二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

エンゼルス解体

2023-08-30 | エンゼルス
  この1ヶ月のチームの醜態と大転換をミナシアンGMはメディア会見で説明する必要がある。
 どうして、先日行った自己弁護会見のように、しゃしゃり出てこないのか? (笑) 48時間の取引期限に備えているのか?

  LAAはトレード移籍期限以降、MLB最低勝率となり、獲得した選手を売りに出す結果になった責任を、誰も取らないのは驚くべきことだ。
 本来ならば、監督及びコーチがこれまでのシーズン中に解雇、GMが今のタイミングで解雇されていただろう。
 また、エンゼルスの特徴として、球団幹部(アルテの取り巻き)が誰も責任を取らないことだ。

  移籍する選手は幸いだろう。ポストシーズンに出場するチームに拾われれば幸いだ。
 残念なことに、残りの期間、彼らの代わりとなるマイナー選手がLAAには十分にいない。なんと皮肉なことか。
 LAAが他球団のファンに嘲笑されるまさに典型例だ。

  この期に及んで、未だに大谷翔平の怪我に関して、球団擁護しているエンゼルス関連メディアは、サイコパスだ。
 まだ、大谷が残ると考えているなんて異常すぎる。

大谷側に責任転嫁し自己正当化するミナシアンGM

2023-08-27 | エンゼルス
23/08/27 Full-Count 大谷翔平の検査を「彼と代理人が辞退」 エ軍GM説明…けいれんで提案も「判断を尊重」 https://full-count.jp/2023/08/27/post1433187/
 エンゼルスのミナシアンGMが会見「検査を受けたのは、怪我を感じた後だ」

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは26日(日本時間27日)、敵地で行われるメッツ戦[第二戦]の試合前に会見を行った。
大谷翔平投手が右肘の内側側副靱帯を損傷したことを受け、故障前に検査を受けていたかどうかなどについて説明した。

 ミナシアンGMは「ここ数日、検査について多くの問い合わせを受けた。検査を受けたのは、怪我を感じた後だ。
8月初めに検査を受けるよう提案したが、彼と代理人が辞退した。理由は理解できる。指のけいれんだったので、(腕の検査が必要だと)信じなかったからだ」と明かした。

さらに「信用の問題だ。選手と私は3年間一緒に仕事をやってきて、私たちのやり方で3シーズンいい形で過ごせていた。
私は(そのやり方に)後悔していない。野球に怪我はつきものだ。残念だ。私たち、本人、野球界にとってタフな出来事だ」と説明した。

 3日(同4日)に本拠地で行われたマリナーズ戦で、右手と右指のけいれんのため、4回で緊急降板していた。
「8月上旬だ。そのときに提案した。詳細には触れないが、ショーと彼の代理人は(検査を)必要だと感じなかった。私は彼ら(の判断)を全面的に尊重する」と語った。

 また、手術を受けるかどうかなど、今後についての具体的な言及はなかった。
「タイムラインはない。(今後)どうしたいかは、彼の判断だ。ネズ(バレロ代理人)とはいい関係だ。ショーとイッペイ(水原一平通訳)も含まれる。彼より信じている選手はいない」と明かした。

 (引用終了)

 これはとても卑怯な会見だ。エンゼルスの起用方針が批判を浴びる中で、自身の管理責任を選手側に転嫁し、そもそもの怪我の原因『度重なるエンゼルスの酷使』を全く反省すらしていない。
これは前日、取材に応じた“無能の極み”ネビン監督と同様だ。

 まず、大前提として、事の詳細は、エンゼルス球団側および大谷選手側、双方から公平に聞いて判断する必要がある。

 ところが、大谷側はシーズン中ということもあり、メディアとの取材に応じていない。
実際どうだったかというのは、大谷がメディアの取材の機会を設けるか、SNS等で個人的な声明を出すか、代理人側が選手の代わりに声明を出すか、しかない。
 ちなみに、今回の一件でクライアントである大谷の価値が潜在的に数億ドル吹っ飛んだ可能性があり、代理人側は怒り心頭に発しているに違いない。
当然、代理人側のFAから得られる手数料などの収入もエンゼルスというお笑い球団のせいで、大幅な減少だ。
 現状、代理人側はクライアントである大谷翔平が会見や取材に応じていないのに、自ら声明を発する可能性は少ないと思われる。
メディアは代理人側に「実際どうだったのか」と取材を入れているだろうが、果たして答えるだろうか・・。

 つまり、ミナシアンGMは大谷側が反論できないのを見越して、会見でこうした責任転嫁を行ったのだ。極めて悪質である。
だが、ちょっと待って欲しい。重要なのは、「球団側が検査を提案したのに、大谷側が断った」ということだろうか?
 違う!重要なのは、検査を提案するタイミングだ。
 精密検査をする最も妥当なタイミングは、大谷がAwayのTEX戦をスキップすると明らかになった後だろう。[8/14(月) 現地]
この登板回避が明らかになってから、次のCINの登板日まで十分時間があったはずだ。[1週間。うちHomeで2日休みがあった]
ミナシアンGMは一体何をしていたのか?
まともなGMならば、大谷自身が申し出て登板をスキップしたことが、「重大な事態」だと認識できたはずだ。
まともなGMならば、再度、精密検査の提案をしたはずだが、それに関する言及がない。もし、提案していたならば、「再度、提案したが、二度目も断られた」と言及するはずだ。
また、万一、大谷側が二度目を断ったとしても「検査を受けるまで投げさせない」と検査を強制するのがまともな球団の態度だろう。(球団は大谷に球団3位の3000万ドル/年を支払う)

 また、精密検査をするタイミングは、選手側が“痛み”を感じてからでは遅い。(多くの場合、手遅れで、既に怪我をしている)
 選手が通常とは異なる“違和感を訴えた”段階で行うべきだ。
その点、エンゼルス球団側が「腕の違和感」を「腕の疲労」と過小評価していたのは極めて悪質である。この段階で検査を行うべきだったのは明らかだ。

23/08/14(月) 07:43 MLB 大谷が「腕の疲労」で次回登板を回避 大谷からネビン監督に申し出
(前略) ネビン監督によると、大谷自身から申し出があったという。
大谷の次回登板は日本時間8月22日(火)[18:38-]もしくは23日(水)[13:07-]のレッズ戦(エンゼル・スタジアム)ということになりそうだ。
ネビン監督は「故障ではない。ただ疲れているだけだ」と語り、登板回避の理由が故障ではないことを強調した。
  投手・大谷は疲労が蓄積し、コンディションが万全でないなかでも好投を続けており、直近3試合で合計19イニングを投げ、失点はわずか1(自責点0)。
その直前に3試合連続5失点で防御率が3.71まで悪化したが、直近3試合の好投で3.17まで向上した。
 しかし、今季10勝目をマークした前回登板[8/09(水) SFG(H)]でも大谷が疲れているのは誰の目にも明らかであり、大谷自身が「登板をスキップするのがベストだと思う」と申し出ると、ネビン監督もすぐに同意した。
  ネビン監督は
「何度も言ってきたが、彼は自分の身体のことを誰よりもよく知っている。彼の話は信用できる。
 痛みも故障もないと断言しているし、投手がときどき経験するような疲労があるだけだ。次の登板には間に合うだろう」と大谷に全幅の信頼を置いている。
 指揮官は「打撃には影響はない。指名打者として休む必要はないだろう」とも話しており、登板をスキップする一方で、打者としては試合に出場し続けることになりそうだ。

 (引用終了)
 

 そして、精密検査をしていない状態で、先発登板[8/23(水)]させたのは異常な選択だ。球団側は「大谷が怪我をしている」と把握していて投げさせたわけだ。
これは常識から言ってもありえない。選手は球団の財産であり、(大谷のような選手が) 怪我を悪化させて離脱すると、チームは致命的な状況になる。
にも関わらず、投げさせたわけだ。なぜ? ――投手大谷を壊すため。
 打者大谷はエンゼルス側の酷使にも関わらず、疲労困憊状態でも、腰痛、脇腹痛のリスクを抱えながら、歴史的な成績を残してきた。
 打者大谷が壊れないなら、投手大谷を壊せばいい! 極めて明確だ。

  思い出して欲しい。ミナシアンGMは「エンゼルス先発陣に後半戦[中4日]登板を提案」した記事を書かせていたことを。これは大谷が来季いないのを見越したものだ。
 彼は勝利を求めており、エンゼルスは7年連続で負け越しだ[今期を含めれば8年]。エンゼルスと契約延長するつもりもないようだ。(そのつもりがあるなら、昨季までに契約更新していただろう)
 FA後に、入札しても他の有力球団相手に競り勝つ事はできない。大谷は来季、確実にいなくなる。彼を大事に使っても意味がない。
 彼が唯一、球団に残留するには、大きな怪我をしてFAの価値が大幅に低下し、入札者が少なくなり、エンゼルスしか有力球団がいなくなった場合のみだ。
 なら壊そう。WBCも利用しよう。前半戦は公休日無視の [中5日] 固定だ。休養日も2日しか与えない。これで怪我のリスクが極めて高くなる。

  ミナシアンGMの「検査の提案」は、7月下旬のAwayのDET戦(ダブルヘッダー)からTOR戦での、極度の疲労、痙攣にも関わらず、休みを全く与えなかったことと矛盾しています。
 のちに検査の提案ができたのなら、状態が悪化する前に現場介入し、ネビン監督に「休養」を与えるよう指示できたはずです。なぜ、できなかったのか?
  まず第一にやることは、「検査」でなく「休養」を与えることです。十分な「休養」を与えても「成績不振」「調子がおかしい」ならば、潜在的な怪我を疑い「精密検査」でいい。
 休養を全く与えなかったにも関わらず、指のけいれんで検査を断ったこと (仮に事実であるならば) は責められません。
 なぜなら、疲労の状態では発現した症状の原因を「疲労」と判断しがちで、選手自らが「潜在的な怪我」を負っていると判断するのは困難だからです。
 (実際に自覚症状がなくても、怪我を負っている場合があります)

  大谷の怪我は通常の怪我ではない。仕組まれた怪我なのです。

 まあ、ちょっと考えてみてください。
千賀のNYM、ダルビッシュのSDP、菊池のTOR、前田のMIN、藤浪のOAK/BAL、吉田のBOS、鈴木のCHCなど他の日本人選手の待遇や起用方針を見ても、
まったく休養を与えない、調子が悪くても酷使する、怪我の予兆が出ても検査を強制しない、など絶対に起こり得ないでしょう。

 日本人にとって、最低・最悪の球団は エンゼルス だ。 
 大谷選手は救えなかったが、今後、MLBに移籍しようとする選手は、エンゼルスだけは避けなければいけない。
 これほど、(選手生命)人命軽視、(コンディション)健康軽視の球団は、他にないだろう。ロサンゼルス・エンゼルスではない。アナハイム・ヘルズだ。(略称 AHH / Ahh ) (笑)
 諸悪の根源のモレノオーナーが球団売却するまで、決してこの体質は変わらない。


   IL入り選手 Current 40-Man Roster [23/08/25 終了時]
AL西地区
   合計 投手 野手
LAA 16   7   9  ※二刀流の大谷は投手として今季出場できないが、投手に含まれていない *野手に含まれているStassiは 家族の事情という特殊な状況
OAK 11  10   1
SEA  8   5   3
TEX  6   4   2 
HOU  5   4  1

 大谷の件をミナシアンが大谷に責任転嫁しても、チーム全体の怪我人の多さ、特に野手の怪我人の多さの説明責任を果たすべきだ。

 [追記]

23/08/27(日) 11:16 MLB Rhett Bollinger ミナシアンが大谷の画像に関する疑問を解明 https://www.mlb.com/news/timeline-of-shohei-ohtani-s-elbow-injury?game_pk=716840

> また、8月3日のマリナーズ戦でも右手中指のけいれんのため4回で降板し、エンゼルスは投腕の画像診断を申し出た。
しかし、ミナシアンによれば、大谷と彼の代理人であるネズ・バレロは、その時は断ったとのことである。
 ミナシアン氏は、「画像診断については多くの問い合わせを受けたが、そう、画像診断を受けたのは怪我をした後だった。とはいえ、画像診断の申し出があったのは今年の初めであり、彼と彼の代理人はそれを断った。
 その理由は理解できる。指のけいれんであり、画像診断が必要だとは考えなかった。だから、そこが問題なんだ」


 この記事によると、今年の初めにも画像診断の申し出をしたが、大谷側は断った、と。
 時期的には、キャンプで投手が集合したときか、WBCから帰還したときか、でしょうね。これ自体、この球団側の対応は、驚きではありません。選手管理する側からすれば、当然です。

 問題は、仮に大谷側が断ったとして、球団側が利き腕の状態が不明だったにも関わらず、[中5日] 固定で公休日無視で過去最高の投球回数ペースで投げさせたことです。
これは矛盾しています。「大谷の状態が分からないから、4-5月は慎重な起用方針」というのが妥当でしょう。
すでに前半戦で「投手大谷は未知の領域に入っている」との懸念を表明する記事もありました。

ミナシアンGMの言葉 [本人が言っているだけ]
「我々は大谷のことを気にかけてきたんだ。画像診断も今年の初めと、痙攣を起こしたときに申し出た。しかし、彼らは断った。我々は彼らのことを尊重した。」


ミナシアンGMの行動 [現実に起こった]
・公休日無視の [中5日] 強制固定。(他のSPの登板日を入れ替えてでも。当初はWBCの準決勝まで出場したMEX代表Sandovalも同様の扱いだった)
・二刀流Playerとして、わずか 2試合のみ 休養を与えた
・記者に後半戦「中4日」登板の提案を記事を書かせる
・大谷の体から異常を知らせるシグナルが出ていたにも関わらず、現場介入せず、ネビンが大谷を酷使することを許した。
 間抜けなネビンは「彼はよく寝るから問題ない」などと非常識な発言を繰り返し、自身の判断を正当化した。


 果たして、ファンや球界関係者はどちらを信用するのか? 
 後付の「言葉」よりも、実際、起きた「行動」を基準に判断した方がいい。

 あと奇妙なのは、「代理人側と我々は良好な関係だ(再契約を期待する)」などと繰り返しているのは、頭がおかしいとしか言いようがありませんね。
まるで他人に対する共感性の乏しい “サイコパス" のようだ!
エンゼルスは加害者側なのに被害者を装っている。“大谷のせいで我々が悪者になっている” とでも言わんばかりに。
 加害者側が一方的に喋り続け(自己正当化)、被害者側が沈黙を守っている、という構図は、もはや、両者の関係は切れていると考えていいでしょう。
(LAA残留が1%未満だったのが、肘の怪我で5%になったところで、変わりない)


 ちょっと考えてみてください。
「あの時こうすれば、良かった。こうしておけば、(怪我を) 避けられたかもしれない」みたいな悔恨のコメントは、GM、監督含めてゼロです。
 繰り返します。全くのゼロ!!!
 訴訟社会の米国では過ちを認めるということは一切ないわけです。支那人や朝鮮人と同様。過ちは絶対に認めない。死んでも認めない。
 
 大谷選手側は、シーズン終了したら、即「エンゼルスとは交渉しない」と正式に声明を発表して欲しい。
このアナハイム・ヘルズには平手打ちをして、現実を思い知らせる必要がある。


[追記2]

 『中日スポーツ』は、おかしな事をしている。

23/08/27 10:30 中日スポーツ 大谷翔平の検査拒否、エンゼルスGMが公表した背景 『けがは自分の責任だ』という背番号17のメッセージか 
https://www.chunichi.co.jp/article/756959

◇番記者は見た

> 大谷自身がこの事実を公表してもらうことで、自らのけがで批判される球団を守ったのではないか。けがは自分の責任だというメッセージを送りたかったのではないか。
単に球団批判をかわすために、GMが発言をしたとは思えない。(阿部太郎)



23/08/27(日) ~14:37 中日スポーツ 『もう大谷翔平の残留はなくなったな』 検査拒否めぐるエンゼルス発表に米国ファン騒然 「チームと選手の関係が目の前で壊れていく」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e85e4d62663e0629b6cd5fb59a15f14778b080c
> このほか大谷自身がこの事実を公表してもらうことで、批判される球団を守ったのではないかという見方もある。

 見方もあるって、自社の番記者の意見かよ!!

 「番記者は見た」って以前もおかしな記事を書いていた気がする。大谷自身がこんな回りくどいことをするなら、自身のSNSで事実関係を公表すればいいだけ。
番記者は見識があるわけでも、偉いわけではありません。ただ、ぶら下がって記事を書いているだけ。
これはフィギュアスケート競技の各スポーツ紙の担当記者のレベルが押し並べて低かったのを見ても明らかだったように。(たまたま、担当しているだけに過ぎない)
日本の記者も米国同様、全ての記事を署名入り記事、顔写真入りで投稿するべきです。金を貰っている、プロなんだから。

 日本のMLB関連記事は、読む価値のない記事が多すぎる。海外の記事の要約、つまみ食い、旧Twitterの反応の恣意的な抜き出しで記事を構成とか、ね。

エンゼルスが目論見通りに大谷を壊す

2023-08-24 | エンゼルス
 最悪ですね。

 当初、エンゼルス側が発表していたのは「腕の違和感」を「腕の疲労」と過小評価して発表しており、
前回登板をスキップした際から時間が経つのに、再度「腕の疲労」=実は「腕の違和感」とは、潜在的に怪我を負っているのは明らかでした。
 我慢強く責任感がある大谷翔平が、先発登板を自らスキップするのは重大な事案であり、その時点で、精密検査を受けていれば、怪我の状態もまだマシな状態で済んだかもしれません。
あるいは痙攣を頻発させていた時点で、一時的な休養と全身の精密検査をしていれば、軽症で済んだかもしれない。≒『ハインリッヒの法則』
完全にエンゼルス側のサボタージュです。(O'Hoppeが最初の異常を感じた時点で、精密検査をすれば良かったのと同様)

 今日のダブルヘッダー第1試合の大谷先発試合でも、LAA側は大谷の潜在的な怪我を事前に把握しておきながら、あえて (!) 登板させたわけです。
大谷が降板直後に、すぐに先発左腕のAndersonがマウンドに上がりました。
これは緊急登板ですが、事前に申し渡しをしていなければ、不可能だったでしょう。(通常、先発投手はベンチ待機)
既にLAAはワイルドカードの芽が潰えたにも関わらず、あえて先発登板させて、怪我をより重症化させたわけです。

 面白いことに、大谷の怪我が明らかになった後、怪我から復帰して痛みが出ていたTroutを速攻、IL入りに戻したことです。
(投手大谷が今季絶望→ポストシーズン進出可能性ゼロ→Troutの復帰を急ぐ必要はない)
このLAAという球団は、スポーツ球団としての経営は失敗続きだが、金勘定・損得勘定だけは計算高い。


23/08/08(火) Full-Count 大谷翔平は「離脱する可能性がある」 フル回転に前指揮官が危惧「休養を命じたことも」 
https://full-count.jp/2023/08/08/post1424462/

23/08/17(木)  メジャーリーグPRESS 及川彩子 「明らかに休みが必要だ」メジャー名将がホームランキング独走の大谷翔平に“休養のススメ" 「最低でも10試合は…」 
https://number.bunshun.jp/articles/-/858444
 

 「右肘の内側側副靱帯を損傷」とのことですが、怪我の程度がどの程度なのか、手術が必要なのかも含めて、セカンドオピニオンを受けてから判断することになるでしょう。
最悪、TJSが必要になり、シーズン中にすぐに手術をおこなった場合、TBRのマクラナハンに似た復帰スケジュールになるでしょう。
今季、残りのシーズン[28-29歳](約1ヶ月強)と、おそらく来季[29-30歳]は全休になり、復帰は2025年シーズン[30-31歳]となるでしょう。


23/08/16(水) 10:15 mlb.jp レイズの左腕マクラナハンがトミー・ジョン手術へ 来季全休濃厚 https://www.spotvnews.jp/news/articleView.html?idxno=3219
> 日本時間8月16日、レイズのケビン・キャッシュ監督はエース左腕のシェーン・マクラナハンがトミー・ジョン手術を受ける予定であることを明らかにした。
 一連の診察が終わるまで決断を待っていたレイズだが、マクラナハンはテキサスでキース・マイスター医師の診察を受け、トミー・ジョン手術を受けることを決定。
 レイズにとっては想定していたなかでワーストのシナリオであり、マクラナハンは今季の残り試合を欠場するのはもちろんのこと、おそらく2024年シーズンも全休することになりそうだ。

  現在26歳のマクラナハンはメジャー3年目の今季、ここまで21試合に先発して115イニングを投げ、11勝2敗、防御率3.29、121奪三振をマーク。
 前半戦は11勝1敗、防御率2.53の好成績を残し、開幕13連勝からスタートしたレイズの快進撃を牽引していたが、
 7月上旬に背中の張りで故障者リスト入りしてオールスター・ゲームを辞退すると、戦列復帰後は4度の先発登板で0勝1敗、防御率7.11に終わり、
左前腕の張りを訴えて8月上旬に再び故障者リスト入りしていた。

  マクラナハンは故障者リスト入りしたあと、チームドクターの診察を受け、
数日後には多くの投手のトミー・ジョン手術を担当してきたことで知られるニール・エラトラシュ医師にセカンドオピニオンを求めた。
 その時点でマクラナハンの今季中の復帰が難しいことが判明し、レイズはマクラナハンを15日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移していたが、
最終的にはマイスター医師の診察を経て、トミー・ジョン手術を受けることが決定された。

 (引用終了)


 ・残りのシーズンを打者として出場するのか? このまま肘を治療せず、打撃成績を積み上げるのか?

   前回同様、大谷選手は打者として出場を続けるかと思いますが、LAAはワイルドカードも絶望的であり、自身の将来を考えたほうが良いと思います。
  アルテ・モレノオーナーは打者としての出場(観客動員)を望んでいるだろうから、彼に利益を与えないためにも、怪我の治療・リハビリが妥当。
  

 ・今季終了後にFAになり、オフの間にTJSを受けたりした場合、所属先はどうなるのか?

  基本的に無所属でリハビリを続け、プレー可能になった状態で1年契約を結ぶ可能性が高いと思います。(評価期間)
 その契約は、リスクを取れる球団があるかどうかにもよりますが、当初のFA契約より大幅に安くなり、契約終了後に結ぶ契約は当該年度の成績と過去の実績に大きく依存することになるでしょうね。
  もちろん、過去の実績と二刀流の希少さ、および本人の人間性(高信頼)から、リスクを取って、若干、査定が低下した複数年契約を提示する球団もあるでしょう。
 大谷選手は年俸以外にエンドースメントで数十億円(?)の給与以外のお金を稼いでいるので、契約金総額は重要視しないでしょう。
 オファーしたチームの評価[短期・中期・長期]、自分をどう起用するかなどの実践面、チームや都市の環境面を重視するでしょう。
 年俸をいくらにするかは完全に大谷選手側の裁量です。


 ・TJSは2回目。

  回数は問題ないと思います。もちろん球速の低下、投手成績が低下する可能性はありますが、二刀流は彼しかいないわけだから彼自身の価値は変わりません。
  
  
 ・エンゼルスとの再契約

  これは絶対に止めてほしい。こうした状態になった諸悪の根源は、「エンゼルスの酷使」にあることは自明です。過去3年間ほとんど休ませず、異常な身体負荷でした。
 (今季もWBC・決勝までフル回転したにも関わらず、前半戦、問題が生じるまで公休日無視の「中5日」固定登板)
 ここまで負荷の最も高い二刀流選手なのに、2試合しか休養日を与えない、異常が発現しても休養を与えない、検査もしない、など“過労死”寸前でした。

  チームが不振で説明責任が求められていたミナシアンGMはコメントせず、大谷の怪我が明らかになったら、嬉々としてしゃしゃり出てくるその浅ましさ。
 コイツが大谷に罠を仕掛けた張本人であり、加害者側の人間なんです(過去、後半戦「中4日」登板の提案も)。こうなるのは分かっていただろう!

23/08/24 15:26 サンスポ 【エ軍GM一問一答】 https://www.sanspo.com/article/20230824-OE45VGFRXZMBJASZ3AF2FGWQOM/

――今季は中5日の登板。毎日、プレー。無理させ過ぎたか

いや、そうは思わない。ここ数年、それでうまくやってきた。けがは、野球の一部だ。投手はどうしてもけがを避けられない。あれだけ速い球を投げれば、仕方がない面もある。
 彼は復帰したとき、また、二刀流をやると思う。しかも、高いレベルで


 ペリー・ミナシアンは決して反省しない!

  https://www.chunichi.co.jp/article/755242
> 一方で、エンゼルスとの残留の可能性が以前より高まったと見る向きもある。ミナシアンGMは「彼は戻ってくると信じている。二刀流として、再び高いレベルでこなすはずだ」と語った。
 エンゼルスを長く取材する米記者の一人はエンゼルスなら、二刀流として絶対に戻らせるし、その実績もある。他の球団は今回のけがで将来性に不安を覚えるだろう。残留の目はある」と話した。

  大谷がFAでLAAと再契約するのは(球団売却を止めたこともあり)当初から1%未満でしたので、
 大谷を酷使して腕を破壊し、大谷のFAの価値[数億ドル]そのものを落とす、そしてリハビリを球団施設で囲い込み、再契約(1年契約とその後の安い長期契約)を行う。
 (「俺と別れるなら殺してしまえ」の殺人犯の心理)
 アルテ・モレノが好む最高のシナリオです。この場合、選手として活躍する必要性はありません。大谷選手は客寄せパンダに過ぎません。

  手術後のリハビリ自体は、代理人の関連施設や(1年契約を望む)他球団から申し出があるでしょうから、LAAでやる必要性はないと思いますね。



 以上、素人意見で書いてみました。勘違いがあるかもしれませんが、まずは率直な意見を。

8/23(火) CIN(H) 第1戦

2023-08-23 | 試合の感想
Gameday https://www.mlb.com/gameday/reds-vs-angels/2023/08/22/716892/

 この試合からTroutが復帰[7/3以来]しましたが、
打順はRookieのSchanuel(左)が一番、Trout(右)が二番、大谷(左)が三番、Drury(右)が4番と左右のジグザグを意識した従来通りの並びになっています。
これではTroutが復帰して大谷の後ろを打ち、現況の敬遠や四球禍が減るということにはなりません。
また、Troutが復帰したので、彼が不在の間、休みなく出場していたMoniakがスタメン落ちになっています。
今日の相手先発は右腕のAshcraftにも関わらず、おかしなネビン采配となっています。
  
          過去7試合    過去30試合
Mickey Moniak  .095 .095 .143  .209 .235 .313
Randal Grichuk   .160 .154 .360  .169 .189 .352

[OF 守備指標]   回  PART  GFP/DME 肩 Total Runs Saved
Mickey Moniak  548   4      3  -2     5
Randal Grichuk   613.2 -4      0  -3     -7

[LF 守備指標]    回  PART  GFP/DME 肩 Total Runs Saved
Mickey Moniak   99    2     -1   0     1
Taylor Ward    787   1     1  -2     0
Randal Grichuk  277.1  -5     1  -3     -7 (MLB Worst 4)


 同じ打撃不振といえど、守備指標は明らかにMoniakの方が良い。

そして対戦投手の左右の打撃成績は、

[対 右腕]
Mickey Moniak .307 .335 .563 .898
Randal Grichuk .254 .302 .415 .717 

[対 左腕]
Mickey Moniak .114 .152 .136 .288 
Randal Grichuk .333 .389 .586 .975

対右腕でMickey Moniak、対左腕でRandal Grichuk、とLFで使い分ければいい。
(Renfroeも長期不振で獲得失敗の選手です。Adellが復帰したら、外野をどうするのか・・もはや8番を打つRenfroeよりもAdellを試してみたいところ)
現状、MLBは右先発投手の方が多いので、Moniakがスタメンに名を連ねることが多くなるはずです。(Moniakの休養とコンディション維持にもちょうど良い)
GrichukはTradeでCronと同様に獲得しましたが、完全に失敗案件です。[守備の悪さ、攻撃指標の大幅な低下。。。]

Randal Grichuk                GO/AO       
COL .308  .365 .496  .861  B 非常に良い 0.71 空気の薄いクアーズ・フィールドでフライアウトが多かったのが、
LAA .169  .189 .352  .541  G 非常に悪い 1.56 引っ張りのゴロキングになっている
差  -.139 -.176 -.144 -.320


 今日のスタメンを見てもLAAは適材適所になっていない。(GrichukのTrade時の契約内容でスタメン保証があるのかもしれないが・・・。)
ネビン監督の無能さとミナシアンGMの愚かさが際立つ陣容です。

 Grichukを獲得したきっかけは、Wardの顔面死球[7/29]でしたが、LFは大幅なダウングレードになってしまいました。
Taylor Ward 7月 20G .304 .424 .623 1.047 A 素晴らしい

 大谷の打順ですが、Troutが二番を好むので、ネビンが決断しない限り、このままになるでしょう。
Mike Trout
2番 .262 .363 .498 .860 58G
3番 .269 .390 .487 .877 22G 実はTroutは今季、3番を打つ方が、ほんの少し成績が良い。

大谷翔平
1番 .450 .478 .900 1.378  5G 成績だけ見れば1番が最も良いが、サンプル数が少なく、特殊な状況。打席は多く回るが、メンタル的に出塁を意識してしまう。
2番 .341 .464 .753 1.217 62G チームで1番良い打者が2番を打つというのが通例。大谷が2番を打つなら1番は右打者が望ましい。
3番 .256 .335 .549 .884 56G 3番だとより打点を稼げる可能性があるが、2out無走者という場面で回ってくる場合も。

 この問題は、結局のところ、出塁率が高く足の速い1番打者を用意できなかったLAA側の問題なのです。
「2.Trout-3.大谷-4.Rendon」という高年俸な中軸をフルに活かすには、その前を打つ1番打者の人選が、残りの打者の人選よりも重要です。
出塁率が高い打者は、四球を獲得できる=選球眼と忍耐力が良くないといけない。メンタルとしては自己犠牲的な精神、四球をヒットと同様に評価できるチーム内の合意が必要。
1番打者は四球で出塁し、今季有利になった盗塁で二塁に進めば、「2.Trout-3.大谷-4.Rendon」のいずれかの単打で得点できる(打者のプレッシャーは少ない)。
2番打者が進塁打を打てれば、3番打者が犠牲フライか、弱い内野ゴロで得点できる。(打者のプレッシャーは最も少ない)
ヒットが必要のない最もシンプルな得点パターン、1.四球-1.二盗-2.進塁打-3.犠牲フライで1得点です。
TroutとRendonの長期契約で残りの打者の年俸が制限されるなか、LAA攻撃陣の選択肢は(他球団が効率的にやっている)「スモールベースボール」しかありません。
エンゼルスの打席でのアプローチは実は、同様に打撃不信に陥っているNYYと同じなんです。(現LAA打撃コーチ[2023-]は、元NYY打撃コーチ[(2016)-2018-21])

ヤ軍41年ぶり9連敗に「情熱を感じない」 43年ぶり最下位危機…一発狙いの貧打に苦言 https://full-count.jp/2023/08/23/post1432218/

 この両チームの共通点は何か? それは選手を指導したコーチと球界を代表するスラッガーがいる点です。
NYY ジャッジのように 本塁打を打ちたい。(狭いヤンキースタジアムではなおさら)
LAA 大谷のように本塁打を打ちたい。

 でも残りの選手は、ジャッジや大谷翔平のような強打者なのか?・・・つまり、この齟齬こそが両チームを苦しめている。
回、点差、相手投手、走者、カウント、試合の流れ、チームの最近の打撃成績に応じて、打席ごとにアプローチを変えるべきなんです。

 LAAの初球から振りに行く(結果的にボール球でも振り抜く)アプローチでは、(HR狙いのため)率が低く、絶対にポストシーズンを争うチームには勝てない。
結果、相手投手の球数が少なくなり意外に好投し、味方投手をも苦しめる(イニング間で休めない) 現在の結果になっています。
現在の打撃不振は、明確に打撃コーチの責任、打撃コーチをリクルートしたネビン監督の責任と言っていいいでしょう。


 今日の試合は、大谷選手は3打数0安打1四球2三振でしたが、休日明けで少しメカニックが狂っていたと思います。(休日明けはその傾向がある)
また、明日のDHのデーゲームの前日練習もあり、体力や意識が投手大谷に割かれていたことでしょう。(登板前日は成績が悪くても仕方がない)

 しかし、LAAの野手の打席での規律は相変わらず酷い。初球打ちで凡退し、少ない球数で相手投手を助け、長いイニングを投げさせてしまう。本当に酷い。
これは先日のTBR戦でより鮮明になったでしょう。(TBRは我慢強く、追い込まれてもファウルで粘り、逆方向にライナー性の当たりを打ち、単打でつなぐ)


 試合は5回表、3-1でLAAがリード。[Giolito:投球前 62球]
8番打者 先頭打者 ストレートの四球 3-0[4]☓
9番打者 0-2[3]◯ 三振★ → 1out一塁
1番打者 1-2[4]◯ RF前HRF:Renfroeが判断を誤り、前方へダイビング-二塁打になり、1out二三塁のピンチ。(自重し単打で止めていれば、1out一二塁)
2番打者 0-2[3]◯ 三振★ → 2out二三塁
3番打者 2out二三塁 一塁ゴロ。ルーキー1B:Schanuelの捕球エラー、なんと2失点し、3-1から3-3の同点に。(最速の打者走者に対し、ベースへ急ぐあまり、致命的な捕球ミス)
その後、そのまま3-4と逆転され、Trout復帰、3HRが飛び出す良い雰囲気の試合が完全に壊れてしまいました。

LAAはこうした致命的なエラーが多すぎる。(シーズン前半、自責点の付かない失点数がMLBでも指折りだったはず) 先日のSandoval登板のルーキーCF:Adamsの落球も記憶に新しい。

 明日の大谷先発第1試合は、デーゲームで暑く厳しいコンディションなので、球数が増えるエラーは、絶谷に避けないといけない。
ダブルヘッダーでリズムよく、球数を抑え、イニングを長く投げたいところです。
三振数にこだわらない。四球を抑え(盗塁させない為)、打たせて捕るピッチングが理想的です。
リーグの異なる交流戦は、データや対戦経験の少ない投手側が有利です。(今日のGiolitoも過去、苦戦していた中、好投した)


ダブルヘッダーで第1試合で二刀流をするなら、第2試合は休養or代打待機。
ダブルヘッダーで第2試合に出場したいなら、第1試合は、先発専念/DH放棄、が良いと思われます。

 この既に沈んでいるLAAというポンコツ船と大谷翔平は運命を共にしてはいけません。
健康第一、コンディション第二、個人成績第三、チーム成績第四、くらいの優先度で、いいでしょう。

8/07(月) SFG(H) 第1戦

2023-08-08 | 試合の感想
Game Day https://www.mlb.com/gameday/giants-vs-angels/2023/08/07/717090/

・大谷翔平 4打数2安打(単打から二盗、足で単打を二塁打に変換) 1盗塁 いずれの安打も盗塁と走塁で得点圏に進む。
      Webbの投球はほとんどが低めのゾーンに集まり、HRボールは大谷の打席ではなかった。
      右アンダースローの Rogers, Ty の打席では真ん中高めSL[73.7]を捉えたが、角度が付きすぎ右翼フライ[106.2mph 54度☓ 296ft] となった。
      先発登板予定日の前々日に積極的に足を使い、明後日の登板日のスタミナが心配される。

・試合途中まで負けパターンだったが、相手の外野守備の複数のミスで得点を重ね、【3-2】最終回のSave機会で抑えのEstevezが登板。
 単打-四球で0out一二塁 SFGはBuntせずヒッティング。
 LF前にフライが上がったが、Randal Grichukがもつれた足でボールを追い、そのままダイビングして転倒、ボールも後逸、1塁走者が帰り、一挙2点を失い、3-4と逆転される。

Randal Grichuk [31-360d] LF守備DRS  27.2 ft/s(平均的な走力)
        回     PART  GFP/DME  OF Arm  Total Runs Saved
2014~2023 1021.1    3    -3      -2      -2  
2021~2023  172.1    -5    -1      -2      -8        Worst 11位  ※Justin Upton Worst 5位

 Grichukが以前もあったような同じプレーを、繰り返してしまうということは、状況判断が拙いタイプのプレイヤーのようです。
現時点で言えるのは、消極的で鈍重なLFだったWardよりも、守備でLAAの足を引っ張っていることです。Escobarと同様、守備能力の低い野手は採るべきではなかった。
記録はError(後逸)ではなく、二塁打になっていますが、致命的なタイムリーエラーです。【3-2】→【3-4】。
 この場面は、捕球できるふりをして前に落とし、二塁走者を騙して0out満塁とするのが賢い外野手でしょう。
最悪、ボールを制御できず、二塁走者が本塁に帰っても、0out一二塁であれば、まだなんとかなったかもしれない。

 現在、抑えのEstevezは自身を失っているようで、4seamの制球が出来ていないようです。先のSEAシリーズ初戦で、満塁弾。今回のSFGでSave失敗と流れが非常に悪い。
(流れを決めるシリーズ初戦を落とす。) 現在、ILのBen JoyceかSam Bachman が健在であれば、Estevezは抑えの役割を一時的に外されたことでしょう。
 本来ならば、この2試合で勝利し7連敗とはなっていなかった。連敗が続くと先発投手と打撃陣に強烈なプレッシャーがかかります。
昨季の14連敗も、抑えのイグレシアスが打たれたのがきっかけで始まったかと思います。勝っていた試合を抑えやブルペンで落とすとメンタルダメージが大きい。

 ポジティブな点をあげると、2試合連続で先発が試合を作った点。Moniakに守備で同点弾を防ぐHR Catchが出た。
ネガティブな点は、控え野手の層が薄く、スタメンを交代しにくいことです。(Moustakasはかなり疲労が溜まっているように見える)

 まず必要なことは連敗を止めることです。

1.先発投手が試合を作る。(QSを目指す。先に点をやらない。できるだけ長いイニングを投げる)
2.野手は守備のミスをしない。
3.打線はできるだけ早く先制点を。(先制-中押し-ダメ押しと追加点が重要)
4.走塁のミスをしない。
5.後はブルペンが抑えてくれるのを祈るだけ!

 現在のLAAはどうにもならない状況ですね。