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NY留学から帰って早5年の41才、バツイチ、旦那なし、負け犬の私がついに『SATCロケ地マップ』を完成させました!

芸術の秋「オペラ蝶々夫人」で"怒"

2005年09月10日 | 日記
友人の関係で、日本で初めてのオペラへ。日本のオペラはものすごい高い!というイメージだけど、今回は有名な題目をダイジェストで見せるという”オペラ入門編”のようなものでした。恥ずかしながら「蝶々夫人」のストーリーも知らず出かけてしまったわたし。
ひろみ!行くわよ!」「はい!お蝶夫人
ならわかるんだけど。。。。考えてみたらこの子たち高校生よね。高校生で「お蝶夫人」?!今思えば不思議な世界だわ。


さて「蝶々夫人」を見ていて驚いた。「なんですって?!」という話なのよ。アメリカ海軍のピンカートン(P)が長崎にいるとき当時芸者だった蝶々さんを100円!で買いました。その時すでにPはアメリカでも結婚が決まっていたのにもかかわらず。蝶々さんその時15才。Pとの結婚を鵜呑みにし、そのご日本を離れたPをなななんと3年も待っていたのです(涙)しかもPの子供を育てながら。。。15の子供つかまえといて、やる事はやって帰ったのね!!その3年後、Pは妻と共に日本にきて、その子供を引き取りに蝶々さんの家までやってくるの。しかもそんなところまで妻もつれてきて、蝶々さんその妻を見てすべてを悟ります。で、父から受け継いだ刀で「名誉をもって生きる事の出来ない物は、名誉を持って死ね」の言葉に沿い命を絶つ。というわけ。世界的にも有名なこのオペラのおかげで、日本人女性のイメージが「貞淑でおとなしく我慢強くて尽くす大和撫子」のイメージを作っているんだな~と実感。しかし!!ひどい!ひどすぎる!今の私が蝶々さんだったら。。。。アメリカまで追いかけ、探偵をつかって事実関係を調べ上げ、裁判を起こし、多額の慰謝料と、チャイルドサポートをもらうわ!!っていう所なんだけど、蝶々さんこの時18才だもの。なにも出来ないわよ。でも死ぬ事なかったのに。。。でも勉強になりました。「いかに男の本心を短期間に見抜けるか」がポイントかしら。私の場合、いまから3年誰かを待ったら40才だもん。早くて3日。せめて3週間で見抜きたいわ!!


その後「男ってひどいわ!」とぶつぶついいながら金曜日の銀座へ。@友人Kさんの店マルコナ。猛獣に食べられた後のようなイベリコ豚君が迎えてくれました。骨に近い所がもっともおいしいとのこと。もちろんおいしかった!!
オペラを見て、銀座の友人の店で飲んだくれるなんて、なんて贅沢な芸術の秋なんでしょう!!男なんかいなくたってこんなに楽しいじゃないか!!しかし!この日はオペラ用でちょっとおしゃれしていたの。そしたら帰りにナンパされちゃったもんね~!「一杯だけでもいいからお茶のみませんか?」だって。「いや、終電だから」と顔見たら、韓国映画スターのようなイケメンで「本当にダメですか?」と食い下がってくるから「ごめんなさい。終電なのよ。」とにっこり微笑みかけて風のように立ち去った私。名刺もらっとけばよかったかな。