白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

フッキソウ(富貴草)

2012-05-01 16:00:51 | 樹木の観察

         フッキソウ(富貴草)ツゲ科

山野の樹林下のやや湿った所に多く生える、高さ20~30㎝になる、常緑小低木。茎の下部は地面を這い地際から斜上する。

開花時期: 4月末~5月。 分布:北海道、本州、四国、九州  用途:庭園樹 グランドドカバー

和名の由来: 葉が常緑で、よく成長して株がどんどん増えていく様子を「富」が増すとみなし、

         白い宝石のような実を貴金属とみなして「貴」の字をあてた。(神戸・六甲山系の樹木図鑑

 撮影 萩の里自然公園 2008/04/21

 撮影 萩の里自然公園 2012/05/01 群生する事が多いようだ。

 撮影 萩の里自然公園2007/05/15 雄花は茎の上に密につき、下に2つに分岐した雌花が数個つく。

   どりらも花弁は無い。   

  

 森の真珠 フッキソウの実 撮影 萩の里自然公園2004/10/23

 秋に実が白く半透明に熟す。エキノコックス症&毒性のアルカロイドを顧みず一粒口に含んでみると、みずみずしくほのかに甘かった。

  エキノコックス症について北海道立衛生研究所 

犬や猫などペットなどから人に感染するケースが増えてきているそうです。(犬や猫の感染症 

アイヌ語名:ユクトパキナ 

アイヌ民族の利用:主として薬として使用したようだ。 

葉:腫れ物に葉を暖めて患部に巻いた。便秘や胃痛に葉を煎じて飲んだ。利尿剤として温湿布に用いた。 

茎・葉:風邪に単独で又はキハダの皮と共に鍋の中に入れ煮立てて、湯気の所へ衣類をかぶって発汗させた。産婦人科の病気に煎じて飲用。 

果実:唇の荒れにつぶして塗付。 

 

 

 

 

 

 

 

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