草津の温泉に入って翌朝一番に「重監房資料館」に行きました(2014/5/6)
「重監房資料館」は草津町の国立ハンセン病療養所「栗生(くりう)楽泉園」に
4/30に開館したばかりでした。
「重監房」とは特別病室のことですが、それは名ばかりで実は
全国の療養所から「反抗的」とされた患者たちを収監した監房です。
人々に「草津送り」と恐れられました。
今は建物の基礎部分を残すのみで
資料館の展示室には原寸大に再現された建物が展示されています。
「重監房」は差別と偏見だらけのハンセン病隔離政策を象徴する建物です。
国家だけでなく国民の「負の遺産」として後世に伝えましょう。
現在もこの療養所で暮らす元ハンセン病患者さんが作ったお庭が
とてもきれいなのが幸いでした。
~つづく~