上着を脱ぎたくなるような暖かい一日をゆっくりと展覧会を見て過ごした。東京都美術館のオルセー美術館展は、しばらく会わなかった友人に会ったようで楽しかった。オルセー美術館開館20周年を記念して19世紀後半の豊穣な美の世界と時代精神を浮彫りにしますという事で、マネ、ルノアール、セザンヌ、ゴーガン知った名前の絵がたくさんあった。セザンヌの「サントビクトワール山」はエクサンプロバンスについたときに見て後でゆっくりと思っていたらそれきりみることが出来なかった事を思い出しながら見た。ギュスターブ・モローの「ガラテア」は本当に綺麗だった。
東京国立博物館では「悠久の美」と題して紀元前4000年頃から10世紀までの中国国家博物館の名品といわれるものが展示されていた。
帰り際に国立科学博物館に寄ってみた。「3Dミイラシアター」が呼び物のようだったがちょっと期待はづれ、わたしは本物のミイラの中身が見たかった。