しろくまハリきゅう院 しろくまリハビリマッサージ (旧‘しろくま治療院’)

しろくまハリきゅうとしろくまリハビリマッサージの院長のブログ

ひと休み 475

2009-07-12 06:56:36 | ピクチャー

飛騨高山に来たなら

合掌造り(がっしょうづくり)を見て帰らなければ損でしょう

偶然池にできた、桜の花びらでできた芸術

5月の連休の白川郷(しらかわごう)には

まださくらが咲いていました

富山県の五箇山(ごかやま)を含む

岐阜県白川郷の合掌造り集落は

1995年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました

民家もお店も合掌造りです

高山からバスの直行便が出ているのでそれを利用します

近くを走っている高速道路(東海北陸自動車道)も

飛騨トンネルの完成により全線開通していて

そのせいか車を利用する観光客が多いのですが

駐車場の入り口で相当渋滞するので

車を利用する人は

スケジュールに余裕を持って出発した方がいいでしょう

和田家住宅(わだけじゅうたく)

中に入れます

私は他の合掌造りに入りました

入ってみて驚いたことが2つあって

ひとつはその建物は5階建だったこと

見た目より高層住宅です

そしてもうひとつは

上に上がっても空間がぜんぜん狭くならないところです

息苦しい屋根裏部屋のイメージはありません

良くできています

壁というよりか

屋根の裏というか内側というか…

合掌造りは江戸時代から始められた養蚕(ようさん)のため

屋根裏に棚を設置したのが始まりといわれています

屋根裏の床面積を拡大しようとして

この急な角度を持っている

特徴的な茅葺屋根(かやぶきやね)になった

と考えられています

合掌造りを守る地域住民の連携形式の「結(ゆい)」により

補修や茅葺の葺き替えが

30年~40年に一度行われています

屋根をすべて葺き替えるには

村中総出で最低2日はかかるそうです

小山の上からの集落の眺め

目線を変えるとちゃんと雪山が見守っていました

 

・・・これで今回の旅は終わりです

遅い更新のペースに付き合っていただき

ありがとうございました

~完~