最終的に振りに行っているのは、全てB球)
甘い球を見逃し、追い込まれてからボール球を振らされ、凡退を繰り返す」と最悪のプレートディシプリン(Plate Discipline)です。
(第四打席以外は全て2ストライクに追い込まれたアットバット。また、当初より、Chase%とWhiff%が悪化し、K%も悪化)
大谷には真中付近に投げなければ問題ない。B球/際どい球を投げてカウントを稼げ。最悪、四球になっても良い」というのが、相手チームの認識でしょう。
 (昨日、大谷の状態が改善したように見えたのは、相手先発のPaul Skenesが [リスペクトからか] 真っ向勝負を挑んだからですね)
 実際、B球に手を出し、空振り/ファウルでカウントが悪化するため、四球も稼げない状況です。(ちなみに大谷のフルカウントの成績は悪い)
 もしかしたら、疲労や怪我が要因ではなく、大谷翔平は野球IQが低いのでしょうか? もっと一打席、一打席、一球、一球、大事にしてもらいたい。

  日本のファンはLADの試合を大谷の打席を中心に楽しみに見ているわけだから。
 こんなクソみたいなアットバットを連日に渡って、繰り返し見せられ続けたら、日本全体が“うつ病”を発症します。いや、本当に!

LAD
◯ 湿っていた打線が、大量得点。Freeman、T.Her、Bettsと主砲がそれぞれHR。(大谷も続きたかった)

☓ 非常にエラーが多い。投手が余計な球数を投げさせられ、苦しみぬいた。LADはエラーから崩れることが多い。
  Bettsは移動日は2Bをするべき。VargasがLFで二回、拙いプレー。(スタメン起用はリスクが伴う)

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