goo blog サービス終了のお知らせ 

思いつくままに

日記のようなメモのような日々思いついたことなどを書き付けていこうと思います。

セザンヌ主義

2008-11-30 14:37:56 | 展覧会

用事のついでに寄ってきた。

ピカソが敬愛の心を示して「父」と呼んだという。ベルナール・ドニ、マティス、ヴラマンク、ピカソ、ブラマンク、モディリアーニ、日本人では岸田劉生、安井曽太郎、佐伯裕三など多くのセザンヌに影響された画家の絵も同時に展示された。






ガルダンヌから見たサント・ヴィクトワール山







りんごとナプキン







ウルビノ壺のある生物



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「巨匠ピカソ」展

2008-10-10 12:00:41 | 展覧会
              ドラ・マールの肖像 1973年

「天才」と言われるピカソの秘密が少しはわかるかと思い見に出かけた。
悲劇的な「青の時代」すべてを幾何学的に分解する「キュービズム」と説明を聞きながら見ればまあまあ理解するとして、「シュールレアリスム」を理解するのは、私には無理。

たくさんの女性を愛し、その女性たちがとても美しく描かれていたのはうなずける。




肘掛椅子に座るオルガの肖像 1918年





包帯を巻いたフランソワーズ 1946年





マリー・テレーズの肖像 1937年




膝を抱えるジャクリーヌ 1954年

ピカソの愛した多くの女性の中で彼女だけは自分の意思でピカソから離れていったということが角ばった絵からよくわかる気がする



自画像 1901年

20代に描かれたという自画像は憂鬱そうな顔をしていてとても20代には見えない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェルメール展

2008-09-10 22:50:40 | 展覧会

あまり遅くなると込んではいけないと思いフェルメール展を見に行った。上野駅で入場券を買ったら1時間待ちですと言われ覚悟して都立美術館に向かった。途中案内に30分待ちとあり、美術館に着いたら20分待ちとなった。それでもちょうどお昼時で皆さんお食事中と見えて15分と待たずに中へ入ることができた。

今回は風俗画の傑作「ワイングラスを持つ娘」、風景画「小路」、近年フェルメール作と認定されて話題となった「ヴァージナルの前に座る若い女」、「マルタとマリアの家のキリスト」、「ディアナとニンフたち」、「リュートを調弦する女」、「手紙を書く夫人と召使」のフェルメールの7点が目玉。それぞれの絵に丁寧な説明があって見る楽しさも広がる。

前回の国立新美術館のときにはひとつだけ、それも離れたところに展示してあったのでよく見ることができなかったが今回は近いところで見えるように展示してあってよかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静物画の秘密展とミレイ展

2008-09-03 14:26:13 | 展覧会

荒れたお天気が鎮まった月曜日に六本木と渋谷の美術館を訪ねた。しばらくぶりに暑さが戻ってきて、外は暑いので六本木の駅から地下道を通ってゆくと、東京ミッドタウンのの地下に出た。何やら大きな石の置物があったり、ふらりと寄り道もしたかったが、次に回してまずは国立新美術館に。

ブリューゲルの花はたくさんの季節の違う花がどの花も見えるように描かれている。楽器についたほこりまで描かれているのはバスケニスの「トロンプルイユ」という手法だそうだ。デ・ヘームの果物はみずみずしく手にとって口にいれたくなるほど。ベラスケスの「バラ色の衣装のマルガリータ」は近付いてみるとかなり大胆な筆使いなのに少し離れてみればドレスもガラスの花瓶の輝きもとてもきれいだった。





渋谷のbunkamura美術館ではミレイ展をみた。
ジョン・エヴァレット・ミレイは19世紀イギリスにおいて歴史画、風俗画、人物画、風景画のジャンルで最も重要な画家であった。

娘をモデルに描いた緊張して聞いている「初めての説教」、そして退屈して居眠りを始めた「二度目の説教」はかわゆく楽しい。細かく周りの緑の草花が描かれた「オフィーリア」は川に落ちてスカートにしみこむ水の重さで沈んでゆくオフィーリアが物哀しくそして綺麗に描かれていた。ロンドン留学中の夏目漱石もこの画を見て感銘を受けたという。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コローのモナリザ

2008-08-07 11:47:11 | 展覧会

コローは「黒っぽいもやもやとした森の絵」で覚えていたので、「コローのモナリザ」というポスターの言葉につられて見に行った。
初期のロマン主義的風景からイタリア留学後のレアリズム時代そして煙るような詩的な表現へと移る様子がわかるように展示されていた。
コローの芸術に深い影響を受けたというルノワールやモネ、シスレー、ピカソ、ブラックなどの作品も同時に展示されていた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする